ナンシー・ヒューストン「時のかさなり」
図書館で借りました・・・話題になってませんが良い本だと思います。
こういう本もチャンと揃えてる公立図書館の素晴らしさ!
本の説明には・・・
<ナチス統制下のドイツから、カナダ、イスラエル、そしてブッシュ政権のアメリカまで。四代にわたる六歳の子供たちが語りだす、ある一族の六十年。血の絆をたどり、絡まりあう過去を解きほぐしたとき明かされたものは、あまりに痛ましく哀しい真実だった――。フランスで二〇万部突破、魂を揺さぶってやまない最高傑作長篇>
現代から過去へ遡り・・・
第一章・・・2004年ブッシュ政権のアメリカの“ソル”
第二章・・・1982年のイスラエルの“ランダル”
第三章・・・1962年のカナダの“セイディ”
第四章・・・ナチス政権下のドイツの“クリスティーナ”
その時どきの6歳子が語って行く形式。
例えば、ソルが語る一章では、“ランダル”は父親
“セルディ”は、車いすのおばあちゃん、
クリスディーナこと“AGM”は、ニューヨークの曾おばあちゃん。
そして第二章では、その“ランダル”が6歳。
こうして登場人物が少しずつ重なりつつ、若返りながら
自分や家族のことを語りだす・・・
・・・時代の持つ空気を混ぜながら。
話は脱線しますが
実は、今年に入って読み始めた海外ミステリー
「ウオッチメイカー」「復讐はお好き」・・・どちらも
2007年末発売された2008年版“このミス”で、
1・2位ランキング作品ですが・・・。
どうも・・・読んでいて思うように先に進まず
「ヤ~~メタ」って放り出す始末。
“海外翻訳ものだから肌に合わない?”
そんなことはないはず・・・
2009年版一位「チャイルド44」は、一気読みだったから。
「どうしちゃったのかな??」
っていう時に読み始めたのが・・・この本。
閑話休題
「なぜ6歳の子なのか?」
「どうして遡るのか?」
一代遡って行くごとに、徐々に解き明かされる謎・・・
っていう仕掛けに、このところのスランプを打破
知られざるナチスの犯罪「レーベンスボルン」(ウィキ・・参照
一家族の年代記を遡るっていう形式も新鮮。
『久々に一気読み!』
ナチスって・・・本当に色んなことしたのね。
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スナッチャーさんにはぜひぜひ私が読む前にウォッチメイカーを読んでいただいて感想をお聞きしたいと思ってます、ヨロシク♪
で、で、「時のかさなり」、かなりおもしろそうですね~。これも原題調べて買ってきます!現在読んでいる本が読めたらウォッチメイカー、次にこれで決まり!かな。
いい本を教えてくださってありがとう!
おはよようございます。
「ウオッチメイカー」買ったんですか?
“アメリカでも人気があるのですか?”
って尋ねたのに・・・ね(笑)
梯子をはずしちゃってごめんね。
四分の一位まで読んで、いったん中断
また読もうとしたらナカナカ気が入らず
図書館から借りてきたので返却日があり・・・
また、予約入れました
言い訳じゃないですが、面白いのは確かだと!
爆笑問題の太田さんも
「去年読んだ中でNo1」に挙げてたくらい。
爆笑問題?とはいえ、彼は多読読書家なので
まんざらな本じゃないのだと思うのだけど。
>で、で、「時のかさなり」、かなりおもしろ
>そうですね~。
アマゾンのブックレビューでは★二つですが
個人的にそれって評価低過ぎだと思いますよ。
特に、第一章のソルって男の子の生意気な感じ
・・・これがアメリカのblueさんには
ウケルと予想…フフフ