南の島から~小笠原のんびり生活~

くつろぎの宿「てつ家」のてっちゃんが、小笠原の日常やサーフィンの情報、宿の出来事などをお届けします。

自然エネルギーへの気づき

2005年05月31日 | てつ家の話
ペンションの建設に伴い、さまざまな自然エネルギー(太陽、風・・・)
について勉強を重ねてきました。
利用するにあたっては、さまざまなシステムを導入して、生活する
ためのエネルギーに変換しなければならない事も学びました。

そんな中、ふと気がついたのですが、実は自然エネルギーって考えて
いる以上に、もっととても単純なもので、たとえば、私たちサーファー
で言えば、既に波力という自然エネルギーを利用させてもらっていたり、
晴れた日に太陽の日差しを浴びて「気持ちいい~~」って感じることも、
ある意味、自然エネルギーの恩恵なんですよね。

残念ながら、新しいものを作ると、そこには少なからず化石燃料
からの生成品を使用せざるを得ませんが、できる限りそういった
ものの量を減らし、エネルギー使用量を削減していく努力が私達
には必要なんでしょうね。

まずは出来ることから・・・そして、何より宿泊したお客様に負荷
がかからず、気持ちの良い空間を感じてもらうように頑張ります。

明日は、やっと島へ帰るぞ~~~


エコへの取り組み3

2005年05月26日 | てつ家の話
先月の上京に引き続き、またまたペンション建築の打ち合わせ
のために23日から東京暮らしです。

今日は、ペンションの売りでもある「露天風呂」のシステム
について、栃木県の足利市にあるサイクレットジャパン株式会社
へお邪魔してきました。

ここの会社では現在、特殊なイオン水の注入によりトイレの
汚水を分解し、流した水は再度洗浄水として使用するシステム
などを開発しています。つまりエコトイレですね
イオン分解した水は環境に悪影響を及ぼすCODも全く検出されず
また、分解された汚泥はタンクの底に徐々にたまり、最終的には
汚泥を抜き取り、畑などの改良材に使えるというスグレモノ。

このシステムを私の建築予定のペンションの露天風呂に応用
できないか?と言うわけです。

温泉の無い小笠原では他の温泉地のように、源泉かけ流しと言った
風呂は作れないため、当然、上水、または井戸水を何らかの方法
で沸かし、給湯する必要があります。

通常の方法(上水をガスや灯油のボイラーで沸かす方法)では、
莫大なエネルギーを消費して、環境に負荷をかけてしまいます。

そこで、今回の露天風呂に関しては、黒い塩ビ管を屋根に這わせ
日中の太陽熱で温め、それを循環式貯湯タンクに貯めて給湯する
方法を採用するのです。
しかし、それだけではお湯が汚れたらすぐに水を入れ替え、エネ
ルギー使用量が増してしまいます。
循環させるお湯を長いタームで質の良い状態に保つためには
どうしても、サイクレットのシステムが必要なのです。

システム導入に関する費用は内緒ですが、これにより年間の
水道光熱費は概算で50万近くも削減できそうです。

太陽熱で沸かした露天風呂~きっと気持ちいーーはず!何とか
導入していくぞーー

石原都知事来島~~沖の鳥島へ

2005年05月19日 | 小笠原の日常
今日は小笠原に東京都知事の石原慎太郎さんが来島しました。
来島の目的は、沖ノ鳥島の視察。

昼過ぎに海上自衛隊のヘリコプターで来島した知事は、午後
2時におがさわら丸で沖ノ鳥島へ。
到着は明日の昼過ぎの予定だそうです。

沖ノ鳥島はご存知の通り、最近、中国からやたらと騒がれている
場所。ここも実は小笠原村なんですね。
明日は日本の漁業地域としての再確認や、シマアジの放流など
によって、水産資源の確保も行うようです。

↑↑なんとか後ろから知事の写真をパチリ


進まない工事・・・

2005年05月14日 | てつ家の話
基礎工事前に浄化槽設置に伴う作業を開始したものの、
このところの雨の影響で、相当量の水が掘った穴に流れ
込んでしまいました。
まるで、プール・・・・

私のペンションの建築予定地は、後ろに山、前は川と
環境は良いものの、そのせいか、かなりの水は出てきて
しまうようです。

井戸水には不自由しないのですが、浄化槽の設置には
かなりの障害・・・・

というわけで、一時浄化槽の工事はストップ!再度、梅雨
が明けて、基礎工事を終わった以降に改めて工事をする事
にしました~~~

うーーーーん中々上手くいかないものだ・・・

いよいよ本格始動~

2005年05月10日 | てつ家の話
ゴールデンウイークで多くのお客様で賑わった小笠原も
すっかり静かになりました。

私も本日で勤めていた観光協会の勤務が終了ーーーー。
明日からは、自分のペンションづくりへ向けて本格的
に取り組みます。

既に、浄化槽の設置工事のための穴堀りなども始まり
いよいよ秋の開業に向けての準備がスタートです。

本当は、仕事を続けながらとも思ったのですが、せっかく
自分で建てるペンションですから、素人ながら、自分で
出来るところは自分で作っていきたいーーーです。

とりあえず、明日は周辺の草刈りや、ペンションで使用
できそうな、島内の流木やサンゴダストなどを拾い集める
予定です。

出来る限り、島の材料を使って、訪れたお客様には小笠原
の息吹を感じて欲しいですから

お天気がちょっと心配ですが・・・