ずっとスウェーデンとフィンランドのNATO加盟に反対してきたトルコが軟化
し加盟に賛成する意向を見せ、NATO加盟が現実的なものとなって来ました。
トルコが北欧2カ国のNATO加盟に難色を示してきたのは、2カ国がトルコ領
内にいるクルド族を支援し、かくまっているからだと主張していたからです
が、今後クルド族を支援しないという確約を得たからだと言われています。
しかし、これよって2カ国が無事にNATOに加盟し、集団自衛権の枠の中で
国家の自衛と安全を享受できることを考えれば正解であったと思われます。
今やロシアの標的は北欧やバルト3国などと言われておりロシアと陸続きの国
は皆脅威を感じているのです。
集団自衛権の枠組みの中に入り込めたら、例えロシアが軍事的な威圧を加えて
きても、加盟国が全員で戦う姿勢を見せたならば、決して攻撃を加えてくる
ことはないでしょう!!
そういう意味ではウクライナがNATOに加盟することができず、軍事侵攻され
国土は荒廃し、多くの国民が犠牲になったことは残念でしかたありません。
もっとなんらかの力でウクライナの安全を保障できなかったのかと悔やまれて
なりません。
まだ戦争途上ですからこれからどのような戦局になるのか誰にもわかりません
が、もうこれ以上の血を流すことのないよう祈るばかりです。