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めぞん・ど・とぷ

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買い負け

2007年09月02日 | くらし
朝刊にタコの値段が上がって、たこ焼きが20%値上げとの記事がありました。
理由は世界的な水産物の争奪戦で、原料の調達が難しくなりそうだからとか。

そおいえば、昨年あたりから日本の”買い負け”というのが話題になってますね。
BSEとか、鳥インフルエンザの影響で、魚食が見直された結果、水産物の消費が増加傾向にあり、そのあおりでお魚類の値段が上がっています。
これまでは日本人が思う存分買い漁ってきた世界中のお魚が、思うような価格では手に入らなくなった。
かといって、タラやサケなんか安くて当たり前と思っている日本の消費者が買ってくれそうもない高値で競り落としても、スーパーとかが引き取ってくれない。
その結果、日本の水産物輸入業者が海外のバイヤーに持って行かれてしまう、というのが”買い負け”。

肉食からの転換というだけでなく、円安とか、新興国の人口増加など、色々な要因がからんで、もう、すしネタの問題だけではすまなくなりそう。

私たちの子どもの頃は、お肉は高いものでごちそう、お魚は日常的なおかず、という感じでした。
それが逆転して、近海ものなどお魚は高級品でごちそう、お肉は普通食というふうに変わってから久しい現在、
これからは輸入物の大衆魚もなかなか手が届かないなんてことになるのかも…

新聞記事では、オレンジも買い負けるようになった、というからちょっとショック。
こちらは中国や韓国との買い付け競争が厳しいようで、競争相手は欧米の消費者だけではないということですね。

考えてみたら、ヤフオクでは買い負けてばかりいる私
日本の商社を責める立場にはないようです…

とぷ