未亡人の独り言

夫が突然、糖尿病に。そして、膵臓癌へ…
2009年6月22日永眠。未亡人になりました。

巧みな話術

2008-01-31 18:39:28 | 膵臓癌闘病記
手術する=悪いところを取る=治る
これが主人の考えでした。80歳まで生きちゃって私に残す遺産は無くなるとまで言ってました。
ところが、手術してもしなくても余命は変わらないかもしれないとまで言われ、本人ショック受けてると思います…と私が先生に言ったら、主人は横で「うん、う~ん」と唸ってました。
一度、診察室を出て廊下で待たされ、改めて呼ばれ、「膵頭十二指腸切除術についての説明書」という紙を渡されました。図で説明出来ないのが残念ですが、膵臓の先端部分のみならず、十二指腸、胆管、胆のう、胃の2/3を切除するそうで、手術時間は約8時間!
三本の指に入るほどの難しい手術だそうです。
「ヘェー、8時間?!ハハッ」と笑っちゃった。
その時私の脳裏に浮かんだのは「ドラマ白い巨搭みたいに手術の様子を上から見学できないかな?」でしたf^_^;
ひとまず次回の診察(2月8日)までに考えて来ることになりました。
最後の最後に先生が「まあ、私の個人的意見としては手術した方がいいと思いますよ」でした。
さんざん落として最後に勧める!
素晴らしい話術に私はメロメロでした!
さて、主人の決断は?!
つづく
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