杉森神社の物語(令和編)東広島市河内町~癒しの風景

田舎で0から宮司をやってみたかったんです。好んで信じて楽しみながら奉仕をしています。

12月の日記26 ちゅーピーカレッジクレド教室

2022-12-26 17:10:39 | 癒し

12月26日

この時期の風は杉葉をたくさん落とします。今日も掃き掃除に精を出し、広島市内へ。
今日の講座は、神社編に続き、出雲大社編。
参拝に役立つ?かもしれない情報を提供しました。
 

御祭神名の興味深い説とは?

実は、出雲大社の御祭神は、昔、「スサノオノミコト」だったことがある?

 いつからスサノオノミコトを祀っていたから不明。中世の頃、神仏習合の影響を受け、一時期、祭神がスサノオノミコトであったらしい。それは出雲大社の北東にある鰐淵寺の縁起に、出雲の国引き国作りが素戔嗚であったことからと言われる。

 出雲大社の荒垣入り口の銅鳥居は毛利輝元が寄進(1580)し、毛利綱広が寛文6年(1666)に再建したもので、銅製では日本最古の鳥居(重要文化財)。そこの柱に刻まれた銘文に「素戔嗚尊は雲陽の大社の神なり」とあり、出雲大社の御祭神を素戔嗚尊として讃えているのは興味深い。

 但し、本居宣長は『古事記伝』で「杵築をしも、須佐之男と大国主と二神を祀れりと云説もあるは、誤なり、そは神祇令義解に、天神と地祇との分を註せる文に、天神者云々、出雲国造齋く神等類是也、地祇者、出雲大汝神等類是也と見え、旧事記に、素戔嗚命、坐出雲国熊野杵築神宮と云るに依れり、まず旧事紀は例の信(よる)に足ず、義解の文はまぎらはしき書ざまなれども、国造齋神と云は、熊野を指なり、神賀詞に依るに、出雲一国の神々は、悉く彼国造此を拝(いつき)祭る中にも、熊野を第一とする故に、然云るなるべし、さて大汝神と云るぞ、杵築にはありける、然るを、彼神賀詞などをも考へずして、ゆくりなく、国造齋神は、ただ杵築とのみ心得るから、誤れるものなり、古書に、杵築に須佐之男命を祭ること見えたることなし、若二神を祭らば、神名帳にも二座とあるべきをや」と否定している。

お知らせ

杉森神社ホームページ 

 杉森神社の御朱印について ←クリック 御朱印を受けたい方、必見!

 (※大晦日、正月3が日のご朱印は受け付けていません)

平成23年宮司就任時から令和元年5月31日までの物語

着物を着て神社の祭典に参列しませんか

杉森神社の映像ライブラリー     

杉森神社のイメージキャラクター 全国の神社の氏神さまのイメージキャラクター  

杉森神社72候(季節を感じてみませんか?) 

神社講座 ちゅーピーカレッジの御案内 

杉森神社恒例祭予定表 

 近々の祭典・行事予定 

※祭典は、どなたでも参列できます。神社ファンの方、是非、参列経験をしてみましょう!ご希望の方は、御一報いただければ幸いです。

 

12月31日 午前10時歳末祭並びに大祓

   1月 1日 午前8時 歳旦祭

 1月 3日 午前9時 元始祭

 1月 7日 昭和天皇祭遙拝

 1月15日 古札焼納祭

 1月21日 竹原高校寒稽古

 2月 1日 午前10時月次祭

 (※大晦日、正月3が日のご朱印は受け付けていません)

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 12月の日記25 総代会正月準備 | トップ | 12月の日記27 正月授与品の清... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

癒し」カテゴリの最新記事