明日また陽が昇るなら −カウンセラーもり あずさ(もるも)のブログ−

愛する人への揺るぎない期待と信頼 -B'z "Do me"より-

最近、また歌詞分析のマイブームが戻ってまいりました。

 

本日はB'zの”Do me”という曲です。

 

1997年に発売された"SURVIVE"というアルバムの中の一曲です。

 

この”SURVIVE”は名曲揃いのアルバムでして

 

ファンには有名だけれどもファンじゃない方にはほとんど知られていない

 

「スイマーよ!!」という名曲や

 

なぜかカウンセラー養成講座のお仲間が知っていた

 

「泣いて 泣いて 泣きやんだら」というバラードの名曲も入っています。

 

そんな名作アルバムではありますが、この「Do me」は

 

カウンセリングでもよく言われる「自我の解放」を応援する趣旨の曲です。

 

歌詞は、主人公が相手に対して語りかける形で進行していきます。

 

”Do me Do me 世界にひとつのスペシャル(君のスペシャル)

do me do me ぶつけてちょうだい僕に 手加減は無用だBABY”

 

・・・英語が得意だと自称している私ですが、スラングにはあまり詳しくなく

 

「Do me」がどんな意味なのか、正確には知りません。

 

「Do me」単体での意味を正確に説明した記事はGoogle検索しても見つかりませんでした。

 

稲葉さんのことだから、エロスが含まれている予感大でしたが・・・

 

どうやら「私は私」という意味のようです。

 

そう解釈すると確かに歌詞の流れ全体的に違和感は無く

 

あなたはあなた

 

あなたは世界にたった1人のスペシャルな人

 

あなたの全てを僕にぶつけてほしい

 

・・・そうやって、主人公は相手を煽りつつも全力で応援しています。

 

そして、次のサビではより強く相手を煽り始めます。

 

”Do me Do me 世界にひとつのスペシャル(君のスペシャル)

do me do me いつかみんなが嫉妬するよ やってごらんなさいよBABY

愛しい人よ 本気出してくれ!!”

 

この主人公は、相当お相手に強く期待しているんですね。

 

いつかみんなが嫉妬するからやってみろ、本気出せ。

 

こんな強い言葉は、相当相手に期待していないと、そして信頼していないと言えません。

 

「本気出してくれ!!」と言われて嫌な気分になる人もいると思います。

 

お相手からは「余計なお世話だよ!!」という反論が帰ってくるかもしれません。

 

・・・でも、この主人公は相手のそんな反論には全く耳を貸さないと思います。

 

そんな反論には全く揺るがないほどの、本心からの期待や信頼がある。

 

稲葉歌詞には珍しい、芯の強い主人公です笑

 

その芯の強さは最終サビでも全く衰えることはありません。

 

”ダメダメ ためてちゃダメよストレス 才能もためないでBABY”

 

”やれやれ スタートしてみればわかる こわいのは当たり前よ”

 

・・・才能を溜めないで、怖いのは当たり前だから、とにかく始めてみなさい。

 

新しいことをスタートするのに迷っている全て人たちへの最大のエールです。

 

そして「New Message」の歌詞と同じように(ちなみに「New Message」の歌詞分析はこちらです)

 

主人公はお相手が困った時には助けに行く姿勢を明確にします。

 

"アイラブユーラブユー なんかあったら いつでもとんでゆきましょう"

 

「・・・ここまでお膳立てされたら、もうチャレンジせざるを得ないかな・・・」とお相手がその気になったであろうこのタイミングで

 

最後に稲葉さんのこのシャウトが炸裂します。

 

”君がスゴイってこと僕は知ってるぜ”

 

・・・もう、相手をその気にさせるのにこれ以上の褒め言葉は無いですね。

 

「君はスゴイ」

 

これだけだとありふれた言葉なのですが

 

「君がスゴイってこと僕は知ってるぜ」と言うと

 

一般論として「君はスゴイ」のでは無く

 

他でも無い、君の応援者であるこの俺が「君がスゴイ」と言っているんだという特別感が伝わります。

 

そして「知ってるぜ」と言う一見上から目線にも見える言葉は

 

実はお相手がもっとも安心感を感じやすい、お相手目線に立った表現です。

 

なぜなら「知ってるぜ」と言う言葉が指し示す通り、その事実はあくまで主人公の心の中にあるものなので

 

この先お相手を取り巻く環境がどう変わろうとも、お相手にどんな優れたライバルが出てこようとも

 

決して揺るぐことが無いからです。

 

お相手は一瞬「私はスゴイ」と思ったとしても、環境が変わったりライバルが出てきたりした場合には自信をなくすことがあるかもしれません。

 

しかしそんな時も、応援者である主人公が「君がスゴイってこと僕は知ってるぜ」なので

 

お相手は「私は、この人の中では揺るぐことのない『スゴイ人』なのだ」と思えるのです。

 

これこそが最強の応援メッセージです。

 

稲葉歌詞は、こうやって無意識のうちに、しかもストレートではなく少し斜に構えた表現で

 

相手の可能性を信じる、価値を見る、信頼し続ける という

 

カウンセリングの観点からもとても重要な心の在り方を

 

たった一言でさらっと伝えます。

 

私も11月から有料カウンセリングを始めるというチャレンジを目の前にして怖さを感じていますが

 

この歌詞のように、怖いのはあたりまえ。

 

スタートしてみれば分かる。

 

何かあったら稲葉さんが飛んできてくれる(そんな訳ないw)

 

アタシがスゴイってこと稲葉さんは知ってるぜ(おいw)

 

・・・そんな風に自分への応援ソングと捉えながらスタートしようと思います笑

 

有料カウンセリングの案内は近日中に行います。

(現在検討中の内容についてはこちらをご参照ください)

 

11月からも皆様のお話をお伺いしたいと思っております。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

明日も素敵な1日を。

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