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サンコネクト発電所のブログ

太陽光発電所の運用情報を発信しています。

2013年9月の発電量

2013年10月17日 | 月間発電状況記録簿

2013年9月の太陽光発電量のご報告です。

Dsc00529

まずは気象データです。

月間日照時間 201時間  平均気温 24度 (気象庁発表 気象統計情報より)

なお、2012年9月は「193時間」、2011年9月は「180時間」、2010年は「202時間」です。

過去30年間の9月の平均日照時間は「153時間」です。

パネルの接地状況は「三相200V」「真南向き」「勾配15度」「アルミ架台による野立設置」です。

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  発電量(パネル出力)    1kw当たり  1kwh発電量÷日射時間

①6450kwh (49.92kw)     129.20kwh      669wh

②6510kwh (49.92kw)     130.40kwh           675wh

③5934kwh (48.00kw)     123.62kwh      640wh※パワコン故障あり

④4859kwh (38.40kw)     126.53kwh           655wh  ※影の影響あり

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参考(単相100V 屋根設置 勾配約22度 方角は南東・南西の2面)

⑤1543kwh(12.16kw)        126.89kwh           657wh

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③は落雷の影響で10kwパワコン1台が1週間ほど故障していたので参考値になりますね。

⑤は少し発電量が少ないような気もするので要経過観測したいと思います。


2013年8月の発電量

2013年09月09日 | 月間発電状況記録簿

2013年8月の太陽光発電量のご報告です。

Dsc00529

まずは気象データです。

月間日照時間 231時間  平均気温 27.2度 (気象庁発表 気象統計情報より)

なお、2012年8月は「252時間」、2011年8月は「227時間」、2010年は「252時間」です。

過去10年間の8月の平均日照時間は「210時間」です。

パネルの接地状況は「三相200V」「真南向き」「勾配15度」「アルミ架台による野立設置」です。

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  発電量(パネル出力)    1kw当たり  1kwh発電量÷日射時間

①7134kwh (49.92kw)     142.90kwh      618wh

②7218kwh (49.92kw)     144.59kwh           625wh

③6876kwh (48.00kw)     143.25kwh      620wh

④5384kwh (38.40kw)     140.20kwh           606wh  ※影の影響あり

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参考(単相100V 屋根設置 勾配約22度 方角は南東・南西の2面)

⑤1738kwh(12.16kw)        142.92kwh           618wh

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7月よりも改善されましたが、5月には及びませんでした。

5月の日照時間「225時間」に対して、8月の日照時間「231時間」です。

日照時間を補正し発電量を比較すると、5月に対して約10%ほど発電効率が低下しています。

原因は「温度特性による出力の低下」なのでしょう。

温度特性による出力の低下は、「温度が1度上昇することでおよそ0.5%低下する」と言われています。

5月の平均気温「18.1度」に対して、8月の平均気温「27.2度」です。

平均気温の差が約9度ですから「0.5%×9度=4.5%の出力低下」になります。

直射日光が当たるパネル上では、平均気温の差以上に温度差があるのは明らかです。

10%の出力低下をすべて温度差によるものと考えると、パネル面では5月と比較して20度以上の差になりますが、それくらいあっても不思議ではなさそうです。

比較的高温に強いといわれているCISですが、結晶系と比較してどうなんでしょうか?


2013年7月の発電量

2013年09月09日 | 月間発電状況記録簿

2013年7月の太陽光発電量のご報告です。

Dsc00529

まずは気象データです。

月間日照時間 164時間  平均気温 25.3度 (気象庁発表 気象統計情報より)

7月と言えば「夏のはじまり」のイメージですが、どうしても初旬に梅雨の影響が残り、月間では日照時間が伸びません。

なお、2012年7月は「189時間」、2011年7月は「193時間」、2010年は「209時間」です。

過去10年間の7月の平均日照時間は「137時間」です。

パネルの接地状況は「三相200V」「真南向き」「勾配15度」「アルミ架台による野立設置」です。

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  発電量(パネル出力)    1kw当たり  1kwh発電量÷日射時間

①6197kwh (49.92kw)     124.13kwh      756wh

②6263kwh (49.92kw)     125.46kwh           765wh

③5974kwh (48.00kw)     124.45kwh      758wh

④4735kwh (38.40kw)     123.30kwh           751wh  ※影の影響あり

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参考(単相100V 屋根設置 勾配約22度 方角は南東・南西の2面)

⑤1602kwh(12.16kw)        131.74kwh           803wh

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う~ん、4月よりも悪い数字になりました。

日照時間が短いので仕方がありません。

こんな時もありますよね。8月に期待です。


2013-07-04 07:17:36

2013年07月04日 | 月間発電状況記録簿

2013年6月の太陽光発電量のご報告です。

Dsc00529

まずは気象データです。

月間日照時間 114時間  平均気温 20.9度 (気象庁発表 気象統計情報より)

まさに今月は「梅雨」ですね。5月に比べて半分の日照時間しかありません。

なお、2012年6月は「119時間」、2011年5月は「104時間」、2010年は「149時間」です。

過去10年間の6月の平均日照時間は「113時間」です。

パネルの接地状況は「三相200V」「真南向き」「勾配15度」「アルミ架台による野立設置」です。

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  発電量(パネル出力)    1kw当たり  1kwh発電量÷日射時間

①5487kwh (49.92kw)     109.92kwh      964wh

②5533kwh (49.92kw)     110.84kwh           972wh

③5281kwh (48.00kw)     110.03kwh      965wh

④4138kwh (38.40kw)     107.77kwh           945wh  ※影の影響あり

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参考(単相100V 屋根設置 勾配約22度 方角は南東・南西の2面)

⑤1384kwh(12.16kw)        113.81kwh           998wh

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⑤は単相100Vなので絶縁トランスは不要です。パワコンはソーラーフロンティア純正品です。

①~④を絶縁機能でのロスが1.5%あったと仮定しても111.30kwしかなく、⑤より2.51%マイナスの発電効率になります。

6月はふたたび⑤のほうが発電効率が良くなりました。

雨天や曇天が多いと当然、発電量が少なくなります。

①~④と⑤は10kmほど離れています。

発電量が少ない月は、基準となる数値(分母)が小さくなるので、わずかな晴れの時間の影響が大きく出るのかも知れません。

今日もまだ梅雨らしくすっきりしない天候です。

早く夏の日差しを見たいものです。


2013年5月の発電量

2013年06月07日 | 月間発電状況記録簿

2013年5月の太陽光発電量のご報告です。

Dsc00529

まずは気象データです。

月間日照時間 225時間  平均気温 18.1度 (気象庁発表 気象統計情報より)

発電量は日照時間に大きく左右されるので重要なポイントです。

なお、2012年5月は「191時間」、2011年5月は「172時間」、2010年は「185時間」です。

過去10年間の5月の平均日照時間は「177時間」ですので大幅に良いほうですね。

しかし今年の5月は全国的に少雨でしたので情報をいただいた方が太陽光パネルを設置されている三重県では250時間~275時間、長野県立科ではなんと301時間(!!)と全国的に日照時間がとても良好でした。

こちらもそれだけ日照時間が長ければあと30%は発電量が多かったはずです。

羨ましいかぎりです。

パネルの接地状況は「三相200V」「真南向き」「勾配15度」「アルミ架台による野立設置」です。

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  発電量(パネル出力)    1kw当たり  1kwh発電量÷日射時間

①7740kwh (49.92kw)     155.04kwh          689wh

②7824kwh (49.92kw)     156.73kwh           696wh

③7482kwh (48.00kw)     155.87kwh           692wh

④5900kwh (38.40kw)     153.64kwh           682wh  ※影の影響あり

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参考(単相100V 屋根設置 勾配約22度 方角は南東・南西の2面)

⑤1889kwh(12.16kw)        155.34kwh           690wh

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⑤は単相100Vなので絶縁トランスは不要です。パワコンはソーラーフロンティア純正品です。

①~④を絶縁機能でのロスが1.5%あったと仮定すると158.25kwとなり⑤より1.87%プラスの発電効率になります。

4月は発電効率が約2%マイナスでした。夏至に近くなり太陽の高度が高くなった結果、パネルの傾斜角度が22度より15度のほうが優位になったのでしょうか。それとも誤差の範疇でしょうか。

それよりも⑤ですが、方角が南東・南西なんですがどうなっているのでしょうか?

日照時間あたりの発電量も問題ないようですし、ソーラーフロンティアに方角は関係ないのでしょうか…。

それとも真南であったならもっと発電していたのでしょうか。

ちなみに①~④とは10kmほど離れているので正確な比較はできません。

もっとも、他に比較データがないのでなんとも言えませんが。

今後とも経過観測していきたいと思います。