意外と古い？愛媛の歴史

デザインの現場 2006年 12月号 [雑誌]

『ホテルをつくる』というタイトルに惹かれてパラパラめくった雑誌。
でも、「へぇ～」と思ったのは別の記事。
『Ｊリーグクラブのエンブレム』(こんなタイトルだったかな？)

その記事では、Ｊリーグ(各クラブ)のエンブレムについて、

誰がデザインしたのか？
いつから使われているのか？
どのようにして登録されるのか？

などのコネタが掲載されています。
この記事によると、愛媛のエンブレムは94年からの使用。
先日Ｊ１で優勝した浦和は01年から(93年から使われていたものは別)、
Ｇ大阪は96年から使用されています。
愛媛には、Ｊが開幕した93年当時のクラブに次ぐ歴史があったんですね。

ちなみに、愛媛もＪ加盟時に若干エンブレムの変更がありました。
(これに気が付いていた人は、かなりのツウ！)
記事でも書かれていますが、グッズなど商品化のしやすさや、見易さなどの点から、Ｊに登録する時に若干の変更があったわけです。

「やりたいことがあってもできないことがたくさんあった」と亀井社長が何かの記事で語っていましたが、こういう些細で、しかし煩雑な作業を繰り返した今季の愛媛。ピッチの上で選手たちは検討しましたが、クラブとしてはＪ初年度を終えて、もしかしたらようやくＪのスタートラインに立ったのかもしれません。

【Ｊリーグ百年構想】
先ほど「歴史」と言う言葉を使いましたが、大きな目標に向かっているサッカー界のなかでは、まだまだ無いに等しい愛媛の歴史。しかし、100年先の壮大なビジョンに向かっていけば、サッカーが、スポーツこそが「美しい国」を作るのかもしれません。
次の世代にも恥ずかしくない、新しい社会を。