SurfingU?

wannabe surfer girl's free and laidback lifestyle

友人です

2011-04-26 | Tohoku
期間限定のUPらしい。
1:22位に、リラクゼーションチームの2人がでているぅ。
6:33くらいからインタビューを受けてる人、友達です。
誇りに思える人達です。

【東日本大震災】密着・ボランティアの一日

Let's do ボランティア活動 - 追記: Let's be considerate!

2011-04-20 | Tohoku
書かなくてもいいかな、と思ったけど、
一応、現地に行ってボランティアする前の留意点を少々、、、。


なんでボランティアに行くのか自覚のない人や、「この仕事はしたくない」と選り好みする人、
順応性がなく、「これがしたいんだ!」をごり押しるする人、
現地で頑張っているボランティアの迷惑になる可能性があるので、やめておきましょう。
(「こんなのをしてみたいのですが?」の提案は必要です)
「ありがとうと言ってもらえるから」というのをすっごく期待する人もplease don't go.
実際、避難所に入って、マッサージの必要はないか声かけをしたら、
やや迷惑そうな表情で「結構です」のジェスチャーをする人達もいました。
そこで「せっかく善意できてるのに」とイラっとするは、現地に行かないで募金に徹しておいた方がいいです。

逆に、「私は役に立っていないのかもしれない」と落ち込んで自分を責める人、
「被災者は、もっと辛い思いをしているんだから」と無理をしてしまう人も、後方支援に回った方が精神的にいいかもしれません。
被災者と直に接する4日間過ごしたのですが、正直なんて言っていいのかわからない発言に何度も直面しました。
例えば、「助かって良かったのか分からない。つらい。生き延びなければ良かった」って私につぶやいたおばあちゃんがいました。
海岸沿い、そして三陸海岸の町に行くことになれば、本当に悲惨な現場を目の当たりにします(4/14現在)。
避難所も、場所によっては空気が本当に重い。

家や車といった物だけではなく、日常生活が流され、思い出がなくなったのです。
もしかしたら家族や友人も流されたかもしれない。
それに加えて今は避難所生活。
思い切り泣きたくても、そんなプライバシーもなく、
今はまだ「みんな同じ」「仕方がない」「生き延びた、頑張るぞ!」の力があるかもしれないけど、
ある時ふと喪失感に襲われるかもしれない。
「なんのために頑張らないといけないのだ?」と。
そんな被災者の方に「助からなければ良かった」と言われるかもしれない。
なので、現地ボランティアに行って落ち込みそうな人は、後方支援がいいと思います。

善意の塊なのはわかるけど、その善意が明後日、し明後日の方向に向かわないように、
被災地、被災者には何が一番なのか、を感がえて行動ができれば、問題ないかと思われます。

Let's be considerate!

Let's do ボランティア活動!Let's get involved!

2011-04-19 | Tohoku
被災地以外の都道府県では既にこの震災被害が風化してきていると感じる。
もちろん、下を向きながら引きずる必要なないと思うし、
普段通りの生活をして、経済をまわさないといけない。
でも、東北では風化なんてことはなく、場所によっては3.11とあまり変わっていないところもあり、
今も現在進行形な状況だということを、頭の片隅にでも入れておかないと、
人はすぐに忘れるんだなぁ、って思った。

伝えていかないといけない!!!

もしも現地でのボランティア活動を考え、または悩んでいたら、
私なりの感想をまとめてみたので、チラ見してください。
「今回初めてなのに、何を!」かもしれませんが、
初めて行った人の感想が知りたい人には、逆に良い気がします。


感想。

現地に行くまでは、情報量が本当に少ない。
今は県外ボランティア受付のウェブサイトなどが立ちあがり、
場所によっては個人でも全く問題なくボランティア活動ができると思います。
それでも、最初は本当に情報が少なかった。
災害ボランティアの経験者じゃない限り、震災直後に行くにはなかなか高いハードルでした。
縁があり、四万十塾のリーダーの友人の紹介を経て、現地入りすることができて、本当に感謝しています。

メディアを信じないでほしい。
テレビを見ていると「結構ボランティアいるのかぁ」とか「ダイブ復興してきてる」とか思うかもしれない。
行ってみて、ボランティア、人の手は足りていないと実感。
今、10000人行っても足りない。20000人でも足りない。
交通の便が悪い町、壊滅具合の大きい町は、「まだここまでしか手が入っていないの?!」という状況でした。
たまたまこんなブログにたどり着きました。
4月2日に書かれているけど、10日後に行った私も↑同じように思いました。
私が滞在していた間、停電状態だった場所の一か所に、ようやく電気が通ったニュースを今日聞きました。
「真っ暗だったあの避難所の角が明るくなるんだ!」と自分の事のように本当に嬉しかった。

「行っても迷惑かなぁ」「行っても私に何ができるだろう?」
悩む必要はありません。
1日だけでも行ける人は行っちゃいましょう
もしも災害ボランティアが初めてならば、行く前にトリート雑記を読むことをお勧めします。
一緒に現地にいた方が書いたボランティアの心得です。

「自分が行って、役に立つだろうか?」と悩んでいる人、役に立ちます!
そう思っていることで、気持ちは現地に向かいかけていると思いますよ。
困っている人を助けたいと思う自然の気持ちなんです。
是非、そのまま勇気と自信をもって、現地に行ってください!
北に行けばいくほど(つまり、被害が甚大で未曾有な場所ほど)そして、孤立している集落ほど、人が足りていないと痛感しました。
体力に自信がない人は、お年寄りのお話を聞いてあげるだけでもいいんです。
事実、こんな風に、話し相手、買い物代行、なんていう生活支援のボランティア募集の情報もあります。
「自分には何もできない」「何かできるのか?」と考える必要はないです。
被災者のために活動できる人は、何かしらの形で必ず力になります。

尚、長期滞在のボランティアをサポートするのもとっても重要なボランティアです。
私はそんなボランティアさんに助けられました。
感謝、感謝です。

「ボランティアに行ったら、いただくものが多いよね」
リラクゼーションチームに入る事を薦めてくれた、
上記トリート雑記を書いたTゾーさんが言っていたけど、本当にそうだと思う。

保湿をする。化粧水をつける。
This is something we (well, women to be exact I guess) take for granted.
たったそれだけで笑顔になれるなんて、、、。
今まで化粧水をつけていた女性だけではなく、そんなことしたことなかった男性も
みんな、本当に素敵な笑顔を私に向けてくれました。
そして、帰り際にみんな深々とお辞儀をしてお礼をしてくださる。
「本当にありがとうございました」と。
私の方こそ「ありがとうございました」とお辞儀をさせていただきました。

一緒にいるボランティアチームの人たちも、本当に刺激を受ける方ばかりだった。
自衛隊の人たちの活動を毎日見たけれど、頭が下がります。
マンパワーはすごい!と実感してきました。
そして、メディアの悪影響、政府の行動力のなさを目の当たりにした。


尚、義援金などを募金する事を考えている方々、大きな公的なところより、以下の団体に寄付して頂きたい。
ノロノロと分配を考えているところとは違い、
確実に現地の被災者のためになる使い方を即座にしています。
私はこの目でしっかりと見てきました。ご安心して頂きたい。

四万十塾:高知リスポンス協会 何千食の炊き出しもサラっとできちゃう、とーるさん。
ヒューマンシールド神戸 重機で民家から車を撤去!助さん。
八ヶ岳ピースワーカーズ 闘うスピリチュアル系なお兄さんたち


ふるさと納税制度を賢く使うのもありですね。

上記しましたが、現地に行ける人は、行きましょう。
以前、fundraisingのブログにも書きましたが、
「すごいねぇ」「偉いねぇ」と遠巻きに見るのではなく
「そっか、結構簡単に支援できちゃうのね♪」な参加型のノリでいきましょう!


たとえ現地に行ったのに何もできなかったとしても、
被災地に行って、現状を知って帰って、それを伝えるだけでも、復興ボランティアになると思う。
百聞は一見に如かず
いくら映像をみても、実際に見る光景は全く違う。
メディアが伝えている事と現状は違う。

伝えましょう。

風化させない、忘れない事、それってすっごい大切なボランティア活動だと思います。
私もしつこく伝えていこうと思う。

東北に、本当の春が来るのはまだまだ先の話でしょう。
でも、確実にきていますよ。
一日でも早く、ボランティアのいらない状態になるように、みんなで手をあわせていきたい。


ってなわけで、まだボランティアは必要な状態なので、5月にまた1週間行ってきます!
引き続き、カンパ、支援活動サポート、fundraising活動します!ご協力お願いいたします。




After a storm, comes a rainbow.

東北ボランティア - Day 6 闘うボランティア達

2011-04-16 | Tohoku
現地6日目の朝です。

滞在を1日延ばしたんだけど、それでも活動できたのは4日間だけ。
延ばして良かったし、もっと長くいたいと思った。
やれる事はまだまだあるのです。
でも、とりあえず、一度帰ります。

心身ともに疲れてきても、それを引きずることなく元気でいられたのは、
ここのセンターで笑ってふざけてリフレッシュできたからです。
↓こういった仲間がいたのは、本当に助かりました。


カメラを向けると何かポーズしてくれるAックス。
イカバスターズ、マッドバスターズ、炊き出し。お疲れちゃん♪


電波が悪いので、窓際のiPhonistになってしまったね。
日本語の壁、乗り越えてたよAナ!


支援をすぐに買って出てくれたT&A夫婦。
すぐに「やっぱり現地にいっていい?」「明日行っちゃう?」とフットワークの軽さを発揮。
自分の周りにあなたたちのような人がいて、ホントに嬉しいです。


毎朝美味しいコーヒーをありがとうございました。
助さん、you are da man!


この数日、たとえ行く場所は違っても毎晩のミーティングで顔をあわせたリラクゼーションチームのみんな。
「現場の雰囲気が和むのでアロマのもの、くれませんか?」とタイちゃんに言われたので、
ルームフレッシュナーと化粧水を託してきました。私が去っても役に立ててうれしい。


帰る前にみんなで連絡先を交換中。
ガテン系Sキチさん、色々な仕事をこなしたももちゃん。
(そしてやはりiPhonistなAックス)


英語1文字違うだけで意味がすっごく違いますね。
これこそマサに「想定外」でした。
看板持ってくれてありがとう。笑いに包まれましたよ、マッドバスターズ隊長のGattenさん。


ゴレンジャー3人バージョン。
右から、寮母のイマちゃん。毎回美味しいご飯をありがとう!
N子さん、裏の本部長。お疲れさまでした。私もヘリコプターに乗りたかったですぅ。
A氏、あなたがいなかったらここのボランティア団体に入れませんでした。サンキュー!


しまった、、、。Tるさんの写真を撮り忘れたぁ。
この車の持ち主で、3月12日に宮城県へ向けて出発し、13日から現地で活動しているスゴイ人です。



Thank you so much everyone!
See you again sometime soon!!!

東北ボランティア - Day 5 石巻市内 中学校の避難所

2011-04-15 | Tohoku
現地入り5日目、活動4日目です。

正直、今日はリラクゼーションチームで被災者と関わるのではなく、他の現場でがれきと向き合いたかった。
3日連続で結構悲惨な地域を訪れ、避難所生活をするあの雰囲気を見たくないよぉ
そんな感じでちょっとだけ精神的に疲れてきていました、、、。
でも、昨日5人のメンバーが去ってしまったので、そうもいかなくなりました。
「私の仕事は被災者を助けることなのだ!」
ボランティア最終日。晴れているので、この青空で気合い注入です。
がんばっぺ、石巻!


メンバーが少なくなってしまったので、
まずはAックスに書いてもらった看板でリクルート開始です。
 

ボランティアセンターにて、すぐに鍼灸師1名が名乗り出てくれました!
『いぇい!』(←AKB48風に。なぜかここでのテーマソングになりつつあります

今日は南三陸町チームと石巻市内チームに分かれました。
市内の避難所に行ったことがなかったので、
整体師さん、鍼灸師さん、そしてPTやってる方と市内の中学校へ。

今までで一番大きな避難所です。避難者の総数640人、、、
体育館だけではなく、校舎も避難場所になっています。
この3日間、10人前後位しか施術できてないのに、これは場所の選択を間違えた?!
そう思っていても仕方がない。とりあえず、校舎の3階から攻めていきます。

地元ボランティアのKさん。彼の家は山の中で家屋の震災被害こそなかったけど、
仕事がなくなってしまったので、彼も被災者です。
避難所生活をしている人達を懸命にマッサージして、本当に働き者です。


北九州からやってきた鍼灸師さん。
勤めていた病院を辞めて4月から開業しようとしたら地震で開業が遅れることに。
「ある意味良いタイミングでした。こうしてボランティアに来れることができて良かったです」
とっても前向きな方です。
彼のマッサージを子供たちが面白そうに見ていました。


私は、最初に入った部屋からいきなり3人マッサージ。
おばあちゃん、その娘、そして高校生位の孫娘。
やはりアロマは女性の心を惹くようです。
「化粧水なんて、被災してからつけてなかった。全て流されてしまったからねぇ。」そう言っていました。
保湿する物は最近の物資にはあるようだけど、使っている間もなく時が経ってしまったようです。
今はシャワーを浴びられるとはいえ、海水に浸かってなんとか生き延びてそのまま避難所生活。
保湿に気をまわしている余裕がないのが現状です。
みなさん、本当に肌が乾燥していました。

アロマ?オイルマッサージ?化粧水?
そんなの女性のものだろう、と思っている男性はたくさんいるのですが、
この3日間、男女問わず喜んで頂いています。
本日もそんな遠巻きに見ている男性がいたのですが、
同室にいた2人の女性の協力もあり、半強制的に施術に入りました
私を含め女性しか周りにいなかったので、強く勧められるまま観念した男性。
照れているのか、うつ伏せ状態で腕のマッサージを開始。
するとすぐに「良い匂いだなぁ」と言ってくれて、どんどん話し始めたのです。
娘さんがネイルアートをやっている事。
息子は都内の大学にいっている事。
私にもたくさんボランティアの事や私に対して質問をしてくださって、
「ボランティアさんの方が俺たちよりも大変な生活してるなぁ」なんて心配までして頂きました。
化粧水を使って、洗顔代わりに顔をふき取ったのですが
「いやぁ、気持ちいいなぁ。香りってバカにできないんだねぇ」と大変喜んでくれました。
そのまま寝てしまう勢いでリラックス。
私としては「よっしゃ!リラックスさせた!」という気分になりましたyo

午後も女性がたくさんいる部屋で全員にマッサージができました。
そこにいた1人の80代のおばあちゃん。
「化粧水なんて地震以来だよ。私は津波があるまで毎日欠かさずに化粧してたんだよ。みんな流されちまった」

「流されてしまった」という言葉をここではよく聞く。
聞くたびに、本当に心が痛くなる。
私はもちろんそんな事は未経験なので、何て言えばいいのかわからない。
でも、話を聞いてもらって、相槌を打ってもらうだけで、特に年配の方は嬉しそうなんです。

男性にはなかなか分かりづらいかもしれませんが、
若いころから何十年も毎日化粧をしていたのに、その化粧道具が全て流され、
いつも通りに化粧ができないというおばあちゃんの苦痛を思うと、また泣きそうでした。
つまり、日常が流されたのです。
でも、「いやぁ、化粧水つけただけで30年若返ったよ。ほら、見てよ(ととなりの60代のおばさまを見る)。50代になっちまったよ」
そういって豪快に笑うおばあちゃんをみて、私も元気をたっぷりともらいました

Day2のブログに、日常では聞かない高校生の話を書きましたが、
この避難所でも、普通の井戸端会議では聞かない内容の会話をする女性2人がいました。

女性A「いやぁ、私は大したことないよぉ。胸までしか海水に浸からなかったからねぇ。」
女性B「でも、私も頭まで水に浸かって2人助けたけど、みんな助かったから大したことない。良かったよぉ。」
女性A「あの日の海水は油も混じっていたから、夜に光っていたねぇ。」
女性B「不気味だったねぇ。」

この2人、自宅のがれきを撤去しながら、避難所生活を続けています。

今日は合計で14人の方々にマッサージができたけど、
体育館は行けなかったし、校舎もまだ周りきれなかった。
明日も来てもうすこし頑張りたいけど、もう帰る日。ごめんなさいぃぃぃ
でも、週末の明日は10人の団体がくるというので、
この中学校にきてもらうようにアレンジしておきました

学校の校庭。鯉のぼりが風に揺られて元気よく泳いでいたのが印象的だった。

東北ボランティア - Day 4 三陸海岸 牡鹿半島 雄勝町

2011-04-14 | Tohoku
現地入り4日目、活動3日目です。

本日は硯(すずり)で有名な雄勝町に行ってきました。
こちらも地図を見て頂ければ分かりますが、三陸海岸、東の海に面している港町、
リアス式で湾が入り組んでいる分、津波の影響も大きく、壊滅状態になってしまった町。
ここも、最低でも20mの高さの津波がきていた痕跡がありました。
3日連続でこのような場所に来ているので、正直やや辛くなってきました、、、。

雄勝町に行くまでの道、北上川の河口付近は、損壊状態が激しく、
水没した道路には鉄板が敷かれ、そこを車が行き来しています。

この映像を見れば、この辺りがどれだけの被害を受けたか分かって頂けるでしょう。


この橋↑は、私が通った時、このように↓(って写真が小さくて見えないか、、、)左端が崩壊していて、壊れた部分が川から飛び出していました。


尚、この写真、私が撮った唯一の災害の写真です。
初日に行った南三陸町の壊滅状態は、とてもじゃないけど写真を撮るなんてできませんでした。
2回目に情報として撮ろうとしたのですが、ここから逃げた人たちと話し、
たくさんの方々が亡くなり、行方不明者がまだいると思うと、カメラを向けられなかったです。
雄勝町も「これは逃げ場なんてないよ。」という入り組んだ場所で、
自衛隊の方々がご遺体を懸命に探し、
今ではがれきの山となってしまった自宅跡から思い出の品を探している人達がたくさんいたので、
やはり情報としての写真すら撮れなかった。
でも、現地にいない人に伝えるためには写真を撮っておくべきでした、、、。


今日のメンバーは整体、鍼灸、タイ式マッサージ、足つぼ、大工、そしてアロマの私の計6人体制。
雄勝町のボランティア担当の方と話し、まずは15人位の被災者がいる場所へと動きました。
たまたま茨城からきた美容師軍団と一緒になり、
散髪→マッサージ、またはその逆、という具合に被災者の方たちにはフルコースを堪能していただけました。


私はハンドマッサージと顔に化粧水をつけるのが担当になりつつあったので、
足つぼの方と一緒にタッグを組み、顔、手、そして足を同時進行でマッサージするパターンを生み出せました!
ボランティアの数が石巻に比べるとものすごく少ない地区。
なので、被災者とはいえがれき撤去などの作業をしているので、みなさんお疲れ。
しばし極楽の世界を楽しんで頂けて、チーム一同嬉しかったです。

こちら、タイ式マッサージをやっているから「タイちゃん」と呼ばれるようになったWさん。
そして、みんなの笑顔を撮りにバイクでふらりと東京からやってきたD君。


そして、例の大工さん。今日のお仕事は、、、。
なんと、蒔き割りです!なんでもできる人だなぁ。。。
タイちゃんとD君もお手伝いです。


とてものどかな避難場所でしたが、話を聞くと過酷です。
この丘に駆け上がってきた人が助かった、という場所なのですが、
「3月11日は山の中に駆け上がり、雪の降る中、一晩山で過ごした。」
とても小さな避難所なのに「しばらくは120人位がいた。」と言うのです。
電車で立っているのとはわけが違う。どうやって過ごしていたのか聞くと、
「子供や女性は建物の中に、男性は(屋根だけはある)外で寝泊まりした。」
まだ雪の降る凍える東北の夜に、信じられません。

今は比較的若い方が残っています。すごく前向きな方たちで、ずっと楽しい笑い声が聞こえてきました。
「化粧水なんて初めてつけたよ。男前になっちまったなぁ」なんて言ってくれて、
こちらがたくさん笑いと元気を頂きました。
「避難所とは思えないでしょ?」
そういって、散髪してもらってスッキリした表情の男性が、去り際に言っていました。
でも、夜静かになったら、違う顔をしているのかもしれない。
この人達が元の生活を取り戻せるまで、この笑顔を見て安心しきってはいけないんだろうな、と思いながらここを去りました。


さて、ランチ休憩をした後は、津波の被害はなかった、ほんの少し上の山の中にある集落へ移動。
ご覧のように、のどかな田舎の風景です。


でも、こちらの方々も被災者に変わりはありません。
電気がきていないので、発電機で朝3時間、夜4時間しか電気が使えないし、
流されてしまった雄勝町の診療所や店に買い物に行く事ができなくなってしまったのです。
復興しつつある石巻の市内までは30km。
ご老人の多いこの地区では、町まで出ていたバスがなくなってしまったのは一大事です。
避難所には医師団や物資が行くけれど、こういった集落は見落とされがちです。

休むことなく働き、乾燥しきった腕や手を丹念にオイルマッサージしてきました。
寡黙な頑固おやじっぽいおじいちゃんも、気持ちよさそうに、オレンジの香りを楽しんでいましたよ。
おしゃべりなおばさま、おばあちゃんが多かったので楽しかったのですが、
たまに方言がきつくて何を言っているのか分かりませんでした
でも、とりあえず相槌をうつタイミングはわかったので、「そうですねぇ」とだけ言いました。
ごめんね、おばあちゃん、、、。

ちなみに、ここでの大工さんの仕事は包丁研ぎでした
家にあった4丁全てを研いでもらったおばあちゃん、
「これで死ぬまで包丁と研がないでいいわぁ」と豪快に笑っていました。
自分ではなかなかきれいに研がないですからね。おばあちゃん、良かったね


壊滅した町にも、春は確実にやってきていました。
自然の力は脅威だけど、驚異です。

 

東北ボランティア - Day 3 南三陸町、ベイサイドアリーナの避難所

2011-04-13 | Tohoku
現地入り3日目、活動2日目の朝です。

突然の参加を決めてくれたT&A夫婦。
今日は3月11日からまだ誰も手をつけていない北上川近くの中学校の泥出しに行くそうです。
(マッドバスターズ隊長のガッテンさんのブログを見たら泥だしの様子が分かると思います。)
彼らは本日帰宅なので、ここでお別れです。
お疲れさまでした!湘南でまた報告会しましょうね!


他の部隊も着々と今日の準備を始めています。


私は昨日と同じ南三陸町へ。
整体師さん6名、タイ式マッサージ師1名、足つぼマッサージ師1名、美容師1名、大工さん1名と私、の計11名。
今日はベイサイドアリーナという大きな避難所へ行くので、チーム構成も大きいです。

途中、自衛隊の白バイ発見。マニアがいたら喜びそう。


避難所になっているベイサイドアリーナは2階建。
大きな建物で、医務室や遺体安置所もありました。
扉があるとはいえ、遺体安置所の横で避難生活を送られている人達の心境を思うと、本当に辛かった。
でも、時折、無邪気な子供たちの笑い声が聞こえてきて、なんとなくほほ笑む事ができる。
こういう時の子供の存在って貴重ですね。

午後の最後の方に、震災以来眠れない夜が続いているという女性と話している時、涙が出そうになりました。
いつくるか分からない大きい余震が怖い、と言うのです。
確かに、ここに来てからというもの、地震発生前の地鳴りはすごい。
初めて聞いた夜、「なにこれ?」って焦った。
大地震や津波を経験していない私ですが、この地鳴りを聞くのは本当に怖い。

この女性、既に私と一緒に来ている整体師さんから全身マッサージを受けていました。
そして、私の作ったトリートメントオイルで腕をマッサージしていたら
「こうやって全身マッサージをしてもらって、久しぶりに保湿がしっかりできて
化粧水までつけてもらって、今日は眠れそうな気がするわ」と嬉しそうでした。
私も「もー、今日は爆睡しちゃってくださいね!!」って言ったら
「ホントね」と満面の笑みを浮かべていました。

「ボランティアさんはどこからきたの?」
「遠くから大変だねぇ」
「これ、持って行きなよ」(と物資のお菓子をおすそ分けしてくれる)
こんな会話をしていると、被災者もだいぶ元気になってきたのかな、と錯覚してしまうけど、
やはり今でもこうやって眠れない人たちがいるのだと、現実を突き付けられました。
喜んでいる彼女を前に、私も嬉しかったのですが、やや複雑でした。
早くみんなが安心して眠れる日がきて欲しい!


さて...本日のリラクゼーションチームの構成で「なぜ大工さん?!」と思ったのではないでしょうか?
これを見てください↓



私たちがマッサージをしているたった数時間で、テーブル1台、ベンチ3脚。
人々が休める場所を作ってしまったのです。
この大工さん、足の悪い老人たちが和式トイレを使うのは大変だろうから、ということで、
和式を洋式仕様にしたりするんですよ。素晴らしい!

夕方、私が滞在しているセンターには、色々な部隊から仕事を終え、
疲れた顔をしたボランティアの人達が帰ってきます。
でも、何かをした達成感からか、表情は輝いて見えます。


今日も一日お疲れさまでした!
Get some Z's!

東北ボランティア - Day 2 南三陸町、志津川高校の避難所

2011-04-12 | Tohoku
南境生活センターの朝は早い。
6時前にはみんながもぞもぞと動き出し、7時からミーティング。



ここには色々なチームが集結しています。
ボランティアには色んな活動があるんだなぁ、と思いました。
例えば、炊き出し、泥出し、がれき撤去、重機を扱って家に突っ込んだ車の撤去、
避難所ではく個人宅を訪問してニーズを調査、子供たちと遊ぶ、などなど。
ヒッピーなお兄さんたちもいて、彼らは何をしているのか?!と思ったら、
バス停を作ったり、女川の個人宅を訪問したり、炊き出しをしたりと素敵な活動をされていました。
彼らの事を「闘うスピリチュアル系」とある人が言っていたのですが、
本当にそうだな、って思いました

本日はがれき撤去チームに入ったAックス。
気合い(?!)のポーズです。


私は整体師、マッサージ師、鍼灸師、美容師さん達のいる、リラクゼーションチームに入りました。
なぜリラクゼーション?と思っている方もいるかもしれませんね
実はアロマセラピーコーディネーターの民間の資格を持っているんですyo!
趣味の延長くらいの事しかやっていないのですが、「もしかしたら役に立つかな?」と思って、
エッセンシャルオイルの他に、トリートメントオイル、化粧水を作って一応準備だけはしておいたのです。
でも、「そんなニーズはないだろうなぁ」と勝手に思っていたし、
それに、被災者の方と直に話す事が私にできるかという不安もあった。
なので、包丁さばきに自信のない私は、炊き出しではなく、がれき撤去チームに入る準備をして神奈川を出発。
でも、到着した夜すぐにリラクゼーションチームのまとめ役に会う事ができ、
即リクルートされるという、ありがたい展開に進んだのです。

本日行動を共にする方々。
リラクゼーションチームのまとめ役、整体をされているT氏


同じく整体の施術をするS澤君と見習いのH川君。


今日私たちが目指すのは、今回の津波で町の8割の家が崩壊し、1000人が未だに行方不明の、南三陸町。
地図を見てもらったら分かりますが、東の海岸に面する町です。
そう、今回の津波で未曾有な被害にあってしまった町のひとつ。
テレビでもインターネットでも色々な映像を見てきたし、心の準備はしてきたつもりでした。。。
でも、現実を目の当たりにして、「言葉を失う」という表現はこういうことか、と思いました。
町があった形跡は全くなかったです。

三階建てのアパートの上に車や船がある。
あり得ない高さの所に生活用品がぶら下がる。
林の中の高い所にも車が突っ込んでいる。
鉄筋コンクリートの建物も、おかしな方向にぐにゃりと曲がっている。

あまりにも悲惨な光景。
家や店や人がいて生活しているのが想像できない壊滅状態。

帰ってきて、この↓映像を見つけてみたのですが、
津波が来る前は、こんな風に家がちゃんとある町だったのか、と驚くほど、
今は跡形もなくなってしまった町...。



↑このビデオ撮影がされている、高台にある志津川高校が本日訪れた避難場所。
まずは被災者のいる体育館へ。
何人かにマッサージをした後、今度は保健室へ。
そこには何人かの高校生がいました。
アロマオイルマッサージ初体験の高校生男子達。
じゃれあっている姿は普通の高校生ですが、話の内容は違っていました。

男子A「お前ん家は流されなかったからいいよなぁ。」
男子B「うん。でも、家の庭に車が7台流されてきてそのままだからサッカーの練習できないよ。」

なかなか聞く会話じゃないですよね。
(尚、車が家に何台も突っ込むのが想像できない方は、一緒のボランティア基地にいたヒューマンシールド神戸さんのブログをご覧ください。)


「学校に行かないで勉強しなくて済むし、このままの生活がいいな」とか言っていた子もいたけど、
もしかしたら、これが彼らなりの今回の被害の受け止め方なのかもしれない。
この高校の校庭から見えるのは、何もなくなってしまった津波の爪痕だけ。
これから登下校するのは、がれきの間を通る道。
家族や友人を失った同級生がいるかもしれない。

そんな彼らがふざけあって、笑顔でいられるなら、それでいいと思った。
若い男子諸君と話しながらマッサージをして、
「ちゃんと勉強もするんだぞぉ」と渇を入れるお姉さんを演じてきました。


東北ボランティア - Day 1 藤沢から石巻へ

2011-04-11 | Tohoku
朝、荷物を積んで宮城県石巻市へ向けて出発です。
ご協力頂いた皆様、ありがとうございます。



目指す石巻まで、約500kmの道のり。
しばらくは、桜の木を見て、友達とおしゃべりしながら、なんとなく楽しいドライブ気分でした。
でも、福島県の安達太良SAでランチ休憩の時、「これから震災被害地へ行くのだ」と実感する出来事が...。
行きに一緒に行っている子がアメリカ人だったので、もちろん英語でおしゃべり。
そうやって英語で話していたのが珍しかったのか、隣で休憩中のおばさまが話しかけてきたのです。
これからどこに行くのか尋ねられたので、ボランティアで石巻まで行くと話すと、
彼女の実家は南相馬で、最近お母さんのご遺体が見つかったと話し始めたのです。
でも、原発から20km圏内の地区だから、火葬が済んでもお墓に入れに戻れない、と涙ぐんでいた。
ハグをしてあげたかったけど、日本でそれはびっくりするかな、と思ったので、腕をさすってみました。
何を言っていいのかわからなかったし、それを相手も分かっていた。
でも、腕をさすりながら、お互いに涙ぐんで、目を合わせる。
それだけで、お互いに何を伝えたいのかが分かり合えたと思います。
そして、ここから北は、被災地へ行くんだ、という事を再確認。

三陸自動車道に入り、徐々に見えてくる津波の爪痕。
そして、石巻市についた途端、大きめの余震の洗礼をうけましたyo。
赤信号で待っていたら、車が揺れだして結構慌てた
だけど、もう、これくらいの余震には慣れっこになってしまった地元の人々は、
普通に運転し始めたので、私も続いて運転をした。被災地に入ったと実感です。

今日からお世話になるボランテイア団体の本拠地には夜の7時頃に到着。
1日早くに現地入りをしていた仲間と合流です。

私がボランティアに行く話をしたら、すぐに「自分たちも行く!」と言ってくれた友達夫婦。
Aさんはお疲れですでにご就寝でした。お疲れ様です!


こちらも色んなタイミングが合って、突然でも参加できるフットワークの軽いAックス。
イカバスターズ、ご苦労さまでーす。


今回、ボランティア団体への受け入れの仲介をしてくれた友達A氏。
目黒からきているオステオパシー施術師に、お疲れの体をマッサージしてもらっていました。
気持ちよさそうだなぁ。

ちなみに、↑この施術師Tゾーさんにリラクゼーションチームへ入る事をすすめていただき、本当に感謝しています


こちらは、ボランティア活動の報告をパソコンでパチパチする方々。



私は明日からの活動にむけて、物資に囲まれながら寝ます...。

東日本大震災- 私なりのfundraiser にご協力を!

2011-04-04 | Tohoku
(メール送った方々、しつこくなってごめんなさい、、、)

今回の東日本大震災の影響を受け、私の仕事の始まりが遅れ、つまりその分休みが延び、来月中旬まで春休みとなりました。そこで、時間だけはたっぷりある私は、友人と共に宮城県まで、一週間ほど支援ボランティアに行く事にしました。東北に行く際、現地で必要な支援物資を少しでも持っていきたいのですが、残念ながら、自分の微量な貯えを大きく削ってまで沢山の物資を買えないのが現状です。また、東北まで行く交通費、高速道路代など、かなり出費がありますσ(^_^;)そこで、私の持っている技術(プロからなんちゃってレベル含む)を使い、以下の方法で1人fund raising-チャリティー活動をしたいと思います。もちろ、この収入は全て支援に使わせていただきます。参加して頂けたらと思います。

①(出張)英会話レッスン(60分)

-これは私の専門分野です。必ず楽しいレッスンを提供します!オンラインレッスンも可能です(計画停電実施時除く)。英会話以外にも、TOEICなどの試験対策、簡単な翻訳でしたら承ります。「やってみたかった」「英会話学校ってどんなもんなんだろう?」なんていう人にはいいきっかけかもしれません♪( ´▽`)外国人ご希望の場合はお知らせください。一緒に行く友人がアメリカ人なので、彼女にお願いします。但し、私ほど時間のある人ではないので、都合を合わせるのが難しいかもしれません。


②(出張)ヨガレッスン(75-90分)

-既に知っている人もいると思いますが、実は今、ヨガのインストラクターになるべく勉強中です。友人相手に数回レッスンをしたことがあるので、全くのど素人ではありません。ちょっとした息抜きストレッチ運動だと思ってください。こちらも楽しくレッスンしますし、①と同じように始めるきっかけ作りになりかも?!「身体が硬いから」と諦めている人ほど体験して頂きたい!都会のコンクリートジャングルにお住まい and / or 働いている方々、お友達を誘って開放的なビーチヨガなんていかがですか?


③ヨガマットバッグ作成

-洋裁素人ですが、とりあえず、シンプルなヨガマットを入れる袋は作れます。友人の誕生日プレゼントに贈ったところ大変喜ばれたので、素人なりの物は作れるかと思います。ご希望の方は参考までに完成品の写真を添付して送ります。生地など必要な物はご自身でご購入下さい(必要な物のリスト送ります)。


私が提供できるのは上記3点です。上記したように、5月中旬まで休みになったので、①と②のレッスンは皆さんのスケジュールに合わせやすかと思います。出張に関しては、交通費が絡んでくるので、あまり遠くにはいけません。予めご了承下さい。複数人いる場合は相談に乗ります(それでも、神奈川、東京周辺になりますが…

ボランティアに行きたいけど、仕事などがあるから無理だという方も多いと思います。そんな皆さんの思いも頂いて、東北に行ってこようと思います。そして「偉いねぇ」と遠巻きに見るのではなく「イイネx2♪やっちゃおう!」というノリで参加していただけたら嬉しいです!響きは格好良いですが、偉くもなんともなく、私の自己満足の世界です。題にもありますが、被災者を応援、というよりも、被災地に行く私の応援、という感じになります。東北の方々の役に立つ事に、皆さんのお力を借りれたら、と思います!全体的に色々と落ち込み気味の日本、賛否両論あると思うけど、この際あえてノリノリで明るくしていきましょう!(((o(*゜▽゜*)o)))