「飲酒運転増加」(43-36)
A「ふてーがってな どうかいな
福岡じゃぁ この頃飲酒運転の減るどころか
かえって増えよるげなばい」
B「飲酒運転撲滅宣言ないつのことやら、この頃あたきも
週末な 飲み曜日(酔う日)い なっとる」
A「飲んで悪かことななかばってん 飲んで車ぃ乗るとな
ぜったい避けな(酒な)いかん」
B「そやけん 飲むとな、家飲み(のみ)ぃ 決めとる」
「飲酒運転増加」(43-36)
A「ふてーがってな どうかいな
福岡じゃぁ この頃飲酒運転の減るどころか
かえって増えよるげなばい」
B「飲酒運転撲滅宣言ないつのことやら、この頃あたきも
週末な 飲み曜日(酔う日)い なっとる」
A「飲んで悪かことななかばってん 飲んで車ぃ乗るとな
ぜったい避けな(酒な)いかん」
B「そやけん 飲むとな、家飲み(のみ)ぃ 決めとる」
「五穀豊穣」(43-32)
A「今年も猛暑の影響でくさ 山のドングリの不作らしかが
熊がまた人家ぃ降りて来て 騒ぎぃなるっちゃなかな」
B「全国の熊ぃ 隈なくアンケートば出して 言い分ば
聞いてみたら どげんかいな」
A「そげん 都合よう話の進むやろか」
B「そらぁ 最終的ぃな、ベア(base up)(熊:bear)次第」
(註)ベア:base upの意のベアと熊(bear)を意味する
W meaning(ダブル・ミーニング)。
「校長の朝練」(43-34)
A「筑後市の小学校校長のくさ 川土手で下半身ば露出して
ランニングしよって 警察ぃ逮捕されたげなばい」
B「病気休職中やったがなが なしてそげな馬鹿なことば
したとかいな」
A「下着な履かんといて 本人が言うぃな 短パンに
穴の開いとっただけって 言い張りよるげなたい」
B「ばってん そらぁ元の好調(校長)さば 取り戻すぃ必要な
朝の、筋トレ(金トレ)やったかも 知れん」
「証城寺の狸囃子」(43-33)
A「『証城寺の狸囃子なくさ』 日本三大狸話の一つげなが
狸が腹づつみば打つだけの 何んちゃない噺ばい」
B「なして こげん 有名になったとな」
A「大正の終わりい作られた小学校唱歌で
全国い広まったげなたい」
B「そらぁ いま何処も経営が苦しかげなけん 見習うて
お寺の宣伝も、同様に(童謡に)したら良かろう」
「にわかの練習」(43-30)
A「ととさんなもし 朝早ようから 外い出て
何んば しよござったとですね」
B「にわかの公演の近づいたけん 庭で練習ば
しとったとたい」
A「背中い枯葉ば からうてござすけん 剪定でも
さっしゃったかと 思いましたばい」
B「そらぁ にわかな必ず後ぃ、オチば(落ち葉)付ける」
「衆議院選挙」(43-29)
A「自民党のくさ 公認から外された裏金議員さん達な
党から活動費ば出して貰えんけん やおぅ行くめぇや」
B「貼れるポスターの数も違うし 政見放送も出来んし、
自腹ば切った上ぃ 比例との重複立候補もダメげなたい」
A「それで 周囲ぃ頭ば下げまくって 当選したら
どげんなるとな?」
B「そらぁ 当選すりゃぁ直ぐぃ 党公認ば貰うて、
そっくり(反っくり)返る」
「長崎くんち」(43-28)
A「長崎ぃ行って 『長崎くんち』ば体感したかっちゃが
祭りないつかいな?」
B「そらぁ 毎年十月七日ぃ始まって 九日(くんち)ぃ
終わりよるたい」
A「それで その一番の見どころな どこな?」
B「祭りのぼせのあんたが なんば言いよるとな
祭りの良さな、参加(賛歌)せな 分らん」
「フレイル予防教室」(43-27)
A「かかさんよい 役場でフレイル予防の為ぃ
高齢者向け化粧教室の 開かれるげなじぇ」
B「化粧すりゃぁ フレイル(心身耗弱)ぃ
なりまっせんやろか」
A「そらぁ かかさんも化粧すりゃぁ まだまだ気分な、
若いまま(若いママ)」
「ぶんぶく茶釜」(43-26)
A「群馬県館林の茂林寺(もりんじ)ぃくさ あの ぶんぶく茶釜な
昔のまんまで 今でもあるとげなばい」
B「まさかお客集めぃ 今も見世物ばしよる訳じゃあるまいも?」
A「それがくさ お寺な硝子のケースい入れといて
観光客から拝観料ば いただきよるげなたい」
B「そらぁ お寺の終(しま)えりゃぁ 棲みかも無ぅなるとやけん
狸も一役、噛ましとる(釜しとる)」
「ドジャーズ地区優勝」(43-25)
A「どうかい どうかい
ドジャーズな地区優勝ば決めて 翔平さんもメジャー
初めてのシャンパン・ファイトば楽しみなったげなばい」
B「ばってん ファンとしちゃぁ リーグの残り試合に
まだ本塁打と盗塁の上積みば 期待しとるたい」
A「そげなファンの期待ば 一身に受けて、
負うた荷な(大谷な)重もたい」