たまに胸が痛むとき、緊張する。
まさか心筋炎になったか
と余計な心配をする。
でも、コロナ感染もしていないはず。
それとも、肺の結節が
また勢力を張っているのか。
数ヶ月もほっといたから、
ほかの部位にも
拡散していたりしない？と
不安の念を払拭できない。
胸を叩くと
少しは楽にはなれるが、
わずかな臭い匂いが
鼻奥からするので、
肺炎かもと妄想に走ってしまう。
病気に罹らないように
これから健康の管理を
しっかりしなきゃいけない。
偶々、関心のある領域のあるページを開いて、
無料で観られるビデオが付いたのを見付けた。
内容は最初から最後までゆっくり観る余裕がないが、
講演者を紹介する画面にだけ関心を唆られて、
それを確認した。
僕より年下で、同じ大学を卒業して、
法華経研究者に成長したと分かった。
梵語も読解できるようなお方で、
それをレクチャーで教えて儲けたりしたらしい。
それぞれの人生がずいぶん違うなと
気付かされる瞬間なのだ。
当時はああしてよかったと
悔しがらないようでもないが、
前よりこういう悔しさがずいぶん減ったと自覚する。
いくら後悔したって助からないから
諦めるほうが心の健康に役立つ。
自分にも人から羨ましがれる美点もあるはず。
他人に陰口を叩かれても、
暗に妬みを感じ、僕の不運を喜んでいるんじゃないか、と
思うときもある。
人生に黒い影を投げ出す暗雲さえ
消えてしまえば、
やり直して天の日を見る幸運にも
とうとう巡り会えるはず。
他人と比較しない。
自分のスキルを磨き上げ、
ただただ道を歩いていけば、
成功すると言えるのだ。
そういう覚悟で人生を送ろうじゃないか。
命裏ある時、すべからく、終いに有るべし。
命裏無い時、強いて求めること莫かれ。
春節でみんなが親戚回りして、
人が多く集まるから
馬鹿につまらない時間が増える。
大晦日や初一は火花を上げたり、
鞭砲をぱちぱち鳴らしたりしていたから、
空気汚染がハンパなく、
AQI値が360台まで上った。
子供が毒気の籠っているなかに
飛び込み、英雄ぶって楽しんでいる
様子を見ただけで、
腹が立ってしまう。
つまらない人が集まって、
心にない世間話を交わしたのを
聴かされざるを得ない人間の
苦痛はたまらない。
スマホをじっと見て時間潰したい。
でも、全く口を聞かないと、
尊重されていないのではと思われてしまうので、
隙を見てコメントをしたり
シャレを言ったりすると、
妙なところに相手を傷付けてしまう。
もちろん、こちらだって
馬鹿モノや負け組と
馬鹿にされてしまうはず。
陰口を叩いたり叩かれたり。
みんなはこうして一年を振り返り、
また一年を展望もせずに、
他所の人や自分を誤魔化そうとする。
木枯らしに吹かれながら頻りに降りてくる霰。☃️
田舎道の水溜まりを囲んで水を飲む小雀。🐧
プラスチックチェアーに向かって
『孤勇者』の歌を口遊みながら🎶🎵
関羽様の赤い隈取りなどを一心に描く園児は👩🎨
「つま先が冷たいね」と一言をぽつりと言う。
赤い顔の関羽本日は小年といって、いよいよ年の瀬が迫ってくる。
母は春節の間、みんなで食べるおやつとして
ピーナッツ、カボチャの種やひまわりの種を炒めた。🥜🌻🎃
赤い蝋燭、線香、冥銭を携えて
祖先のお墓詣りも一遍した。
「送亮」という。
園児は自分を可愛がってくれたお爺さんに
学校に配られたおもちゃのお金を仕送りした。
今年は本当にお世話になった。
黒い顔の張飛コロナ感染を心配して、親戚廻り💞はできるだけ避けたいが、
どうしても妹夫婦や伯父の家へ行くからそのときどうしようと悩んでしまう。
肝心なプレゼント🎁とお年玉🧧も用意しなければならない。
黄色い顔の典韋リュウ先生から頂いた一句を掲載する。
“雪寒風煙浄
書啓天地心”
青い顔の竇爾敦良いお年をお迎えください。
お今日は曇り空で風も強い。
外に出るとめっちゃ寒いので、
薪を焚いて暖を取る一日。
小説を読むにせよ、
座り込むと血行が悪くなるのは避けたいから、
午後五時からちょっぴり武術の練習をした。
武芸というほどのものではない
拳を振る足を蹴る自己流の「武功」なんだ。
通りかがる園児は「人を負かすもんか。僕以外には」と冷やしてやがって。
たわいない腕白坊主だなぁ。
無心の言葉で人の心が傷付くことぐらいを知っておけよ。