先日、12月4日に東京・西新宿にある新宿村LIVEで行われたベニバラ兎団主催舞台『パライソの海』を鑑賞してきたので、今回はそのレポートを。その前に前知識でも。
今回主催のベニバナ兎団とは、元SHAZNAのボーカルやったIZAMさんが主宰する劇団で過去19回の本公演を開催してきた劇団や。今回の『パライソの海』は、島原の乱をモチーフとした作品で、3年前に東京で、2年前に熊本・天草で公演された舞台のリバイバルや。では、まずは舞台の周辺模様から。
これが今回の舞台の会場の新宿村LIVEや。西新宿の高層ビル街にあるとは思えないほどの劇場や。
今回もファンの皆さん、所属事務所の社長さん(笑)から出演祝いの花が飾られていたんや。そして物販ブースで、パンフレットとキャストさん全員の生写真セットを購入、気分が高まったところでいよいよ開演や。
実は今回観に行ったのは、この舞台に元AKB48・なっちゃんこと平嶋夏海さんがゲスト出演するからや。で、当舞台の公式サイトを調べてみたら、今回の出演者の中に元NMB48・りぽぽこと小谷改め三秋里歩さんの名前があったので、ますます観に行こうって気になったんや。元ではあるが、なっちゃんもりぽぽも48グループのメンバー、48グループファンの僕としては、なにがなんでも観に行こう、なっちゃんとりぽぽがどんな絡みを観ようと思うたんやね。でも観終わったら、そんなことどうでもよくなったんやけどね。
今回の舞台は先程も書いた通り、江戸時代初期に起きた島原の乱をモチーフにして作られているんや。過酷な年貢の取り立てやキリシタン弾圧に対して、若き指導者・天草四郎時貞もの下、自由と平等を求め幕府軍に対し一揆を起こす。最初は一揆側が勝利を納めるも、徐々に圧倒的な物資を誇る幕府軍に追い詰められ、最後は完全に鎮圧される……。僕も多少は島原の乱を知っていたが、舞台化された島原の乱を観て、ホンマに観入ってしまったわ。
で、どうでもよくなったとか観入ってしまったとかって書いたのはなぜか? ベニバラ兎団の迫力ある演技、演出に圧倒されたからや!
いやぁ、これぞ正にプロの舞台、プロの劇団ってやつやね。今までいろんな舞台を観てきたつもりやけど、ホンマに演出や劇団員さんのクオリティというかポテンシャルというか、よう分からないが、こんなに凄いのは久しぶりや。
劇団員さんの迫力ある演技もさることながら、彼らの声質、会場の外にまで届けとばかりの通る声やったね。そして彼らの演技を引き立てていたのが、音楽・効果音や。情報では聞いていたが、一部効果音を除き、バンドの生演奏でやっていたんや。そしてその演奏が、あまりにも場面毎の状況ににマッチしていて、観衆の笑い・悲しみを引き出していたね。
勿論他の劇団やキャストさんが悪いのではない。彼らだって観衆を楽しませようとして頑張っているのは確かや。でも、ベニバラ兎団はそれら以上のものを僕たちに見せてくれた、というか、魅せてくれたと言うた方がエエかも。
しかしこの劇団、今回の演目は劇団としては異色の演目であって、本来はもっと笑いの部分が多いらしい。そうなったら、劇団の真骨頂とも言える演目を観てみたくなった。ということで、来年の舞台がいつになるかは分からないが、観に行こうと思うてます。
まだまだ書きたいこともありますが、今回はここまでです。最後になりますが、今回舞台に参加された作者さん、演出のIZAMさん、主演・天草四郎時貞を務めた小谷嘉一をはじめ全てのキャストさん、スタッフさん、そして観客の皆さんを含め、舞台『パライソの海』に参加された全ての皆さん、お疲れさまでした!
今回主催のベニバナ兎団とは、元SHAZNAのボーカルやったIZAMさんが主宰する劇団で過去19回の本公演を開催してきた劇団や。今回の『パライソの海』は、島原の乱をモチーフとした作品で、3年前に東京で、2年前に熊本・天草で公演された舞台のリバイバルや。では、まずは舞台の周辺模様から。
これが今回の舞台の会場の新宿村LIVEや。西新宿の高層ビル街にあるとは思えないほどの劇場や。
今回もファンの皆さん、所属事務所の社長さん(笑)から出演祝いの花が飾られていたんや。そして物販ブースで、パンフレットとキャストさん全員の生写真セットを購入、気分が高まったところでいよいよ開演や。
実は今回観に行ったのは、この舞台に元AKB48・なっちゃんこと平嶋夏海さんがゲスト出演するからや。で、当舞台の公式サイトを調べてみたら、今回の出演者の中に元NMB48・りぽぽこと小谷改め三秋里歩さんの名前があったので、ますます観に行こうって気になったんや。元ではあるが、なっちゃんもりぽぽも48グループのメンバー、48グループファンの僕としては、なにがなんでも観に行こう、なっちゃんとりぽぽがどんな絡みを観ようと思うたんやね。でも観終わったら、そんなことどうでもよくなったんやけどね。
今回の舞台は先程も書いた通り、江戸時代初期に起きた島原の乱をモチーフにして作られているんや。過酷な年貢の取り立てやキリシタン弾圧に対して、若き指導者・天草四郎時貞もの下、自由と平等を求め幕府軍に対し一揆を起こす。最初は一揆側が勝利を納めるも、徐々に圧倒的な物資を誇る幕府軍に追い詰められ、最後は完全に鎮圧される……。僕も多少は島原の乱を知っていたが、舞台化された島原の乱を観て、ホンマに観入ってしまったわ。
で、どうでもよくなったとか観入ってしまったとかって書いたのはなぜか? ベニバラ兎団の迫力ある演技、演出に圧倒されたからや!
いやぁ、これぞ正にプロの舞台、プロの劇団ってやつやね。今までいろんな舞台を観てきたつもりやけど、ホンマに演出や劇団員さんのクオリティというかポテンシャルというか、よう分からないが、こんなに凄いのは久しぶりや。
劇団員さんの迫力ある演技もさることながら、彼らの声質、会場の外にまで届けとばかりの通る声やったね。そして彼らの演技を引き立てていたのが、音楽・効果音や。情報では聞いていたが、一部効果音を除き、バンドの生演奏でやっていたんや。そしてその演奏が、あまりにも場面毎の状況ににマッチしていて、観衆の笑い・悲しみを引き出していたね。
勿論他の劇団やキャストさんが悪いのではない。彼らだって観衆を楽しませようとして頑張っているのは確かや。でも、ベニバラ兎団はそれら以上のものを僕たちに見せてくれた、というか、魅せてくれたと言うた方がエエかも。
しかしこの劇団、今回の演目は劇団としては異色の演目であって、本来はもっと笑いの部分が多いらしい。そうなったら、劇団の真骨頂とも言える演目を観てみたくなった。ということで、来年の舞台がいつになるかは分からないが、観に行こうと思うてます。
まだまだ書きたいこともありますが、今回はここまでです。最後になりますが、今回舞台に参加された作者さん、演出のIZAMさん、主演・天草四郎時貞を務めた小谷嘉一をはじめ全てのキャストさん、スタッフさん、そして観客の皆さんを含め、舞台『パライソの海』に参加された全ての皆さん、お疲れさまでした!