07/2/10
叔母の法事寺の僧の声も大きく説教も上手お経の意味は解せなかったが私には音 楽のように感じた。
春の寺バリトンのような経ひびく
本堂の春光の中に経を聞く
07/2/12
我が家の枝垂れ紅梅いつの間にか蕾が膨らんで今にも咲きそう
枝垂れ梅その曲線に蕾膨らんで
叔母の法事寺の僧の声も大きく説教も上手お経の意味は解せなかったが私には音 楽のように感じた。
春の寺バリトンのような経ひびく
本堂の春光の中に経を聞く
07/2/12
我が家の枝垂れ紅梅いつの間にか蕾が膨らんで今にも咲きそう
枝垂れ梅その曲線に蕾膨らんで
私もお経にはどこか音楽性があるように思います。意味はわからなくても、何となく格式ある名調子を感じ、宗教的な雰囲気が満ち溢れるようです。本堂に射す春の光にありし日が偲ばれるようでもあります。
バリトンのようなは音域を指すのではなく、オペラとか歌曲を聴くようなと解すると、作者の俳諧味とか春の喜びを感じます。
お経を聞いてその意味が解る人は一握りの人だけであろう。声量のある僧の経に私も同じく感じた事がある、共感いたします。この句を見てお経に関する逸話を思い出した。私のお寺は浄土真宗なのだが開基法事に本山から来た高僧に併設の幼稚園児の中の一人が正信偈をあげた僧に歌を唄っていると指摘したのに間を入れずに"お経は歌なんだよ"と肯定して旨くお経を説明したのを思い出しました。子の感性の鋭さと僧の寛容な対応に大いに共鳴した事でした。
いい気分と言うと変ですが本当に寂の心境になるとこうして心地よく聞きます。
いい句ですね。私大好きな気持ちです有難う御座いました。
バリトンもあればモンゴルのオルティンド-ような声ものをありますね。当家の菩提寺の本堂再建の時は、100才に近い永平寺の管長他30人位の僧が来て大合唱しましたが、毎日唱えていれば100才を超えても、重厚な声が出るようです。
清水清正様拙い句「春の寺」へ嬉しいコメントとをお寄せいただきありがとうございました。