6月10・11日(金・土)に宿泊観察会を実施しました。新型コロナの影響で3年ぶりの実施です。
行事担当と福井県にUターンした会員の方の綿密な計画と案内の下、マイクロバスで巡り久しぶりに自然観察と交流を満喫しました。参加者は17名、少雨はありましたが、ほんの短時間ですみました。主な行き先を紹介します。
◎6月10日
<下黒谷(しもくろだに)防雪壁>
ビックリの高さと長さ。雪崩防護巨大柵、高さ15.5m、全長は300m。かつてこの地区では雪崩により多くの方の命が奪われた。
<銀杏峰の林道散策>
2kmほどの下り道で観察。コアジサイやササユリなど開花していた。
<宝慶寺>
禅宗の古刹。厳しい修行をされているようだ。丁寧な対応に恐縮した。
◎2日目
<猫島(山伏石)>
3万年ほど前の経ヶ岳の山体崩壊時の巨岩が各所に残る場所。岩の上に樹が生えて猫に見えて面白い。
<福井県立自然保護センターと昼食場所の六呂師高原>
<池が原湿原>
カキツバタ、トキソウなど開花。モリアオガエルの産卵にも出会えた。
モリアオガエルの産卵の様子は下のOさん提供の動画でご覧ください。
<白山神社の巨石>
神社の御神体となっている巨岩は高さ20mほどもある。これも経ヶ岳の山体崩壊による巨岩。
<一乗谷 朝倉氏遺跡>
朝倉氏の遺跡を発掘復元。観光地の駐車場で久しぶりに観光バスを目にした。コロナ感染者の減少傾向で人出が戻っているのだろうか。
以上