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サンコネクト発電所のブログ

太陽光発電所の運用情報を発信しています。

こいがね発電所 売電開始!

2013年03月22日 | こいがね発電所

本日より、こいがね発電所も売電開始となりました。

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この写真を見て系統連系する電柱までのケーブルがないことにお気づきの方もいらっしゃると思います。

こいがね発電所では構内電柱とアレイの間のケーブルはすべて地中配管としました。

これによりすっきりとした綺麗な景観になっています。

また写真でもわかるように隣地は山林などです。

ですから朝夕の木立の影の影響を考慮して土地を全面的に利用していません。

その結果アレイは北側に寄せましたので南側が開けています。

この先、この空地部分を何かグリーンな事に利用できたら良いなと考えています。

まぁ、すぐに草が生えてきそうですが…。

こちらは最大合計出力38.4kwですが期待しています。


防草シートと固定ピン

2013年03月11日 | こいがね発電所

太陽光発電パネルの下に防草シートを敷きましたが、

その防草シートが風で飛ばされないようにピンで固定してあります。

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「黒丸くん」という商品名の固定ピンを全部で約800本使用しました。

ピンは鉄製ですぐにサビがでます。サビがでるとかえって抜けにくいそうです。

しかし、ピンは細いのでサビがでると長い間にピンが腐ってしまうかもしれません。

また固定ピンですと強風で防草シートの一部がめくれた場合順番に次から次へと抜けてしまう可能性もあります。

抜けてしまった固定ピンはもうその役目を果たしません。

大量の固定ピンを打ちながらそんな考えに襲われて不安がよぎります。

そこで物理的に重量のある物で固定することにしました。

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ずばり石です。1個20kgくらいありそうです。

数キロ先に海岸があるので大量に石はあります。

固定ピンを打ってあるので補助的に固定するつもりでいましたがかなりの数になりました。

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これで台風が来ても安心です。


防草シート

2013年02月14日 | こいがね発電所

雑草対策としてアレイ周辺に防草シートを敷きました。

雑草は背の低い雑草だけならば良いですがススキなど背の高い植物を放置しますと、

パネルに影を落とす可能性もあります。

そして何よりも景観が悪くなります。

太陽光発電は20年以上継続するものですから、できるだけ日々のメンテナンスを少なくする

対策を当初から行っておくことが大切です。

雑草対策には、「刈払機(草刈り機)」による除草や「薬剤(除草剤)」による除草、

他にも「固まる土」や「舗装」など考えられますが、

ソーラーコネクトでは「防草シート」を使用しました。

( ↓ 施工の様子です。)

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ソーラーコネクトでは2種類のシートを使用しました。

2種類というのは、日なた用と日陰用に使い分けました。

日当たりの良い場所に使用した防草シートは「エコナル防草シート(ダークグリーン)」。

なかなか良かったです。防草シートお探しの方にはおすすめですね。

遮光性も高く浸透性もありますので安心です。

何よりも生地がしっかりしていてほつれる心配もありません。

トラックの荷台シートの上級品のような感じです。

「ザバーン防草シート」や「とことん草なしシート」のように2層構造ではありませんが、

なかなか耐久性もありそうです。

もう1種類は日陰用に「大面積農業向け防草シート(緑)」です。

パネルの下は日陰になることと面積が広いので費用対効果を考慮しました。

こちらは、生地が織込布ですので強度は弱いですがホ-ムセンターで販売されている

商品よりは良さそうです。

幅4m×100m巻があるのも助かります。

施工時期がちょうど2月という草が少ない時期というのも良かったです。

本格的な雑草シーズンを前にどれだけ効果を発揮するか楽しみです。


パネル取付完了

2013年02月07日 | こいがね発電所

こいがね発電所のパネル取付工事が本日完了しました。

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こちらの写真が全景です。

発電量38.4kwでソーラーフロンティSF160-S(160w)240枚を取り付けました。

地面が舗装されていないので雨の跳ね返りでパネルが汚れることを防ぐため、

また、少しでも周辺木の影の影響を少なくするために川久保発電所に比べて

パネルの高さを20cm程度高くしました。

基礎として使用しているスクリュー杭の全長が160cmサイズのために調整できました。

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こういった調整ができる点もスクリュー杭の魅力ですね。


造成工事

2013年02月02日 | こいがね発電所

ソーラーコネクトこいがね発電所の造成工事が終わりました。

造成前は地目が山林の荒地でした。

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↑ 以前の様子

目視では早朝に周辺の木の陰がかかるものの、

段々はありますが日当たりの良いほぼ水平な地形だと思っていました。

スクリュー杭基礎工法で施工することを考えていたので、

除草すればある程度の高低差も気にすることなく設置できると考えていました。

しかし、測量機で計測したところ東西40mで最大約90cmの高低差がありました。

やはり目視ではあてにならないですね。

スクリュー杭基礎工法でも高低差を調整することは困難でしたので、

元来の段々の地形を利用しながらパネル設置面を水平にしました。

また、こいがね発電所は舗装されていないので、

今後の除草対策として防草シートをパネル周辺に敷く予定です。

費用はかかりますが防草シートによって夏の除草作業を最小限にする予定です。