南境生活センターの朝は早い。
6時前にはみんながもぞもぞと動き出し、7時からミーティング。
ここには色々なチームが集結しています。
ボランティアには色んな活動があるんだなぁ、と思いました。
例えば、炊き出し、泥出し、がれき撤去、重機を扱って家に突っ込んだ車の撤去、
避難所ではく個人宅を訪問してニーズを調査、子供たちと遊ぶ、などなど。
ヒッピーなお兄さんたちもいて、彼らは何をしているのか?!と思ったら、
バス停を作ったり、女川の個人宅を訪問したり、炊き出しをしたりと素敵な活動をされていました。
彼らの事を「闘うスピリチュアル系」とある人が言っていたのですが、
本当にそうだな、って思いました
本日はがれき撤去チームに入ったAックス。
気合い(?!)のポーズです。
私は整体師、マッサージ師、鍼灸師、美容師さん達のいる、リラクゼーションチームに入りました。
なぜリラクゼーション?と思っている方もいるかもしれませんね
実はアロマセラピーコーディネーターの民間の資格を持っているんですyo!
趣味の延長くらいの事しかやっていないのですが、「もしかしたら役に立つかな?」と思って、
エッセンシャルオイルの他に、トリートメントオイル、化粧水を作って一応準備だけはしておいたのです。
でも、「そんなニーズはないだろうなぁ」と勝手に思っていたし、
それに、被災者の方と直に話す事が私にできるかという不安もあった。
なので、包丁さばきに自信のない私は、炊き出しではなく、がれき撤去チームに入る準備をして神奈川を出発。
でも、到着した夜すぐにリラクゼーションチームのまとめ役に会う事ができ、
即リクルートされるという、ありがたい展開に進んだのです。
本日行動を共にする方々。
リラクゼーションチームのまとめ役、整体をされているT氏。
同じく整体の施術をするS澤君と見習いのH川君。
今日私たちが目指すのは、今回の津波で町の8割の家が崩壊し、1000人が未だに行方不明の、南三陸町。
地図を見てもらったら分かりますが、東の海岸に面する町です。
そう、今回の津波で未曾有な被害にあってしまった町のひとつ。
テレビでもインターネットでも色々な映像を見てきたし、心の準備はしてきたつもりでした。。。
でも、現実を目の当たりにして、「言葉を失う」という表現はこういうことか、と思いました。
町があった形跡は全くなかったです。
三階建てのアパートの上に車や船がある。
あり得ない高さの所に生活用品がぶら下がる。
林の中の高い所にも車が突っ込んでいる。
鉄筋コンクリートの建物も、おかしな方向にぐにゃりと曲がっている。
あまりにも悲惨な光景。
家や店や人がいて生活しているのが想像できない壊滅状態。
帰ってきて、この↓映像を見つけてみたのですが、
津波が来る前は、こんな風に家がちゃんとある町だったのか、と驚くほど、
今は跡形もなくなってしまった町...。
↑このビデオ撮影がされている、高台にある志津川高校が本日訪れた避難場所。
まずは被災者のいる体育館へ。
何人かにマッサージをした後、今度は保健室へ。
そこには何人かの高校生がいました。
アロマオイルマッサージ初体験の高校生男子達。
じゃれあっている姿は普通の高校生ですが、話の内容は違っていました。
男子A「お前ん家は流されなかったからいいよなぁ。」
男子B「うん。でも、家の庭に車が7台流されてきてそのままだからサッカーの練習できないよ。」
なかなか聞く会話じゃないですよね。
(尚、車が家に何台も突っ込むのが想像できない方は、一緒のボランティア基地にいたヒューマンシールド神戸さんのブログをご覧ください。)
「学校に行かないで勉強しなくて済むし、このままの生活がいいな」とか言っていた子もいたけど、
もしかしたら、これが彼らなりの今回の被害の受け止め方なのかもしれない。
この高校の校庭から見えるのは、何もなくなってしまった津波の爪痕だけ。
これから登下校するのは、がれきの間を通る道。
家族や友人を失った同級生がいるかもしれない。
そんな彼らがふざけあって、笑顔でいられるなら、それでいいと思った。
若い男子諸君と話しながらマッサージをして、
「ちゃんと勉強もするんだぞぉ」と渇を入れるお姉さんを演じてきました。
6時前にはみんながもぞもぞと動き出し、7時からミーティング。
ここには色々なチームが集結しています。
ボランティアには色んな活動があるんだなぁ、と思いました。
例えば、炊き出し、泥出し、がれき撤去、重機を扱って家に突っ込んだ車の撤去、
避難所ではく個人宅を訪問してニーズを調査、子供たちと遊ぶ、などなど。
ヒッピーなお兄さんたちもいて、彼らは何をしているのか?!と思ったら、
バス停を作ったり、女川の個人宅を訪問したり、炊き出しをしたりと素敵な活動をされていました。
彼らの事を「闘うスピリチュアル系」とある人が言っていたのですが、
本当にそうだな、って思いました
本日はがれき撤去チームに入ったAックス。
気合い(?!)のポーズです。
私は整体師、マッサージ師、鍼灸師、美容師さん達のいる、リラクゼーションチームに入りました。
なぜリラクゼーション?と思っている方もいるかもしれませんね
実はアロマセラピーコーディネーターの民間の資格を持っているんですyo!
趣味の延長くらいの事しかやっていないのですが、「もしかしたら役に立つかな?」と思って、
エッセンシャルオイルの他に、トリートメントオイル、化粧水を作って一応準備だけはしておいたのです。
でも、「そんなニーズはないだろうなぁ」と勝手に思っていたし、
それに、被災者の方と直に話す事が私にできるかという不安もあった。
なので、包丁さばきに自信のない私は、炊き出しではなく、がれき撤去チームに入る準備をして神奈川を出発。
でも、到着した夜すぐにリラクゼーションチームのまとめ役に会う事ができ、
即リクルートされるという、ありがたい展開に進んだのです。
本日行動を共にする方々。
リラクゼーションチームのまとめ役、整体をされているT氏。
同じく整体の施術をするS澤君と見習いのH川君。
今日私たちが目指すのは、今回の津波で町の8割の家が崩壊し、1000人が未だに行方不明の、南三陸町。
地図を見てもらったら分かりますが、東の海岸に面する町です。
そう、今回の津波で未曾有な被害にあってしまった町のひとつ。
テレビでもインターネットでも色々な映像を見てきたし、心の準備はしてきたつもりでした。。。
でも、現実を目の当たりにして、「言葉を失う」という表現はこういうことか、と思いました。
町があった形跡は全くなかったです。
三階建てのアパートの上に車や船がある。
あり得ない高さの所に生活用品がぶら下がる。
林の中の高い所にも車が突っ込んでいる。
鉄筋コンクリートの建物も、おかしな方向にぐにゃりと曲がっている。
あまりにも悲惨な光景。
家や店や人がいて生活しているのが想像できない壊滅状態。
帰ってきて、この↓映像を見つけてみたのですが、
津波が来る前は、こんな風に家がちゃんとある町だったのか、と驚くほど、
今は跡形もなくなってしまった町...。
↑このビデオ撮影がされている、高台にある志津川高校が本日訪れた避難場所。
まずは被災者のいる体育館へ。
何人かにマッサージをした後、今度は保健室へ。
そこには何人かの高校生がいました。
アロマオイルマッサージ初体験の高校生男子達。
じゃれあっている姿は普通の高校生ですが、話の内容は違っていました。
男子A「お前ん家は流されなかったからいいよなぁ。」
男子B「うん。でも、家の庭に車が7台流されてきてそのままだからサッカーの練習できないよ。」
なかなか聞く会話じゃないですよね。
(尚、車が家に何台も突っ込むのが想像できない方は、一緒のボランティア基地にいたヒューマンシールド神戸さんのブログをご覧ください。)
「学校に行かないで勉強しなくて済むし、このままの生活がいいな」とか言っていた子もいたけど、
もしかしたら、これが彼らなりの今回の被害の受け止め方なのかもしれない。
この高校の校庭から見えるのは、何もなくなってしまった津波の爪痕だけ。
これから登下校するのは、がれきの間を通る道。
家族や友人を失った同級生がいるかもしれない。
そんな彼らがふざけあって、笑顔でいられるなら、それでいいと思った。
若い男子諸君と話しながらマッサージをして、
「ちゃんと勉強もするんだぞぉ」と渇を入れるお姉さんを演じてきました。