
百人一首 88番
難波(なには)江の 芦のかりねの ひとよゆゑ
みをつくしてや 恋ひわたるべき
皇嘉門院別当
<和訳>
難波の入り江の芦を刈った根っこ(刈り根)の一節(ひとよ)ではないが、
たった一夜(ひとよ)だけの仮寝(かりね)のために、
澪標(みおつくし)のように身を尽くして生涯をかけて
恋いこがれ続けなくてはならないのでしょうか。
「通い婚」が慣習だったこの時代、
恋しい人を待つ歌が多いのですが、
これは旅先で一夜の契りを交わした男のことが忘れられない、
という歌ですね・・・なんか せつないです~涙
美峰
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