「パブカジ」(41-41)
A「今年度から行橋市じゃぁ 勤務中の職員の服装ばくさ
原則自由にしたげなばい」
B「市の職員さん達な 市長の勇断ば
大層よろこんどんなるげなたい」
A「なんて 言ぃよんなるとな」
B「そらぁ 多様性ば推奨しなる 市長の姿勢(市政)のお蔭で、
あたき達やぁ 私服(至福)」
(註)パブカジ :パブリック(公共の)とカジュアルに因み、行橋市が命名した造語。
「パブカジ」(41-41)
A「今年度から行橋市じゃぁ 勤務中の職員の服装ばくさ
原則自由にしたげなばい」
B「市の職員さん達な 市長の勇断ば
大層よろこんどんなるげなたい」
A「なんて 言ぃよんなるとな」
B「そらぁ 多様性ば推奨しなる 市長の姿勢(市政)のお蔭で、
あたき達やぁ 私服(至福)」
(註)パブカジ :パブリック(公共の)とカジュアルに因み、行橋市が命名した造語。
「サザエの畜養」(41-40)
A「九大の水産研究所なくさ 福津市ぃ頼まれて 廃棄予定の
野菜やら昆布ばエサぃ使うた畜養の技術ば 開発したげなばい」
B「サザエの 養殖出来るごとなったとな」
A「身の部分も大きゆうして 味も良かげなけん
試食会での評判も 上々やったげなたい」
B「そらぁ これから福津の浜じゃぁ サザエが漁師ば助けて、
甲斐甲斐しい(貝々しい)働きばする」
「18禁ポテチ」(41-39)
A「東京の工業高校でくさ 18禁のポテトチップスば食べた
生徒達が 体調不良で病院に緊急搬送されたげなばい」
B「タバスコより200倍辛い チベット唐辛子の粉ばまぶした
チップスの売りよるげなたい」
A「そげなもんば 学校ぃなして持って行ったとかいな」
B「そらぁ 持ち込んだ生徒な 得意がって 一寸、
揶揄った(辛かった)つもり」
「海亀の保護」(41-38)
A「沖縄周辺の海じゃくさ 多くの海亀の死骸の
ごろごろ浮いとるとげなばい」
B「海亀ちゃぁ 絶滅危惧種で 保護されとるとじゃ なかとな」
A「危惧種ぃ指定なされとるばって 保護するとな書いてないけん
海藻ば食べる海亀ば 漁師が目の敵いしとるたい」
B「そらあ 関係者の寄って 話し合わななるめぇが
海亀も呼んで 会議な、亀ぃ(加盟)させない」
「豚足の自販機」(41-37)
A「博多駅の裏手ぃくさ あつあつの豚足自販機の
あるげなばい」
B「それで売れ行きな どげな風な?」
A「そらぁ 豚足が二本入って、とんとん(豚々)拍子」
「結婚の条件」(41-36)
A「太郎さんなもし 結婚する前ぃ お願いしたか事の
ありますとやが よございまっしょうか」
B「花子さんの幸せの為なら 何んでも聞きますばい」
A「子供な二人まで、新居な別ぃ建てて 財布のヒモな
あたしぃ握らせてつかぁさい」
B「よございますばって あたきな一人っ子ですけん
親の面倒なさっち 見ななりまっせんばい」
A「そらぁ 介護の要るごとなって 二所帯生活ぃなっても
あたき達の約束も暮らしも、一所帯(一緒たい)」
「旭川女子高生殺人事件」(41-35)
A「旭川の女子高生殺人事件で逮捕された女なくさ
旭川署の妻子持ち刑事と 不倫関係やったげなばい」
B「そうげなたい 文春が書いとるし 別の週刊誌ぃな
写真まで載っとる」
A「そらぁ 北海道じゃぁ 警察ぃ対して 批難轟轟じゃろう」
B「そうたい 皆んな、
どうけい どうけい(道警)って 呆れとる」
「道後温泉お色直し終了」(41-34)
A「かかさんよい 道後温泉の保存修理工事の終わって
入館の8時間も前から 人の列の出来たげなじぇ」
B「ととさんなもし 道後ぃな 新婚旅行の折ぃ
行ったきりですけん 大分変っとりまっしょうねぇ」
A「懐かしかねぇ 今度の連休の時ぃ 久しぶりぃ
連れて行こうかねぇ」
B「ばってん ととさんの連れて行こうな 温泉のことやけん
いつも、言う(湯ぅ)ばっかい」
「道後温泉お色直し」(41-33)
A「保存修理工事ばしよった 道後温泉のお色直しの終わって
やっと全館で 営業ば再開したげなばい」
B「工事の間ぃ減っとったお客さんの 前のごと
増えるかどうか 気ば揉んどんなろう」
A「物価高騰で入浴料金も1.5倍になるげなけん 明治の幽霊で
お客さんば驚かそうちゅう案も 出とるげなたい」
B「「坊ちゃんの湯」ぃ ボチャンと入った後の湯上りぃ
幽霊ば見せて 身体ば冷まそうちゆう趣向な」
A「そうたい なんせ 道後温泉な 日本、最古(サイコ)の湯」
(註)サイコ(Psycho) :狂気の意の英語。ヒッチコック監督の同名の映画が1960年に制作・上映された。
「川重裏金」(41-31)
A「潜水艦の修理ば一手ぃ請合うとる 川崎重工業のくさ
裏金ば作って 隊員の接待ばしよったげなばい」
B「なんてな 潜水艦のことだけぃ 世間の目から
深く静かぃ潜ぐって そこ(底)で手ば取り合うとったとな」
A「飲食接待やら 乗組員が要求した品物ば差し入れて
呉越同舟の仲やった げなたい」
B「そらぁ この際一遍 川重も海自も、
膿ば(海ば)出さなならん」