■Today's Shot 寒心

(OLYMPUS E-3 ZUIKO DIGITAL ED 35-100mm F2.0)

日露開戦直前の１９０３年。
東京帝国大学の６教授と学習院大学の１教授が日本政府の弱腰を批判、主戦論を展開した。
いわゆる「東大七博士意見書」。

いわく
ドイツは海軍力が弱いのだからただちに青島のドイツ軍を攻撃し開戦せよ。
開戦したら、ロシアの満州進出そのものを防止するために戦うのだ・・・。

もし青島のドイツ軍を攻撃していたら、「日露戦争」のはずが「日対露独戦争」、ヘタをすれば「日対露独仏」戦争になっていたかもしれない・・・。
「ロシアの満州進出防止」が戦争目的となれば・・・それはロシア本国内への侵攻を意味する・・・。

後日、満州軍総司令官として実際に現地でと戦うことになる大山巌が「今日は馬鹿七人がきた」と言ったらしい。
大国ロシアと戦うことが、この小国にとっていかに厳しいことか理解していた彼のことだからきっと言ったのだろう・・・。

真に「学歴」・「肩書き」で人物は判断できぬものなり。
騙されてはいけませんぞ、各々方！(笑)。



産経新聞世論調査、「あなたがリーダーにしたくない人」ランキング、堂々第１位に輝いた「あの人」が、党最高顧問として「外交」を担当する人事が決まったという・・・。

果たして、あの連中の内部に一人でも「馬鹿者！」と大声で反対する人物は存在しないのだろうか？
不思議でならないのである・・・。
あの「ルーピー」を、よりによって「外交担当」の・・・。

「馬鹿足す馬鹿足す馬鹿は、やっぱり馬鹿なんだ」・・・と会見で発言した人がいたけれど・・・・。
にわかに信じられないことではあるが、ひよっとしたら、本当に、全員・・・「馬鹿」なのかもしれぬ。
少なくともあの連中の、「常識」なんだろうなぁ。




★平成２３年(２０１１年)３月１１日東日本大震災関連
☆平成２３年(２０１１年)東日本大震災に伴う東京電力福島第一原子力発電所事故関連
★民主党政権


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