こんにちは、陶木です。
昨日、群馬県と長野県の県境に位置する荒船山(1,423m)に登ってきました。相棒は友人のK田です。
↑荒船山の位置
高さ200mの垂直の絶壁で知られるこの荒船山、昨年に起こったある出来事をきっかけに一気にメジャーな山となりました。その出来事というのが、「クレヨンしんちゃん」の作者である臼井儀人さんの墜死です。
我々も臼井さんが墜落したであろう場所に立ちましたが、文字どおりの「垂直の絶壁」に声を失いました。ここに立った人なら、誰でも奈落の底を覗き込みたくなりますし、また、迫力のある良い写真を撮ろうとして身を似乗り出したくなるに違いありません。臼井さんが写真を撮ることに夢中になるあまり、誤って足を滑らせて転落したことも頷けました。
それはさておき、我々は標高940mの内山峠から山頂を目指しました。片道約3kmの道のりです。アップダウンの激しい起伏に富んだコースに苦しみながらも、約1時間30分で登頂。頂上からの景色は素晴らしく、またビューポイントから眺める垂直の絶壁は迫力満点でした。
以下、昨日のドキュメントです。

↑
8:45
荒船山の威容が見えてきた。
眼前には、高さ200mに達する垂直の大岩壁「艫岩」が迫る。ものすごい迫力。
クレヨンしんちゃんの作者である臼井儀人さんは、この絶壁から墜死した。
即死だったと思われる。

↑
こちらはウィキペディアによる紹介写真。

↑
9:00
標高940mの内山峠から登山スタート。
天候は曇りで気温は24℃だった。まずまずの条件である。
しかし……。

↑
どうやらこの山には熊が出るらしい。
しかも……。

↑
この看板にビビる。
無事に帰って来れるのだろうか……。

↑
9:01
最初はなだらかな道が続く。
「できれば、この道が永遠に続いてほしい」
そんな願望に囚われる、体力のない登山者に優しい緩やかな登山道である。

↑
9:12
しかし、道は瞬く間に急峻となる。
急勾配に、全身から汗が噴き出す。
この後、我々は登ったり下りたりを繰り返しながら、
少しずつ頂上を目指す。

↑
9:35
内山峠~艫岩のほぼ中間点にあたる「鋏岩」に到着。
雨風を凌ぐのに最適な場所だ。

↑
9:41
大雨の影響で登山道が崩落し、
目の前からゴッソリと消えてなくなっていた。
仕方なく迂回路を通る。
迂回路といっても道があるわけでなく、
崖をよじのぼって崩落箇所を回避するだけ。
万一、足を滑らせたら、
谷底へ真っ逆さまだ。肝を冷やした。

↑
10:14
こんな箇所もありました。

↑
10:33
「艫岩」の絶壁の上で恐る恐る写真を撮るK田。
心なしか、腰が引けている。
ここに来ると、
「目がくらむ」
「足がすくむ」
という言葉を、
文字どおりの意味で体感することができる。

↑
10:34
こちらは僕。
足元はストンと切れ落ちている。
あと50cmも後退すれば、そこには死が待っている。

↑
10:55
別の角度から絶壁を眺める。
残念なことに、ガスが立ち込めてきてしまった。

↑
「艫岩」は南北約2km、東西400mに及ぶ。
そのため、山頂はとにかくだだっぴろい。
まるで公園のようだ。
写真は、トイレと避難小屋。

↑
帰り際、荒船山近くの「おかた茶屋」で昼食。
名物のこんにゃくなどが激安価格で販売されていた。
このお店、おススメです。

↑
昼食の「山猿そば」。700円也。うまい!
昨日、群馬県と長野県の県境に位置する荒船山(1,423m)に登ってきました。相棒は友人のK田です。
↑荒船山の位置
高さ200mの垂直の絶壁で知られるこの荒船山、昨年に起こったある出来事をきっかけに一気にメジャーな山となりました。その出来事というのが、「クレヨンしんちゃん」の作者である臼井儀人さんの墜死です。
我々も臼井さんが墜落したであろう場所に立ちましたが、文字どおりの「垂直の絶壁」に声を失いました。ここに立った人なら、誰でも奈落の底を覗き込みたくなりますし、また、迫力のある良い写真を撮ろうとして身を似乗り出したくなるに違いありません。臼井さんが写真を撮ることに夢中になるあまり、誤って足を滑らせて転落したことも頷けました。
それはさておき、我々は標高940mの内山峠から山頂を目指しました。片道約3kmの道のりです。アップダウンの激しい起伏に富んだコースに苦しみながらも、約1時間30分で登頂。頂上からの景色は素晴らしく、またビューポイントから眺める垂直の絶壁は迫力満点でした。
以下、昨日のドキュメントです。

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8:45
荒船山の威容が見えてきた。
眼前には、高さ200mに達する垂直の大岩壁「艫岩」が迫る。ものすごい迫力。
クレヨンしんちゃんの作者である臼井儀人さんは、この絶壁から墜死した。
即死だったと思われる。

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こちらはウィキペディアによる紹介写真。

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9:00
標高940mの内山峠から登山スタート。
天候は曇りで気温は24℃だった。まずまずの条件である。
しかし……。

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どうやらこの山には熊が出るらしい。
しかも……。

↑
この看板にビビる。
無事に帰って来れるのだろうか……。

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9:01
最初はなだらかな道が続く。
「できれば、この道が永遠に続いてほしい」
そんな願望に囚われる、体力のない登山者に優しい緩やかな登山道である。

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9:12
しかし、道は瞬く間に急峻となる。
急勾配に、全身から汗が噴き出す。
この後、我々は登ったり下りたりを繰り返しながら、
少しずつ頂上を目指す。

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9:35
内山峠~艫岩のほぼ中間点にあたる「鋏岩」に到着。
雨風を凌ぐのに最適な場所だ。

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9:41
大雨の影響で登山道が崩落し、
目の前からゴッソリと消えてなくなっていた。
仕方なく迂回路を通る。
迂回路といっても道があるわけでなく、
崖をよじのぼって崩落箇所を回避するだけ。
万一、足を滑らせたら、
谷底へ真っ逆さまだ。肝を冷やした。

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10:14
こんな箇所もありました。

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10:33
「艫岩」の絶壁の上で恐る恐る写真を撮るK田。
心なしか、腰が引けている。
ここに来ると、
「目がくらむ」
「足がすくむ」
という言葉を、
文字どおりの意味で体感することができる。

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10:34
こちらは僕。
足元はストンと切れ落ちている。
あと50cmも後退すれば、そこには死が待っている。

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10:55
別の角度から絶壁を眺める。
残念なことに、ガスが立ち込めてきてしまった。

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「艫岩」は南北約2km、東西400mに及ぶ。
そのため、山頂はとにかくだだっぴろい。
まるで公園のようだ。
写真は、トイレと避難小屋。

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帰り際、荒船山近くの「おかた茶屋」で昼食。
名物のこんにゃくなどが激安価格で販売されていた。
このお店、おススメです。

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昼食の「山猿そば」。700円也。うまい!
今度、キャンプでお会いしましょう。
ジンギスカンパーティーも、都合が合えば参加します!