
頭の重さは、一般的には体重の8~10%と言われています。
体重が50㎏の人で、およそ5kg。
比重としてはボーリングの球の重さに
例えられることがありますが、
これを小さな頸椎で支え続けていると
考えると、
もともと構造的に不安定であることが
イメージしやすいと思います。
では、鎖骨の下に手を当てて頂き、
このあたりから頭を支えている、と
イメージしてみると、どうなるでしょうか?
実は頭を支えるのは、頸椎でなく
胸椎の2番、3番あたりを使うと頸の筋肉を
リラックスすることができます。
・膝を立てて仰向けになる。
後頭部の溝(ぼんのくぼ)に手を当てて、
スペースを作る。(自然に顎が引かれます。)
・頭の重さをすべて手に乗せたまま、首の力を
使わずに頭を床から離す。

・ゆっくりと、大切に、頭を床に置く。
🍀頭を上げたときに鎖骨の間の背中側、
胸椎が床についているのを確認して、
頭の重さを感じましょう。
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