こんにちは。
アナタに明日への希望をお届けする「情熱の女」カウンセラー もるもです。
本日は昨日に続き「何がしたいか分からない」時にやってみることについて記事を書きます。
昨日までの記事で「やりたく無いこと」を書き出し
辞められることは「辞める！」と決めて消し込みをかけ
辞められないことについては「なぜ辞められないのか」考えてみるところまで書きました。
まず、昨日も例に出した下記の例ですが
「仕事に行くこと → 生活のために必要だから辞められない」
生活のために必要だから、と考えるのであれば
転職することも生活保護を受けることも、親や家族を頼ることもできるはずですが
それでも辞めないことを選択しているのであれば
それは本当に仕事が嫌なのではなく
仕事を辞める・変えるという行動を起こすことができず
しぶしぶながらも仕事を続けている状態が嫌だ、が正解になります。
では、なぜしぶしぶながらも仕事を続けているのでしょうか？
・・・いろんな理由が考えられますが
仕事を変えずにいる方が安全だ
この仕事をしていればそれなりに給与はもらえる
今辞めてしまうのはなんとなく悔しい
（「悔しい」と思う対象は上司、親、同僚、友達など多数あり得ます）
などの理由が多いのでは無いでしょうか？
あんまり格好のいい理由たちではありませんが
リスクを取るよりは現状維持を選択する方が無難であり安心である
無意識のうちにそう決めている自分自身がいるのです。
でも、人間がリスクを感じなくなったら身を守らずにすぐに危険な行動に出てしまいますので
どうか、こうした現状維持、無難、安心を選択するご自身を責めないでくださいませ。
むしろ「私はリスク管理能力が高いのである。えへん」と考えてくださいね。
以上、仕事に関する例をとって解説して参りましたが
他の項目についても、辞めないことを選択している積極的な理由は必ず見つかります。
例えば、昨日の例でもう一つ出てきた「母親の愚痴を聞く」について
それをしぶしぶながら辞めない理由として思い当たるものは
「まぁ、聞いてあげないと母親の捌け口がなくてかわいそうだし」
と言う思いやりではないでしょうか？
思いやりは愛情表現のひとつですので
実はアナタはしぶしぶ母親の愚痴を聞いているのかも知れませんが
母親に思いやりという愛情をプレゼントしているのです。
「私って愛情深い娘だわ。えへん」
・・・そう思ってみてください。
やりたくなかったはずのことが「やっている私は偉い！」という自己肯定感アップ材料に繋がります笑
ここまで来るとお気づきになるかも知れませんが
実はやりたくないのにやっていることの中には
ご自身も気づいていない積極的な考え・判断が隠されているのです。
それらが見つかったとき
「やりたくないのにやらされている」感があった一連の行動は
「自分が無意識のうちに積極的に選んでいる行動」に変わります。
私自身はこうしたワークをやってみて、やりたくないことはすぐに辞めたり頻度を減らしたりしましたし
それでもしぶしぶやっていることについては、なんらかのやりたい理由がそこに隠れていることに気づきました。
「やりたいことが分からない」時は、今「やりたくないけどやっている」と思っていることにヒントが隠されています。
お悩みの方はぜひ試してみてくださいませ。
またこうしたワークはカウンセリングセッションでもご相談者様の必要に応じて随時実施しますので
ご興味がある方・深掘りされたい方はぜひお申し込みください。
お待ちしております。
最後までお読みいただきありがとうございました。
素敵な月曜日の午後を。
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