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明日また陽が昇るなら −カウンセラーもり あずさ(もるも)のブログ−

ご相談に回答 -稼げていない自分を責める- 【ココロノマルシェ】

こんばんは。
アナタに明日への希望をお届けする「情熱の女」カウンセラー もり あずさ(もるも)です。


本日は、オンラインカウンセリングサイト「ココロノマルシェ」のご相談に回答いたします。


稼げていない、貯蓄が少ない、過去に頑張れなかったとご自分を責めてしまう のんたむ さんからのご相談です。


★ご相談文★
私は現在30代で、短時間の派遣のお仕事をしています。
20代ほとんど非正規で働いていました。
転職回数も多く、途中で難病も患いました。
(いろいろなことがありすぎたのでここでは割愛します)
幸い結婚できて短時間パートでも生活に支障はありませんが、30代になりまともな経歴がなく、手取り10万程度の自分が時折情けなく、自分を責めてしまうことがあります。
20代のころはあまり気にしていなかったのですが、正社員で働いたほうがローンが組みやすかったり、福利厚生もしっかりしていてお得なことが多いんだと実感しています。
公務員夫婦の妹が海外で挙式して子供も家も持っていること、自分たちはブライダルフォトがやっとで海外に行く余裕はありませんでした。

こんなにも違うのかと愕然としてしまいました。
ただ経歴がどうとかより、お金の不安や世間体から非正規の自分を責めているようにも感じています。
自営でやりたいという欲求のほうが強いタイプだと思います。
だけど、やりたいことになかなかたどりつけていないのが現状です。
今はこれから妊活をはじめようと思っているので、ガッツリ働くよりは無理なく働きたいという気持ちのほうが強いです。
だけどもっとお金がほしい、子供に不自由な思いやみじめな思いをさせたくない、やりたいことやほしいものも諦めたくないという気持ちがすごくあります。
その気持ちが強すぎて、稼げていない今の自分も、貯蓄が少ない自分、頑張れなかった過去の自分も責めてしまいつらいです。
このつらさを軽くしたい、自分を許せるようになりたい、できれば無理せず楽しく自分らしく稼げるようになりたいと思っていますが、こんな私でもそうなれますか。
(ご相談文は以上です)






■■ご回答■■
のんたむさん


こんばんは。
この度は勇気を持ってご相談をお寄せくださり、ありがとうございます。


ご相談文を拝読していて、のんたむさんがご結婚相手である旦那さんに感謝をされていること


そして今後はお子さんを産み育て、お子さんに良い環境を与えてあげたいという希望に満ちていらっしゃることが伝わってきました。


その気持ちはとても素晴らしく、尊い想いです。


今、ご自分の稼ぎや貯金、これまで頑張れなかった(と感じる)過去についてご自分を責めていらっしゃるとのことですが


その思いは、先に書いたように旦那さまへの感謝や、そんな旦那さまとともに「素敵な家族を作りたい」という願望があってこそ産まれる感情ではないでしょうか?


ですので、今、お辛い気持ちでいらっしゃることとは思いますが


家族に対する感謝や希望があるのはとても素敵なことですので


ぜひ、ご自分はそうしたポジティブな気持ちにも満ちていることを忘れずにいていただけたら幸いです。


その上で、お伺いしたいことが2つあります。


<質問1>
ご自身は過去に「頑張れなかった」「転職が多かった」と書かれていますが


その時のお仕事の状況やお気持ちはいかがでしたでしょうか?


また難病を患っていたとも書かれていましたが


お仕事をされるにあたって、病気による困難も多々あったのでは無いでしょうか?


そもそも、当時の状況はお仕事を「頑張る」ことができる状態だったのでしょうか?


また、例えばですがのんたむさんの大切な友達がご病気だったとして


その友達が「私は頑張れない」「転職が多い」「自分が情けない」「自分を責めてしまう」と呟いていたとしたら


のんたむさんはそんなお友達に対して、どんな言葉をかけるでしょうか?


「いやいや、体調悪いんだから無理しないで」
「そんな、情けないとか自分を責めたりなんてしないで」


そう言いたくなるのでは無いでしょうか?


人は、友達に対してなら相手を思いやって決して言わないような言葉を


なぜか自分自身に対しては平気で言って、傷つけてしまうところがあります。


ですので、自分を責めそうに/傷つけそうになった時には


「ちょっと待って」
「今の言葉、友達に向かってだとしたら、言うかな?」


・・・と、一旦「待った!」してみてください。


どうぞ、ご自分自身に対しても、友達と同じように優しく接してあげてくださいね。




<質問2>
ご自身を「自営でやりたいという欲求のほうが強いタイプ」と認識されているようですが


「自営でやりたい」のはなぜでしょうか?


「無理なく働きたい」とはどの程度の働き方でしょうか?
(週何時間?週休何日?どんな環境?通勤時間は?テレワーク中心?)


働く姿や1週間の過ごし方をイメージしながら、できるだけ具体的に考えてみてください。
紙にスケジュール表として書き出すとよりイメージしやすくなります。


またイメージする際に、母親になった自分がどんな働き方をしているか、子どもと接する時間とのバランスをどう取るか、なども考えてみると


ご自身の理想とする家族像にも繋げられて、より夢のある内容になりますね。


ぜひ、楽しんで夢を膨らませてみてください。


最後に、自己肯定感を上げる/自分を受け入れる方法についても触れさせてください。


自己肯定感を上げるには、大それた/高すぎる 目標を設定するよりも


目の前の/実行可能なことに着目するのが大切です。


過去に仕事で褒められたことを思い出して書き出して、毎日寝る前と朝起きた時に読み返したり


日記で「今日うまくできたこと」を1日3個以上書き出したりなど


自分の良い点を少しずつ記録に残し、見返しては記憶に残していきます。


そうすると、徐々に自己イメージが肯定的なものに変わってゆきます。


自己肯定感アップには「スモールステップ」そして「継続は力なり」が大切です。


また、逆の方法としては「辛く感じる」「自分を責める」ことを許可するやり方があります。


辛く感じる/自分を責める時には、その感情を否定せず、


「ああ、また辛くなった・・・」
「ああ、また自分を責めた・・・」


そんな風に、ただありのまま感じてみます。


感情とは不思議なもので、否定したり拒否したりするとずっと残りますが


ただ受け入れて、認めてあげてしまえば


そのことに心が満足して、あっさりといなくなってくれます。


「辛さよ、こんにちは」
「自己否定さん、おはようございます」
「本日もやって参りましたね。よろしくです(ぺこり)」


・・・こんな風に挨拶できるようになればシメたものです。


なんだか辛い自分や自己否定している自分に、漫才でツッコミを入れているかのような気分になります。


こんな風にご自分の辛さや自分責めを相対化することで


そうした気持ちをありのままに受け入れつつも、距離をとれるようになります。


お気が向きましら、ぜひ実践していただけると幸いです。


のんたむさんが憧れの家族の夢を大切にし、


無理なく働き、自己否定や自分責めもありのまま受け入れて


ご自分らしく人生を送られることを


私は心から応援しております。


ご参考になりましたら幸いです。
■■■■
(以上です)


最後までお読みいただきありがとうございました。
明日も素敵な1日を。


****
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