「せーじつな愛」オマケラクガキ

昨日アップのクエスト１８４以降カテゴリ「せーじつな愛」のオマケラクガキ。伸びかけの髪の毛をターバンで隠しているイザヤール様が、サンディに「ね～見せなさいヨー！」とターバンのヒラヒラ部分を引っ張られております。そして、それに気付いて焦る女主。
ターバンは引っ張ったくらいでは簡単にほどけなさそうですが、ちょっと鬱陶しがっている様子のイザヤール様。「サンディ、やめてくれ。引っ張られると少々苦しいから」

昨日の話のオマケ話。宿屋メンバーがけっこうひどいですwそしてイザヤール様の髪質勝手妄想炸裂なのでご注意。
これまでのあらすじ・・・野営に剃刀を持っていくのを忘れ、結果少々髪と髭が伸びたイザヤール。髭は戻って早々剃ったものの、今まで彼の剃髪以外の髪型を見たことがないミミにせがまれて、もう少し髪は伸ばしてみることになったが・・・。
サンディ「ねーねー、見せてったら見せてよー！」
イザヤール「サンディ、ターバンをやたらに引っ張るな、苦しいぞ」
サンディ「なら見せてー！今までのツルツルが剃髪かリアルハゲか知りたいんだからー！」
イザヤール「・・・。何て身も蓋もない言い方だ」
ミミ「！！イザヤール様！・・・サンディ、ダメっ！イザヤール様は、見ていいのは私だけって約束してくれたんだからっ・・・」
ミミ、サンディを取り押さえる。
ミミ「イザヤール様！今のうちに逃げてください！」
サンディ「あっ、ミミ、何すんのヨー！ああっ、コラ逃げんなイザヤールさーん！」
リッカの宿屋一階に逃げ出してきたイザヤール。
イザヤール「・・・やれやれだな、まったく」
と、そのとき。ルイーダはイザヤールのターバンを盗もうとした！しかし盗めなかった！
イザヤール「うわっ、何だ、ルイーダ！」
ルイーダ「あら、惜しかったわ。『名人の手袋』装備しとけばよかった」
イザヤール「いったい何のつもり・・・ロクサーヌ、何している？！」
ロクサーヌ「お気になさらないで。イザヤール様に、新商品の帽子をかぶって頂く為に、ターバンを外すお手伝いをしているだけですのよ」
イザヤール「必要ないからやめてくれ」
リッカ「イザヤールさん、ターバン取って頭を見せてくれる？」
イザヤール「ストレートに来たな、リッカ・・・。そもそも、皆、何故そんなに私の髪型に興味があるんだ？ほんの少し伸びただけだぞ」
はた、と止まる一同。
ルイーダ「そう言われてみればそれほど興味ないかも」
ロクサーヌ「隠すと見たくなる、それだけのことでしたわね」
リッカ「そうだね。それにちょっと伸びただけなら、あんまり普段と違わないからいいかな」
ぞろぞろ仕事に戻る一同。
ラヴィエル「（笑いながら）イザヤール、なんだその拍子抜けした顔は」
イザヤール「・・・うるさい」
レナに至っては一切興味無し。
ミミ「（追いついた）・・・そっか。隠すと見たくなっちゃうんなら、私が独り占めしない方がいいかな・・・」
イザヤール「独り占め、なあ・・・。まあ別に元々おまえ以外誰も興味がないようだし、ターバンはいらないか」
サンディ「アタシのコトはまたガン無視かよ！」
こうして、そのまま出歩くようになったイザヤールだったが。
サンディ「イザヤールさん、そのＥＸ○ＬＥみたいな頭なら、装備は『おしゃれなスーツ』ネクタイ外して～、シャツボタンは第二まで開けて～、サングラスにピアス重ね着け、『あらくれズボン』に『スパイクレガース』でキマリね☆オシャレリーダーサンディちゃんが言うんだから間違いなしっ☆」
イザヤール「えぐ・・・○いる・・・？て言うか、私で遊ぶな」
やがて、もう少し髪が伸びてきたイザヤール。
イザヤール「元来少々髪が硬いらしくてな・・・この程度の長さではツンツンはねてしまう」
サンディ「いーじゃん、ワックスいらずで」
ミミ「イザヤール様・・・この髪型もかっこいいvvv」
宿屋メンバーの反応。
ルイーダ「あら、髪伸びても案外違和感ないわね」
ロクサーヌ「好青年って感じですわ」
リッカ「いい意味で普通だよね」
ラヴィエル「おまえの髪を見たのは数百年ぶりだな」
レナ「何よ、みんな。そんな目で見たって、私から言うことなんかないわよ」
こうして、イザヤールの短い髪に指をくぐらせたりなでたりする楽しみが増え、もっと伸びたらブラッシングもと夢見るミミだったが。ある朝。
イザヤール「すまんミミ、寝ぼけていてつい、以前の習慣で髪も剃ってしまった」
ミミ「あ・・・。でも、いいんです、やっぱりこっちのイザヤール様も大好きですv」
サンディ「剃髪だと一見怖くなるから、最近みたいに必要以上にモテなくて安心だしね～」
ミミ「さ、サンディ、それは言わないでっ・・・」
イザヤール「？髪があろうがなかろうが、そんな心配は無用だと思うが？」
彼が見馴れた姿に戻って、やっぱり何だか安心したミミでした。