日経メディカルの記事で、先日の墨東病院の妊婦さんの件に関し、舛添vs石原論争を読む―どうなる?東京の救急医療という記事が記載されていました。
記事を書いている竹中郁夫さんという方が書いていらっしゃるブログです。(登録すると誰でも読めます。)
「医療のリスクマネジメントを考えるには、単に医療事故の原因を突き詰めるだけでは不十分。医療制度、医療経営、医学教育のほか、時代の動きもウオッチングすることが重要だ、と竹中氏は考える。そのブレインストーミングのために、双方向的な意見交換の場としてブログを書きつづる。」
東京都の体制を避難する舛添さん 対 国の医療政策を批判する石原さんの論争。
そんなことをしていても物事が解決するようには私にはとても思えません。
それに比べ、亡くなった妊婦のご主人が、10月27日に厚生労働省で開いた記者会見で述べたコメントが記載されていました。
それは、医療現場や行政を責めるどころか、病院の医師たちを気遣うものでした。
「妻が浮き彫りにしてくれた問題を、力を合わせて改善してほしい。安心して赤ちゃんを産める社会になることを願っている」
「何かが変われば『これを変えたのはおまえのお母さんだよ』と子供に言ってあげたい」
「墨東病院の医師も看護師も本当に良くしてくれた。彼らが傷つかないようにしてほしい」。
と。
竹中さんは、
・本当に受け入れ困難の病院が多数ある → 医師数不足(国の施策の問題点)
・東京都は、ERと称しながら、実際には受け入れ体制が整っていないことがある。→ 医療偽装とも言えるのではないか?(都の施策の問題点)
と、それぞれの問題点を突いています。
問題は複雑だからこそ、その解決には、国、地方自治体、医療が協力する必要があるんですよね。
石原さんも、舛添さんも、今いる政治家の中では、自分の考えを自分の言葉で発することのできる政治家だと私は思います。ただ、ちょっと冷めていたり、ひねくれているのが、物足りないんですよね。私には。
NHKプロフェッショナルで、野尻知里さんがおっしゃっていた
「リーダーはチアリーダー」が、放送以来、ずっと胸に響いてます。
そして、今回のアメリカ大統領選。前に向かって心を束ねるリーダーの登場を、心底、うらやましく思いました。
記事を書いている竹中郁夫さんという方が書いていらっしゃるブログです。(登録すると誰でも読めます。)
「医療のリスクマネジメントを考えるには、単に医療事故の原因を突き詰めるだけでは不十分。医療制度、医療経営、医学教育のほか、時代の動きもウオッチングすることが重要だ、と竹中氏は考える。そのブレインストーミングのために、双方向的な意見交換の場としてブログを書きつづる。」
東京都の体制を避難する舛添さん 対 国の医療政策を批判する石原さんの論争。
そんなことをしていても物事が解決するようには私にはとても思えません。
それに比べ、亡くなった妊婦のご主人が、10月27日に厚生労働省で開いた記者会見で述べたコメントが記載されていました。
それは、医療現場や行政を責めるどころか、病院の医師たちを気遣うものでした。
「妻が浮き彫りにしてくれた問題を、力を合わせて改善してほしい。安心して赤ちゃんを産める社会になることを願っている」
「何かが変われば『これを変えたのはおまえのお母さんだよ』と子供に言ってあげたい」
「墨東病院の医師も看護師も本当に良くしてくれた。彼らが傷つかないようにしてほしい」。
と。
竹中さんは、
・本当に受け入れ困難の病院が多数ある → 医師数不足(国の施策の問題点)
・東京都は、ERと称しながら、実際には受け入れ体制が整っていないことがある。→ 医療偽装とも言えるのではないか?(都の施策の問題点)
と、それぞれの問題点を突いています。
問題は複雑だからこそ、その解決には、国、地方自治体、医療が協力する必要があるんですよね。
石原さんも、舛添さんも、今いる政治家の中では、自分の考えを自分の言葉で発することのできる政治家だと私は思います。ただ、ちょっと冷めていたり、ひねくれているのが、物足りないんですよね。私には。
NHKプロフェッショナルで、野尻知里さんがおっしゃっていた
「リーダーはチアリーダー」が、放送以来、ずっと胸に響いてます。
そして、今回のアメリカ大統領選。前に向かって心を束ねるリーダーの登場を、心底、うらやましく思いました。
心に残りました。