今週もやって参りました捏造クエストシリーズこと追加クエストもどき~。今回なんと、イザヤール様のヒゲと髪の毛がちょっと伸びます。髪色は明記しませんが、髪の毛あるイザヤール様はちょっと・・・という方はご注意くださいませ~。
秋ももうすぐ終わる。その最後を彩るように、今は紅葉の盛りだった。
「紅葉でも見に行くか?」
イザヤールの言葉に、ミミは嬉しくなって頷いた。さっそく出かけるかという相談がまとまりかけた矢先。ミミにクエストの依頼が入った。
「ミミ、お客さんよ。これ持って行ってあげて」
ルイーダがそう言って、グラスに花を飾ってカクテル風にしたオレンジジュースを手渡した。
「カワイイ依頼人さんよ」
というルイーダの言葉に、ミミとイザヤールがその「依頼人さん」の方を見ると、幼い女の子が、椅子にちょこんと腰かけていた。もちろん足は床よりずっと高い位置にあって、小さな足をぶらぶらさせている。彼女は、ミミたちが近付いてくるのを見て、声をかけてきた。
「おねえさんが、すごーい冒険者のミミさんですか」
「すごいかはわからないけれど、確かに私がミミです。こんにちは」
そうミミが答え、ジュースを渡すと、女の子はぺこりと頭を下げて、嬉しそうに受け取った。
「お願いしたいことがあるんですが、聞いてくれますか」
女の子の言葉に、ミミは頷いた。
「えーと」女の子は、いただきますとジュースをひとくち飲んでから、話し始めた。「あたしには、結婚を約束しているひとがいます」
彼女の喋り方だと、「結婚」も「けっこん」と舌足らずで言っているように聞こえる。まあおませさん、と耳に挟んだルイーダが、小さな声で呟いた。
「そのひと、とってもステキなひとなんだけど、ステキすぎてモテモテで、ちょっと浮気しょーなのー。それでちょっと悩んでます」
「そうなんだ。その人は、いくつなの?」
ミミは笑わずに真面目な顔で尋ねた。
「六歳です。あたしより年上だけど、一歳の年の差なんて、すぐ気にならなくなるよね」
ミミは相変わらず笑わずに、その通りだと認めた。離れたところで聞いていたルイーダは、懸命に笑いを堪えていたが。すると女の子は、突然イザヤールの方を向いて尋ねた。
「おにいさんは、ミミさんのカレシですか」
彼は突然質問されて驚いたが、ミミに劣らず真面目に、恋人だと認めた。
「いいなあ、せーじつそうで。あたしも、カレにそうなってもらいたいんです。生涯かけた愛をちかってほしーの。お願いは、そのことなの」
女の子は言ったが、六歳児に生涯かけた愛を誓わせるのはかなり酷ではなかろうかとイザヤールは思った。
「それでね、あたし、おばあちゃんにおまじないの本を読んでもらったんです。そしたら、『もみじこぞう』がたまに落とすハート形の真っ赤な葉っぱを持ってると、カレの心をばっちりつなぎ止めておけるって書いてあったの」
彼女は、ジュースをまたひとくち飲んで、溜息をついて、続けて言った。
「自分で取りに行きたかったけど、あぶないからダメ、って言われちゃったの。だから、ミミさんにお願いに来たの」
「わかったわ。そのクエスト、お受けします」
ミミはクエスト「せーじつな愛」を引き受けた!
女の子の話によると、「おとしあな」にもみじこぞうがひっかかった際に、ハート形の葉っぱを落とすことがあるかもしれないということだった。
「イザヤール様、クエスト受けてしまって、ごめんなさい」
ミミが謝ると、イザヤールは首を振って微笑んだ。
「いや、予定通りちょうど紅葉を見られそうだし、それに」彼は、野宿の仕度を始めた。「長丁場になりそうだしな。ゆっくり紅葉を楽しめるだろう」
そう言いながら彼は、手際よく荷物を作り続けた。
「げ、もみじこぞうが葉っぱ落とすまで野宿で粘る気?アタシは、夜になったら箱舟に帰るからね!」
サンディは野宿と聞いてうんざりし慌てたが、ミミは紅葉の綺麗なベクセリア地方でイザヤール様とキャンプ・・・と、うっとりと瞳を輝かせた。
そしてやってきたベクセリア地方。予想通り、紅葉の盛りで木々は燃えるような色に染まり、まさに壮観だった。
二人は、ススキの中に隠すようにテントを張り、なおかつ池に近いところにして水を確保できるようにした。それから落とし穴を掘って、身を隠してもみじこぞうを待った。
「・・・うまくかかるといいですね」
「そうだな」
ススキに隠れてぴったりと寄り添い、囁き声で会話を交わすと、クエスト中とはいえ幸せな気分に互いに包まれた。サンディは、辟易しているのか、変に気を利かせたのか、夜でもないのに帰ってしまっていた。
「・・・あ、来た」
何も知らないもみじこぞうが、鼻歌を歌いながらちょこちょこ歩いてきた。・・・そして、見事に落とし穴にひっかかった。
もみじこぞうはしばらく呆然としていたが、やがて這い出して、ぷりぷりして去って行った。ミミたちはさっそく落とし穴を覗きに言ったが、残念ながらハート形の葉っぱは落ちていなかった。
「まあいきなり最初に成功、という訳にはいかないよな」
それから、もみじこぞうたちに警戒されないように場所を変えてあちこち落とし穴を作ったが、その日は残念ながらハート形の葉っぱは見つからなかった。
夜ももちろん続けることにしたが、ひとまずテントに戻り、ひと休みすることにした。
簡単な夕食を摂り、汲んできた水をメラでお湯に変えて、交代でテントの中で体を拭く。イザヤールの番になって、テントの中から彼のあ、という声がした。
「イザヤール様?どうされたんですか?」
ミミが慌てて垂れ幕越しに声をかけると、照れくさそうな声が返ってきた。
「いや、すまない。私としたことが・・・うっかりいつも使っている剃刀を忘れただけだ」
イザヤールは、洗顔のついでに髭剃りと剃髪を一気に済ませるのが習慣になっている。
「それなら私、ルーラでセントシュタインに取りに行ってきます」
ミミが言うと、イザヤールは垂れ幕の陰から、顔だけひょいと覗かせて答えた。
「いや、構わない。・・・おまえが、無精髭でも嫌がらないでくれるなら」
「何で嫌がるって思うのですか?」
すると、イザヤールは首を伸ばして、ミミの頬に自分の顔を優しく擦り寄せ、笑った。
「こうすると、痛いかもしれないだろう」
まだ大丈夫、とミミは微笑んで答えた。それから二人はうっとりと、互いの洗いたての肌の香を楽しんだ。
その夜は交代で落とし穴掘りと見張りを続けたが、やはり残念ながらハート形の葉っぱを落とすもみじこぞうはいなかった。
そして、朝になり。イザヤールは、頭は防寒の為にターバンで被っていたが、顔は僅かに髭が伸び始めていた。いつもきちんとしているイザヤールのそんな姿を見ることはめったにないので、却って色気を感じて、ミミは密かに胸をときめかせた。
そんな風に過ごして数日経ち。そろそろ、いくら慎重にしても、もみじこぞうたちの間で、自分たちを狙う落とし穴があると噂になりそうで、ミミは焦っていた。
イザヤールの顔も無精髭ですっかりワイルド系になってしまっていて、ピアスをしたら似合います、的な雰囲気を醸し出していた。
「少し落ち着かないな」
呟いて、彼は顎をなでる。
「一回帰りますか?」
ミミが尋ねると、彼は笑って首を振り、囁いた。
「キスをするとき、おまえが痛がらなければ、構わない」
囁いて顔を寄せると、ミミも、嫌がっていないと示すように、それに応えようと目を閉じた。
が、そのとき。
どさっ、と音がして、もみじこぞうが落とし穴にはまった!
ひとまずキスはお預けとなり、二人が落とし穴に駆けつけると、もみじこぞうは慌てて逃げていった。そして、穴の中には。
ミミは、真っ赤なハート形の葉っぱを手に入れた!
「・・・お約束だな」
イザヤールは呟いて、それから素早く軽く唇を、愛しい恋人のそれに押し付けた。
依頼人に葉っぱを渡そうと、さっそくセントシュタインに戻ったミミとイザヤール。彼がリッカの宿屋に入った途端に、カウンターメンバーは一瞬、誰?という顔をした。イザヤールと気付いて、ちょっとロビー内がざわついた。
女の子は、ハート形の葉っぱを大喜びで受け取った。
「ミミさん、ありがとう!これでカレのココロは、あたしをしっかり見ててくれるのー」
女の子は、お礼にと、「にじいろのぬのきれ」をくれた!
「けっこん式のお色直しドレスにしよーと思ってたけど、ミミさんにあげる~」
女の子が帰っていって、イザヤールはやれやれと顎をざらりとなでた。
「さて、数日ぶりに風呂に入るか。私は共同浴場を使うから、ミミ、部屋の風呂はおまえが使ってくれ」
ミミは、相変わらずターバンで頭を被っているイザヤールを見上げ、おずおずと、彼にだけ聞こえる声で囁いた。
「イザヤール様・・・お願いが」
「何だ?」
「お部屋に戻るまで、頭には剃刀を当てないで頂けますか・・・。一度、イザヤール様の髪の色、見てみたいの・・・いやですか・・・?」
イザヤールは一瞬呆気にとられてから、微笑んで答えた。
「わかった。では、部屋で待っていてくれ」
やがて、イザヤールは、髭は綺麗に剃っていたが、相変わらずターバンを着けたまま共同浴場から出てきて、自室に向かった。
ミミの前でターバンを外したイザヤール。
「ついでに、もう少し伸ばしてみるかな」
冗談めかして言うイザヤールに、ミミはうっとりと呟いた。
「イザヤール様・・・髪型変わってもステキです・・・」
ただし、もっと伸ばしても、見せるのはおまえにだけ、そう囁いて、彼は再びターバンで頭を被った。〈了〉
秋ももうすぐ終わる。その最後を彩るように、今は紅葉の盛りだった。
「紅葉でも見に行くか?」
イザヤールの言葉に、ミミは嬉しくなって頷いた。さっそく出かけるかという相談がまとまりかけた矢先。ミミにクエストの依頼が入った。
「ミミ、お客さんよ。これ持って行ってあげて」
ルイーダがそう言って、グラスに花を飾ってカクテル風にしたオレンジジュースを手渡した。
「カワイイ依頼人さんよ」
というルイーダの言葉に、ミミとイザヤールがその「依頼人さん」の方を見ると、幼い女の子が、椅子にちょこんと腰かけていた。もちろん足は床よりずっと高い位置にあって、小さな足をぶらぶらさせている。彼女は、ミミたちが近付いてくるのを見て、声をかけてきた。
「おねえさんが、すごーい冒険者のミミさんですか」
「すごいかはわからないけれど、確かに私がミミです。こんにちは」
そうミミが答え、ジュースを渡すと、女の子はぺこりと頭を下げて、嬉しそうに受け取った。
「お願いしたいことがあるんですが、聞いてくれますか」
女の子の言葉に、ミミは頷いた。
「えーと」女の子は、いただきますとジュースをひとくち飲んでから、話し始めた。「あたしには、結婚を約束しているひとがいます」
彼女の喋り方だと、「結婚」も「けっこん」と舌足らずで言っているように聞こえる。まあおませさん、と耳に挟んだルイーダが、小さな声で呟いた。
「そのひと、とってもステキなひとなんだけど、ステキすぎてモテモテで、ちょっと浮気しょーなのー。それでちょっと悩んでます」
「そうなんだ。その人は、いくつなの?」
ミミは笑わずに真面目な顔で尋ねた。
「六歳です。あたしより年上だけど、一歳の年の差なんて、すぐ気にならなくなるよね」
ミミは相変わらず笑わずに、その通りだと認めた。離れたところで聞いていたルイーダは、懸命に笑いを堪えていたが。すると女の子は、突然イザヤールの方を向いて尋ねた。
「おにいさんは、ミミさんのカレシですか」
彼は突然質問されて驚いたが、ミミに劣らず真面目に、恋人だと認めた。
「いいなあ、せーじつそうで。あたしも、カレにそうなってもらいたいんです。生涯かけた愛をちかってほしーの。お願いは、そのことなの」
女の子は言ったが、六歳児に生涯かけた愛を誓わせるのはかなり酷ではなかろうかとイザヤールは思った。
「それでね、あたし、おばあちゃんにおまじないの本を読んでもらったんです。そしたら、『もみじこぞう』がたまに落とすハート形の真っ赤な葉っぱを持ってると、カレの心をばっちりつなぎ止めておけるって書いてあったの」
彼女は、ジュースをまたひとくち飲んで、溜息をついて、続けて言った。
「自分で取りに行きたかったけど、あぶないからダメ、って言われちゃったの。だから、ミミさんにお願いに来たの」
「わかったわ。そのクエスト、お受けします」
ミミはクエスト「せーじつな愛」を引き受けた!
女の子の話によると、「おとしあな」にもみじこぞうがひっかかった際に、ハート形の葉っぱを落とすことがあるかもしれないということだった。
「イザヤール様、クエスト受けてしまって、ごめんなさい」
ミミが謝ると、イザヤールは首を振って微笑んだ。
「いや、予定通りちょうど紅葉を見られそうだし、それに」彼は、野宿の仕度を始めた。「長丁場になりそうだしな。ゆっくり紅葉を楽しめるだろう」
そう言いながら彼は、手際よく荷物を作り続けた。
「げ、もみじこぞうが葉っぱ落とすまで野宿で粘る気?アタシは、夜になったら箱舟に帰るからね!」
サンディは野宿と聞いてうんざりし慌てたが、ミミは紅葉の綺麗なベクセリア地方でイザヤール様とキャンプ・・・と、うっとりと瞳を輝かせた。
そしてやってきたベクセリア地方。予想通り、紅葉の盛りで木々は燃えるような色に染まり、まさに壮観だった。
二人は、ススキの中に隠すようにテントを張り、なおかつ池に近いところにして水を確保できるようにした。それから落とし穴を掘って、身を隠してもみじこぞうを待った。
「・・・うまくかかるといいですね」
「そうだな」
ススキに隠れてぴったりと寄り添い、囁き声で会話を交わすと、クエスト中とはいえ幸せな気分に互いに包まれた。サンディは、辟易しているのか、変に気を利かせたのか、夜でもないのに帰ってしまっていた。
「・・・あ、来た」
何も知らないもみじこぞうが、鼻歌を歌いながらちょこちょこ歩いてきた。・・・そして、見事に落とし穴にひっかかった。
もみじこぞうはしばらく呆然としていたが、やがて這い出して、ぷりぷりして去って行った。ミミたちはさっそく落とし穴を覗きに言ったが、残念ながらハート形の葉っぱは落ちていなかった。
「まあいきなり最初に成功、という訳にはいかないよな」
それから、もみじこぞうたちに警戒されないように場所を変えてあちこち落とし穴を作ったが、その日は残念ながらハート形の葉っぱは見つからなかった。
夜ももちろん続けることにしたが、ひとまずテントに戻り、ひと休みすることにした。
簡単な夕食を摂り、汲んできた水をメラでお湯に変えて、交代でテントの中で体を拭く。イザヤールの番になって、テントの中から彼のあ、という声がした。
「イザヤール様?どうされたんですか?」
ミミが慌てて垂れ幕越しに声をかけると、照れくさそうな声が返ってきた。
「いや、すまない。私としたことが・・・うっかりいつも使っている剃刀を忘れただけだ」
イザヤールは、洗顔のついでに髭剃りと剃髪を一気に済ませるのが習慣になっている。
「それなら私、ルーラでセントシュタインに取りに行ってきます」
ミミが言うと、イザヤールは垂れ幕の陰から、顔だけひょいと覗かせて答えた。
「いや、構わない。・・・おまえが、無精髭でも嫌がらないでくれるなら」
「何で嫌がるって思うのですか?」
すると、イザヤールは首を伸ばして、ミミの頬に自分の顔を優しく擦り寄せ、笑った。
「こうすると、痛いかもしれないだろう」
まだ大丈夫、とミミは微笑んで答えた。それから二人はうっとりと、互いの洗いたての肌の香を楽しんだ。
その夜は交代で落とし穴掘りと見張りを続けたが、やはり残念ながらハート形の葉っぱを落とすもみじこぞうはいなかった。
そして、朝になり。イザヤールは、頭は防寒の為にターバンで被っていたが、顔は僅かに髭が伸び始めていた。いつもきちんとしているイザヤールのそんな姿を見ることはめったにないので、却って色気を感じて、ミミは密かに胸をときめかせた。
そんな風に過ごして数日経ち。そろそろ、いくら慎重にしても、もみじこぞうたちの間で、自分たちを狙う落とし穴があると噂になりそうで、ミミは焦っていた。
イザヤールの顔も無精髭ですっかりワイルド系になってしまっていて、ピアスをしたら似合います、的な雰囲気を醸し出していた。
「少し落ち着かないな」
呟いて、彼は顎をなでる。
「一回帰りますか?」
ミミが尋ねると、彼は笑って首を振り、囁いた。
「キスをするとき、おまえが痛がらなければ、構わない」
囁いて顔を寄せると、ミミも、嫌がっていないと示すように、それに応えようと目を閉じた。
が、そのとき。
どさっ、と音がして、もみじこぞうが落とし穴にはまった!
ひとまずキスはお預けとなり、二人が落とし穴に駆けつけると、もみじこぞうは慌てて逃げていった。そして、穴の中には。
ミミは、真っ赤なハート形の葉っぱを手に入れた!
「・・・お約束だな」
イザヤールは呟いて、それから素早く軽く唇を、愛しい恋人のそれに押し付けた。
依頼人に葉っぱを渡そうと、さっそくセントシュタインに戻ったミミとイザヤール。彼がリッカの宿屋に入った途端に、カウンターメンバーは一瞬、誰?という顔をした。イザヤールと気付いて、ちょっとロビー内がざわついた。
女の子は、ハート形の葉っぱを大喜びで受け取った。
「ミミさん、ありがとう!これでカレのココロは、あたしをしっかり見ててくれるのー」
女の子は、お礼にと、「にじいろのぬのきれ」をくれた!
「けっこん式のお色直しドレスにしよーと思ってたけど、ミミさんにあげる~」
女の子が帰っていって、イザヤールはやれやれと顎をざらりとなでた。
「さて、数日ぶりに風呂に入るか。私は共同浴場を使うから、ミミ、部屋の風呂はおまえが使ってくれ」
ミミは、相変わらずターバンで頭を被っているイザヤールを見上げ、おずおずと、彼にだけ聞こえる声で囁いた。
「イザヤール様・・・お願いが」
「何だ?」
「お部屋に戻るまで、頭には剃刀を当てないで頂けますか・・・。一度、イザヤール様の髪の色、見てみたいの・・・いやですか・・・?」
イザヤールは一瞬呆気にとられてから、微笑んで答えた。
「わかった。では、部屋で待っていてくれ」
やがて、イザヤールは、髭は綺麗に剃っていたが、相変わらずターバンを着けたまま共同浴場から出てきて、自室に向かった。
ミミの前でターバンを外したイザヤール。
「ついでに、もう少し伸ばしてみるかな」
冗談めかして言うイザヤールに、ミミはうっとりと呟いた。
「イザヤール様・・・髪型変わってもステキです・・・」
ただし、もっと伸ばしても、見せるのはおまえにだけ、そう囁いて、彼は再びターバンで頭を被った。〈了〉
見た目EX〇LEっぽくなるんでしょうか…ぜひおしゃれなスーツ+サングラスでバックダンサーよびを!!
チクチクも気にならない・髪のあるイザ様も見たい、と言うミミさん本当可愛い(*´ω`*)
うちの弟子ズだと、師匠と気付かない&肯定しつつドン引き という酷い光景しか見えないんですが、ラヴィエルさんのリアクションが気になる所です
そういえば私、ここ最近スケッチブックにイザ女主の漫画もどきを描いています(鉛筆ラフ画) ←んなもん描いてる暇があったら小説を書け!!
EXI○Eしか浮かばなかったw
髪の毛は茶色かなあ。イラストの眉毛が茶色っぽいので。
しかしませたお子様だ。
おはようございます☆愛があれば髪の毛なんて、あっても無くても(爆)
ワイルド系アリですかよかった~♪その状態でバックダンサー呼びすると、紛れてしまう可能性がw
いえ、イザ主に関しては、髪の毛のあるイザヤール様はイザヤール様じゃない、と思う方が正解かもしれませんよ~wwwつまりそちらのお二人のリアクションが正しいのです(笑)
うちの女主はおそらく、「イザヤール様なら大概のことはかっこいい」と思い込んでいるのではないかとwそれはそれでどーなんでしょうかw
ラヴィエルさん、もしもイザヤール様の髪を見たとしたら、「兄の髪の毛を数百年ぶりに見た・・・」と、何だかしみじみしそうです。
おはようございます☆わ~い、そちらの女主さんもうっとり派ですかvvvうっとりする女主さんにうっとりするイザヤール様が浮かびましたv
漫画ですと~!それはぜひとも、原稿用紙に描いてペン入れて書籍化致しませんともったいないではございませんか☆
漫画描くのと小説書くのって、同じストーリーでも、脳ミソの使う部分違う気がして何だか楽しいですw・・・私だけかしら。
おはようございます☆そうなんです、確かにEX○LEっぽいイメージなんですが、EX○LEのメンバー区別がさっぱり妖精な津久井・・・orz
髭+サングラス+黒っぽい胸元開いた服+ゴツいシルバーアクセ=EX○LEっぽい、という安直イメージw
髪の毛の色、どうなんでしょうねw津久井も個人的には眉毛の色と同じ系統と思っているのですが・・・果たして?
バラエティ番組等を見ていると、最近のお子様はおませさんだわ~と思う今日この頃ですwすぐ婚約したり婚約破棄しそう(笑)