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ママ研究者~人生まだまだこれから~

製薬会社で新薬開発に挑む研究者。2人の息子(6&0歳)がいます。ママ研究者(今は臨床系)、日々の思いを綴ります!

くるみん:子育てサポート認定事業主

2008-05-12 06:25:49 | 育児、保育園
今日の新聞の求人広告を見てたら、かわいいマークが目に留まりました。
つぼみみたいなのに、赤ちゃんがくるまれているマーク。
「子育てサポートしています。 認定事業主」と書いてありました。

気になって調べてみました。

くるみん-Wikipedia
こちらのURLにわかりやすくまとめてありました。

「次世代育成支援対策推進法」(H15年7月交付)により、
従業員301人以上を有する事業主は、従業員の子育て支援の「一般事業主行動計画」を策定し、H17年4月1日以降に、各都道府県の労働局に届け出ることが義務づけられました。
その行動計画の策定、実施の結果、一定の基準を満たした事業主は、厚生労働省から、認定事業主マーク(通称くるみん)を与えられます。

認定の基準を見てみると、育児休業や、育児短時間などいろいろあるのですが、最もハードルが高いと思われるのは、「男性の育児休業取得者」のところかなぁと個人的には思います。
ただ、女性が70%以上取得とあるのに対し、男性はひとりでもいればいいようで、「甘いなぁ」と思いいますが、千里の道も一歩からなんですかね。

認定された企業は、「くるみんマーク」を商品や広告に掲載することができるとされてます。
次世代の女性が就職先を探すときの、ひとつの目安になってゆくのかもしれないですね。

2007年9月30日現在認定企業は366社。
大手製薬メーカーだと、アステラス、田辺、万有、武田、日本新薬、外資系だとサノフィアベンティスなどが見受けられます。

公募でつけられた名前のようですが、名付け親の方たちは、
「赤ちゃんを優しくくるむ、また、職場ぐるみでとりくむ」
という気持ちを込められたようです。

なんだかとってもほのぼのした気分になりました♪

親子の時間

2008-05-11 16:25:44 | 育児、保育園
「親子の過ごす時間の長さ」、これ、ワーキングマザーにとって大きな悩みですよね。

昨日の保護者会で、先生を囲んだ質問会で、こういう質問が出ました。
「自宅に帰って、寝るまでの時間は2~3時間。
つまり、起きている時間の大半は、保育園で過ごしていることになります。
親としてこれでいいんでしょうか?そして、親と認識されているんでしょうか。」

多くの保護者の方が、うなずきながら聞いてました。

先生は、笑いながら、
「私は50日で職場復帰したので(最初は無認可)、
子供が1歳になって話し始めた頃、最初に、「先生」と呼ばれました。
夜の部の先生と勘違いされてたようです(昼の保育園の先生に対し)。」

その後、まじめに
「2時間半、真剣に過ごせば、かなり濃密な時間が過ごせると思いますよ!」
と励ましてくださいました。

私の母も、「量でなくて、質でカバーだよ。」とエールを送ってくれます。
子供と真剣に向き合えるよう、体力をつけると共に、仕事だけでexhaust しないように、
ワークライフバランスを整えようと思います。


成田奈緒子先生の講演

2008-05-11 07:58:01 | 育児、保育園
今日は、保育園の保護者会で、「成田奈緒子先生」の講演がありました。

小児科医であり、文教大学の准教授である先生は、一児の母でもあります。
我が息子が通う保育園に、娘さんを昔通わせていたという縁で、一年に一回、講演を開いてくれています。
気取った感じもなく、テンポよいトークが面白い、とても魅力的な先生です。

脳の発達を研究しているのですが、子供の脳の発達に及ぼす重要な点として、
「早寝、早起き、朝ご飯」、および、「たくさんの刺激を与えること」
の2点を強調なさってました。

たくさんの刺激とは、英会話やスイミング、ピアノを習わせることではなく、「朝起きて朝日を浴び、外の空気を吸い、鳥の鳴き声を聞き、泥遊びをし、夏は暑い、冬は寒いと感じる」など、五感から入る刺激のこと。
一方で、テレビは、視覚への刺激に偏るので、過度の見せ過ぎはよくないとおっしゃってました。

セロトニンの研究をなさっているようですが、セロトニン神経の発達には、早寝早起きがとても重要のようです。
先生の書かれた記事の中で、子供にも、うつ、不安が増えており、「SSRI」が処方されるというのを知り、とてもびっくりしました。

先生によると、現在、小中高で、10万人のお子さんが不登校のようです。
これは30人のクラスに1、2人の割合になるようで、本当に他人事の話ではないですよね。
そういえば、高校教諭をしている私の友人も、不登校がクラスに2人いると言ってました。

先生が紹介した、育児の悩みは、私たちが客観的に記事として読めば、「正しい、正しくない」が判断つくものがほとんどでした。
先生は、「まだみなさんのお子さんは小さいですが、これから、こういうことが起こるということを想定して育児してくださいね。そして、悩みにぶちあたったら、客観的に考えてみる姿勢ももってくださいね。」
とおっしゃっいました。

世間体ばかりを気にせず、我が子の個性をしっかり受け止める育児、とても難しいことだと思いますが、挑戦していこうと思います。


育児は年中無休

2008-04-08 04:21:33 | 育児、保育園
喘息持ちの私は、季節の変わり目は、調子が悪くなることが多い。
ここ最近、ずっと咳と喉の痛みが止まらない。

こんなとき、「育児って年中無休なんだなぁ」ってしみじみ感じる。
息子は元気いっぱい、私の体調不良とはお構いなし。
少し横になろうものなら、上に乗って来たり、顔をつんつん突っついたり、耳元で「まんまー(お母さんという意味)」と叫んだり。。。
かわいいんですけどねー。

仕事も休めないし、とにかく、子供が寝たチャンスを逃さず、体を休めるしかないんですね・・・。
幸い、3月末に断乳してから、夜間目を覚まさず、朝までぐっすり寝てくれるようになったので、かなり楽になりましたが。。。

親になるってすごいことで、自分もこうやって育ててもらったんだなぁとしみじみ感じる今日この頃でした。

保育園、初年度終了。

2008-03-29 00:23:57 | 育児、保育園
本日で、保育園の初年度終了。
来週の月曜日からは1学年進級。
子供が4ヶ月で職場復帰してから、あっと言う間の一年でした。

2000坪の敷地でのびのびとした保育。
園の畑で無農薬野菜栽培。
園のアイドル、2匹のラブラドール。
厳しく、優しい86歳の園長先生との会話。
子供だけでなく、私も「第二の家庭」のように感じるようになってました。

病気との戦いの一年でした。
突発性発疹、ヘルパンギーナ2回、ロタウイルス2回、中耳炎、喉頭炎(5日間の入院)、それ以外に、普通の風邪10回以上。
遠方からの母や義母さんのヘルプ、
旦那との協力、
職場の仲間からのヘルプ、
昼夜問わず受診してくれた病院の温かいスタッフ、
家族、仲間、地域との絆の大切さを知った1年でもありました。

毎日、必死だった気がするけど、振り返ると、楽しいことの方が断然多かったなぁ。

感謝、感謝。