26・07・01
商品のメニューを豊富にすることで、
お客様にとっての、
利便性が増すように思われます。お早うございます。
さとうもりおです。
皆さんに喜んで頂く為の、
参考情報を今月も、
続けさせて頂きます・・・
【商品・サービスを厳選して一つに絞る】
商品・サービスをたった一つに、
絞れた人(会社)が必ず上手くいくと思う。
確かに、企業として、
実際に物販のビジネスでは、
商品ラインナップを増やすことで、
売り上げは増大します。
「ついで買い」や、
「購買意欲の刺激」に、
つながることが多いからです。
ですから、
戦術レベルでは、
フェーズと資本によって、
品揃えを、
増やすのは正しい場合もあります。
ただ、
私が言いたいのはそこではなく、
もっと経営戦略レベルの、
大きな話です。
会社というリソース、
限られた集中力の中で、
それらをどこに、
向けるのかという視点です。
たとえば、
ECサイトやお店なら、
多店舗化や多業態化を図らず、
1サイト、1店舗、
1業態に集中するということ。
企業向けの、
サービス(B to B)であっても、
1つの商品・サービスを、
徹底的に磨き上げるだけで、
上手くいくようになります。
つまり、
経営資源をどこに注ぐかという、
大きな視点で考えたときには、
たった一つに、
フォーカスした方が良いのです。
なぜでしょうか。
理由は単純明快です。
人(会社)は一つのことを、
繰り返したときにだけ、
競合の追随を、
許さないレベルで、
技術を成長させることが、
できるようになるからです。
簡単に言えば、
職人のように上手に、
なれるということです。
別の言い方をすれば、
愚直とも言えます。
絵も描けて、作曲もできて、
踊りもできる、
芸術家なんていませんね。
人は考えることが多くなって、
意識が分散すると、
パフォーマンスが、
悪くなるようにできていて、
コンピュータも、
たくさんのアプリケーションを、
起動しておくと、
処理が遅くなって、
ひどいとフリーズしてしまいます。
それと同じです。
つまり、本気で職人レベルを、
目指したい場合には、
人は一つのことしか、
マスターできないんです。
さらに、
一つのことをやった方が
5倍も10倍も早く、
成長できるものなんです。
分散と集中では、
パフォーマンスが違います。
投資の世界では、
分散はより正しい、
選択かもしれませんが、
ビジネスの世界では、
集中こそがより正しい選択です。
なぜなら投資の世界では、
分散するのに、
労力がそれほどかかりませんし、
確率論で考えたときに、
分散していなければ、
逆に博打になってしまうからです。
一方、ビジネスの世界では、
スタートアップから、
成長事業になるまでの間での、
分散は死を意味します。
上記で申し上げたように、
人は基本一つのことしか、
マスターできないからです。
でも、やってしまいがちなんです。
どんなビジネスでも必ずあるのですが、
始めたものに、
ちょっとした障害や課題が出てくると、
逃げたくなってしまうからです。
他に良さそうな話があると、
そちらへ幅を広げてしまいます。
ここでじっくりと一つを、
マスターできる人はやっぱり、
精神力が強いです。
自分に軸があると言えます。
甘言、誘惑に負けず、
他責の念がないので、
自分のビジネスとだけ向き合い、
自分の技術を磨く、
精神的強さを持っています。
忍耐できる人でないと、
どんな分野でも成果が、
出ない理由ともなります。
結局、差別化戦略とは、
単一への集中戦略と言えるんです。
私もこれまで上手に、
突き抜けてきたときは、
常に一つに集中しているときでした。
そんなときはその物事が、
著しく上手になります。
結果、
周囲と比べると差別化されている、
自分に成長しています。
一方、
なんでもできるという、
驕りが出たときや
「あれにもこれにも興味があるな」
と言って
フラフラと単一から複数へと、
ドメインを増やしたときに
全て例外なく、
失敗してきました。
さて、
一方で大企業がいくつもの、
事業をできるのはなぜでしょうか。
それは、
社長になれるレベルの人材が、
何人もいるからです。
局所単位で見てみれば、
その人たちはみな、
各個人、一つのことに、
フォーカスしています。
それが集合しているから、
多くのことをやっているように、
見えるだけで、
実際は、
それぞれの個を持って、
単一に集中しています。
そしてその個の間をつないで、
シナジーをもたらせようとするのが、
大企業の戦略思考です。
それはまた別の機会に譲ります。
さて、今日の、
結論を言いたいと思います。
ビジネスを上手に、
なりたいと思う場合には、
ありとあらゆる誘惑や、
恐怖感に打ち勝ち、
たった一つの、
商品・サービス・お店に絞り、
それと日々向き合って、
いくことが大切です。
結果的に大きな成長と、
成果が手に入ることと思います。
一つに絞り、
我慢できた人が、
勝つのだと思うのです。
コレで、中断させて頂きますが、
それでは亦・・・
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