※ネタバレ注意です
こえ恋 第130話 最終回(下)
一年前 クラス委員に立候補した
それは 人の中にいる自分を
少しでも変えたかったから
周りの人と同じような自分に
なれるような気がして
人と同じじゃないといけない気がして
松原のモノローグで色々と腑に落ちた
「クラス委員に立候補」は、
松原の優等生ぶりを表す記号で、
風邪で長期間休んでる女子に電話するための
肩書きくらいにしか思ってなかったけど
そんな意味を持っていたのか
皆がやすやすとこなしている、
そのたったひとつのことができなくて、
はじかれて、
「周りの人と同じ」でありたかった彼が
人の輪の中にいるためにした選択が
「自分を異質な存在に変える」だったなんて
切なすぎやしませんか
初期は、とても頑なで、
紙袋外す気なんてさらさらなさそうに見えたけど、
松原なりに、人との向き合い方、
今後の自分の在り方を
模索していたんだろう
まさか恋愛パワーで紙袋吹っ飛ばされるとは
夢にも思わずに
ゆいこと両想いになってからの
彼のふわっふわの浮かれっぷりを見ると、
そりゃ紙袋も飛んでいきますわと思ってしまう
「胸を張れ」という会長の言葉を受けて、
背筋を伸ばして歩き出す松原
そうか 僕は、僕のままで
みんなと一緒にいていいんだって
そう 思えたんだ
教室に入る前の、
色んなことが吹っ切れたような表情がとてもいい
クラスメイトのにぎやかな声が漏れ聞こえてくる
教室の扉に、手をかけて
「…おはようございます」
そ う き た か
素顔の松原に対する周りの反応は、
がっつり描かれるか一切描かれないかの
どちらかだろうと思っていたら
後者でした
見知らぬイケメンの正体が
紙袋だと知ったときの
クラスの反応を見たくはあったけど、
まあ余裕で想像できるし、
そこまで描くのは野暮ってもんなのかもしれない
それよりも
桜の花びら舞う中
風に吹かれてる会長の笑顔が
素敵すぎて泣きそうです
加賀谷くんに手作りのお弁当渡すあきちゃん
「い、いらなかったら別に、自分で食べるけど…」
って可愛すぎかよ可愛すぎるよ
味は問題ないと思うけど
見た目に自信がないから
目つぶって食べて!! って
そんな無茶なw
「闇弁かよ!?」のツッコミに笑う
いいこと教えてあげよう
見てほしくないなら彼には目をつぶっててもらって
あきちゃんが「はい、アーン」って
食べさせてあげればいいんだよ☆
…でも、あきちゃん作のお弁当、
主婦歴○年の私が作ったものより
はるかに美味しそうな見た目してますが
こりゃ今年のバレンタインは
手作りチョコに挑戦するしかないね!
あきちゃんパパってもう外国なのかな
もしまだ家にいた場合、
台所に立つようになったあきちゃんに喜ぶも、
誰かにあげるためのお弁当を作っていることに気付いて
うわあああとなったりしたんじゃないかと思うと
死ぬほど笑えます
長くなるのでその2へ続く!