★雪組「壮一帆・東京千秋楽」別れの言葉

スカステ：宝塚ニュース

昨日は、雪組『一夢庵風流記　前田慶次』千秋楽の模様が流れました。

この公演は、壮一帆さんら８人が卒業されましたが

全員やりきった感のある良い顔で、卒業のあいさつをされました。

８人全員のあいさつを書きたいけど、スペース問題もあり・・・

スナ的に、気になるひとのご挨拶を・・・


まずは、先日観劇のとき
《辞めちゃうの？えぇ～～残念。
もうちょっと見ていたかったのに・・・》って思った人
「大澄れい」さん・・・


「夢に見た憧れの宝塚。ここは想像よりもはるかに素晴らしいところでした。
無我夢中で走り続けた９年間、ここでたくさんのことを学び、成長させていただきました。
宝塚で過ごした日々は、私の大切な宝物です。
この華やかな夢の世界で、男役大澄れいとして生きれたことを誇りに、
これからの人生、大きく羽ばたいてまいりたいと思います。

宝塚を愛するすべての皆様へ、心からの感謝の気持ちを込めまして
わが宝塚人生に大きな愛と夢を本当にありがとうございました。」




未涼亜希（まっつ）・・・同期からのお花は今は女優「音月桂」ちゃん

「今は本当に幸せです！！もう悔いも思い残すこともはありません。
一つだけこの場をお借りして・・・

（後ろの下級生に向いて・・・）
もっともっと私が残していけるものがあったんじゃないかと思っております。
力不足でほんと申し訳なかったです！
でも、雪組に来てからの数年間。
今日まで頑張ってこれたのは、みんなが居てくれたからこそです。
本当にありがとうございました。
ありがとう！みんな大好きです。
（客席に向き直って）

ただひたすら、自分を信じて歩んでまいりました。
明日からは、未来に向かって羽ばたきます。
今日まで、未涼亜希を応援して下さった皆様。
１７年間、本当にありがとうございました。」




副組長でもあり歌姫の・・・
「麻樹ゆめみ」さん・・・同期からのお花は、これまた「音月」さん

「とうとう８月３１日が来てしまいました。
でも、私は幸せな気持ちでいっぱいです。
私は、歌が踊りが・・そして何より宝塚が大好きで
青春のすべてをかけて１７年間駆け抜けてまいしました。

楽しかったこと、苦しかったこと・・・たくさんあります。
でも、そんなとき雪組にいらっしゃったたくさんの上級性の方々や
ここにいる雪組の仲間たちが、そして大切な同期が・・・
そしてお客様のお蔭で
私は、いつも笑顔で精いっぱい頑張ってくることができました。

１００年続いた伝統あるこの宝塚に居れたこと、私の誇りです。
そして、ここで学び経験したこと、ここに入ったからこそ出会えた
多くの方々との思い出は、私の一生の宝物です。

その宝物を胸に私は、新しい人生に羽ばたいていきたいと思います。
今まで私を支え応援して下さいましたすべての皆様に、
心からの感謝の気持ちと愛をこめて・・・
“本当にありがとうございました！”」




娘役トップ「愛加あゆ」（あゆっち）
「今日一日、たくさんの愛や優しさを感じ、
今本当に胸がいっぱいでございます。

宝塚で過ごした１０年間、たくさん笑ってたくさん涙もながしました。
（この辺から・・・うるうるしつつ）
けれど、どの経験も私にとっては大切な宝物で・・・
いま私の中でキラキラと輝いています。

雪組の皆様と共に創った舞台の数々、
たくさんのことを教えていただきました。

共に喜びや苦しみを分かち合える仲間ができたこと、
雪組生の一員として過ごせた日々を、私は一生忘れません。

そして、大好きな壮さん！
いつも上を目指して、前へ前へ進んでいく壮さん
けれど、私が置いてけぼりにならないように、
いつも優しく手を差し伸べてくださり温かい心で包み込んでくださいました。

私はそんな素敵な方の相手役をさせていただき、
壮さんのお側に居られた時間が、世界で一番幸せでした！！

そして、いつも客席から温かい拍手と笑顔を送ってくださいましたお客様
私が挫けそうになったとき、本当にたくさんの勇気や力をいただきました。
（こらえていた涙がひとすじ・・・

私は皆様と出会っていなければ、
今日こうしてこんなにも幸せな気持ちで、ここに存在しておりません。
寂しい気持ちもありますが、私は大丈夫です。

皆様と共に過ごした楽しかった日々が、思い出が胸にある限り
これからも前を向いて歩み続けたいと思います。
今まで出会ったすべての皆様に、心からの感謝の気持ちを込めまして
“本当に！ありがとうございました！！”　」


そして、「壮一帆」さん。
（大劇場は黒燕尾で大階段を降りましたが、東京は黒紋付袴姿）
同期からのお花は、元雪娘トップで女優の「紺野まひる」さん

「宝塚を去るこの日が来るのが、怖くなかったといえば嘘になります。
ですが、今とても穏やかな気持ちでここに立っています。

“私の前では絶対に泣かないでください”と、お願いしたファンの皆様は
約束通り毎日明るい雰囲気で私を包んでくださいました。

“舞台を楽しみなさい”と伝えた組子たちは、とてつもない大きな
パワーと笑顔で私の背中を押し続けてくれました。

そして、花組と雪組で過ごした日々を、壮一帆を応援してくださった皆様
舞台の裏で温かく支えてくださったスタッフの皆様
私の宝塚人生は、本当に人に恵まれたいたと思います。

ありったけの愛と感謝をこれらすべての皆様に捧げたいと思います。

そして、これからは・・・
早霧率いる新しい雪組をどうぞよろしくお願いいたします。

最後に、大切なファンの皆様、雪組のみんな、相手役のあゆっち！
“ついて来てくれて、ありがとう！”
（後ろのあゆっち・・・こらえきれずに涙・・・）

それでは！新しい大海原へ・・・
１９年間本当に、“楽しゅうこざいました！！”」


みんなで歌うのは、“さようなら宝塚♪”


カーテンコール
「ありがとうございます。私たちは退団者は今日で舞台は最後になりますが
後ろにいる雪組の組子たちは、これから先もどんどんどんどん進んでまいりますので
どうぞよろしくお願いいたします。
本日は本当にありがとうございました！」


カーテンコール

退団者８人のみ

壮さんが仕切ります・・・

「それでは恒例の退団者のもう一言ずつを、皆様にお届けしたいと思います。
それでは、あだちゅうから」

あだちゅう（寿春花果）
「幸せです！幸せと感謝で胸がいっぱいです。
壮さんとあゆっちさんが大好きで、雪組で頑張ってこれて幸せでした。
みんな大好きです。ありがとうございました。

天舞音さら
「私も、本当に幸せです。ありがとうごさいました。」

大澄れい
「ありったけの気持ちを込めまして、“ありがとうでごんす！（笑”

最後に、大きな笑いを獲りにいきましたね！

白渚すず
「今本当に幸せです。ありがとうございました。
そして、皆様と出会えて本当に良かったです。
皆様大好きです！ありがとうございました」


未涼亜希（まっつさん）
「伝えたいことは先ほど言いました（笑
なので、（壮さんにむかって）
“あゆっち負けない位、おまえが好きだ！”」

これを受けて壮さん・・・まっつへ
「未涼さんのファンに負けない位、お前が好きだ。」


麻樹ゆめみ
「私は本当に皆さんのお蔭で精いっぱい頑張ってこれました。
ここからの景色を一生忘れません。本当にありがとうござした。
私も・・・“壮さん大好きです”」


そして、あゆっち（愛加あゆ）
「本当に宝塚に入れて幸せでした・・・。
“世界中の誰にも負けない位！壮さん大好きです！！（絶叫”


この“愛のバトル状態”を壮さんが〆ます。

「こんな幸せな千秋楽がこんなバトルになるとは…（笑

でも、ありがとう！あゆっち！
本当にこれから先の私の人生で、
こんなに大好きと言われることは、もうないかもしれません（笑

舞台の袖でも組子たちに、そしてファンの方たちにも
“大好きです”と言われたその“大好きです”の一言一言を
私のこれからの糧にしたいと思います。
力強く歩んで行けそうな気がします・・・
（あゆっちに）私もあゆっちが大好きです。

そして、あゆっちの愛にも増して、皆様のことが本当に大好きです。
本当にありがとうございました。

お待たせしました・・・みなさんどうぞ！」

雪組全員が揃ったところで・・・

「本日は本当にありがとうございました！」


カーテンコール
舞台に壮＆あゆっちのみ。

「結婚したてのカップルの気分です（笑


私ごとですけれども・・・
（壮さん・・しみじみと語っていきます）

「トップとして雪組に帰ってきて足りないところがたくさんありました。

そばにあゆっちが付いて居てくれて・・・
惜しみないエネルギーで背中を押し続けてくれた組子たちが居たからこそ
本当にこの日が迎えられたと思っています。

そして今日までどんなに苦しい時でも、楽しい時も
共に歩んでくださったファンの皆様に、心から感謝申し上げます。
本当にありがとうございます。

私たちのペアは、今日で終わってしまいますけど、
この二人の姿がいつまでも皆様の心に残りますように
二人で心より祈っております。
本当にありがとうございました。」

お名残は尽きませんが、皆様どうぞ出てきてください。

舞台上に全員揃ったところで・・・
「本当に温かい拍手をありがとうございました！」



カーテンコール（緞帳前下手に二人で出てきて

「ありがとうございます。
皆様笑顔がここからだとよく見えます。
この光景を私たちは一生忘れません。
温かい拍手を本当に、ありがとうございました！」

二人で上手に入っていく寸前まで、満開の笑顔でした。


《いや～～良い千秋楽でした。

・・・終わりよければすべてよし》