大学から留学生教育業法が改正になったというお知らせが届いた。この7月から、特別な理由がないかぎりは最短在学期間を超えての在学が認められなくなったので、しっかり勉強してくださいってさ。もちろん私には関係ないんだけど、これは、かなりおもしろいことが起きそうな気がするなぁ。
この改正は、たぶん、授業料欲しさに大学が留学生だけを狙い撃ちに不合格にして再履修させているという苦情を受けてものだと思う。むげに不合格にしても追加のお金は取れないとなれば、留学生だけを差別しているという苦情はなくなるにきまっているし、全科目ストレート合格はむりそうな留学生を入学させると、とたんに卒業率が落ちるので、大学はお金目当てに留学生なら誰でも入学させてしまうということができなくなるはずだと。ま、理屈はそうかもしれないけど、この制度は短期で卒業できるコースに留学してきた学生を直撃しそう。
たとえば、私の友だちのところの学科はコースワークの修士だと1年で修了できる。ところが、こないだの試験で非英語圏からの留学生が大量に必修科目の単位を落とした。その科目、一年に一度しか開講されない科目で次の学期にはないもんだから、集団パニックが発生。最初の学期でたった一科目うまくいかなかっただけで学位がパァっていうのは、留学生にはちょっと厳しいんじゅないかと思うけど。
この改正は、たぶん、授業料欲しさに大学が留学生だけを狙い撃ちに不合格にして再履修させているという苦情を受けてものだと思う。むげに不合格にしても追加のお金は取れないとなれば、留学生だけを差別しているという苦情はなくなるにきまっているし、全科目ストレート合格はむりそうな留学生を入学させると、とたんに卒業率が落ちるので、大学はお金目当てに留学生なら誰でも入学させてしまうということができなくなるはずだと。ま、理屈はそうかもしれないけど、この制度は短期で卒業できるコースに留学してきた学生を直撃しそう。
たとえば、私の友だちのところの学科はコースワークの修士だと1年で修了できる。ところが、こないだの試験で非英語圏からの留学生が大量に必修科目の単位を落とした。その科目、一年に一度しか開講されない科目で次の学期にはないもんだから、集団パニックが発生。最初の学期でたった一科目うまくいかなかっただけで学位がパァっていうのは、留学生にはちょっと厳しいんじゅないかと思うけど。
ディスタンス・ラーニングをやっているところってあんまりないんですよ。ロースクールとかビジネス系なんかだと、まずだめなんじゃないかなぁ。実験系の学部も実験しに大学にこなかったらそれっきりだろうし。
それから、オーストラリアの大学は、日本の大学と違っていったん履修した科目を落とすと成績表に残るので、地元学生でも試験前に履修をやめる人はいないと思いますよ。学期開始後一週間だか二週間だか以内は、ペナルティーなしで履修を取り消せますけど、それ以後は授業料が借金となって残りますし、オーストラリア人学生さんも、私の周りを見渡す限り、みんな最短期間で卒業しようと必死ですね。