ママ研究者~人生まだまだこれから~

製薬会社で新薬開発に挑む研究者。2人の息子(6&0歳)がいます。ママ研究者(今は臨床系)、日々の思いを綴ります!

企業のカラーの違いを感じるとき。

2009-05-30 05:33:03 | 企業におけるお仕事
製薬業界は、クスリという人の命に関わる製品を扱う業種であるため、規制も厳しく、一般的に、”お堅い”部類の業種だと言えると思います。

それでも、企業のカラーはそれぞれだなぁと感じる瞬間があります。

例えば、学会のブースなどを訪れたとき。特に、この差は、外資系の製薬メーカーと内資系メーカーで顕著な気がします。
なんて表現したらいいのか分からないのですが、外資系の販売戦略の方が、”派手”というか、”いけいけムード”な感じがするんですよねー。

最も、最近日本で上市されるクスリは、外国で承認されているものを、日本のメーカーが日本での臨床開発・販売権を購入しているケースが増えているので、そうした商品を扱う日本メーカーは、やはりその影響を受けている気がしますが。

それから、こうした風土の違いは、企業のHPなどからも伺うことができます。

例えば、ファイザーのページ。
目の健康意識調査に関する記事。内容も驚きなのですが、それ以上に、私が驚いたのは、「アラフォー世代」という言葉が、会社の公式HPに、普通に使われている点です。うちの会社だったら、「アラフォー」という言葉を、会社の公式HPに使うかなぁ、なんて考えたりしました。

一方、バイアグラの販売10周年キャンペーンのページなんて、もっとスゴいのです。こういうキャンペーンの内容を決めている会社の会議、どんな方たちが、どんな雰囲気で、意思決定をしているのか、ぜひ、覗いてみたい気もします。。。

あくまで私の個人的想像に過ぎないのですが、内資系メーカーは、「こういう記載はまずいんじゃないか」とリスクを回避する傾向にあるのに対し、外資系メーカーは、「あれもやってみよう、これもやってみよう。」という雰囲気で、薬事法などに抵触しない範囲で、積極的にチャレンジしているのかなぁと感じたりします。

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