ウクライナ情勢は非常に緊迫化していて、セベロドネツクは既にロシア軍によって陥落した模様です。
圧倒的に優位な軍事力でウクライナに軍事侵攻したロシア軍はウクライナ軍の
抵抗に遭いながらも徐々に支配地域を広げ、既にロシア化した地域もあるようです。
そのような中で一般市民がパルチザン化し、ロシア軍に抵抗する動きが出てきています。
抵抗運動をレジスタンスとかパルチザンという言葉をよく使います。
第二次世界大戦のときにもナチスドイツ占領下のフランスやユーゴスラビアに
おいて一般市民が武器を取って戦ったという話を聞いたことがあります。
かつては連合国であったソ連=今のロシアが占領軍としてウクライナを占領し
ナチスドイツがレジスタンスやパルチザン闘争と戦った時と同じように今や
ウクライナの一般市民であるパルチザンと戦うとはなんという歴史の皮肉で
しょうか?
プーチン大統領は大変な読書家で歴史書をよく読むらしいので、そのへんの
歴史については非常に詳しいと思うのですが。
かつて対ナチス戦でパルチザン闘争をしたソ連=今のロシアがウクライナの
一般民衆のパルチザンと戦うなどということは誰も予想しなかったことだと
思います。
このままロシアは泥沼の戦いに引きずり込まれ、結局は経済破綻して国家その
ものが終焉する可能性がないとは言い切れません。
私たちはこの戦争を対岸の火事として遠くで眺めているのではなく、いつかは
自分たちにも火の粉が降ってくるかもしれないという危機感を持ち、ウクライ
ナを支援するとともに、日本のあり方についてもよく考え行動する時期に来て
いるのではないでしょうか?