おやじなミュージックライフ

JAZZ FUSION AOR ギター そして愛猫CIELO&CHIBIとおやじの日々

LAの名手 PAT KELLEY

2006-03-10 | クロスオーヴァー&フュージョン
ジプシー・スイング関連でも、神童、天才の類のミュージシャンが多かったですが、PAT KELLEYは5歳から人前(プロ)で演奏していたというからこちらは、スムーズ・ジャズ界の神童ですね。オクラホマ州のタルサ生まれのPATは地元では有名なギター奏者で、ポップス、R&B、C&W、JAZZと様々なグループで演奏した後、20歳から西海岸でスタジオ・ミュージシャンとして活動を始めました。
80年代中期には自己のグループを率いて、ベイクド・ポテト他、いろいろなライヴ・ハウスに出演するようになり1987年にソロ・デビューしました。

むろん、演奏技術は折り紙つきで、あのジョージ・ベンソンのグループの一員として長い間参加する程の腕前で、フレージングもオクターヴ奏法やJAZZYなスケーリングが多く、ウェス・モンゴメリーやジョージ・ベンソンの影響が感じられる演奏です。スムーズ・ジャズっていうジャンルらしいんですけど、多くのFUSION系アルバムよりJAZZっぽい感じがするアルバムです。(ブリージン期のジョージ・ベンソン風なナンバーもあります。)

オフィシャル・サイトもあって、娘さんの写真が載っていましたが、これがまたかわいい!このアルバムのタイトルも、スタジオで曲を作っている時に、奥さんがおめでたという事を聞かされてGood Newsとしたそうです。故に、このアルバムのコンセプトは娘KAITEで曲名もFIRST STEPSとかNEW SHOESとかMONKEY HOUSEとか子供に因んだタイトルが多いです。全般的にほのぼのムードなんですが、演奏内容は素晴らしい!超マイナーな名盤です。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿