「素直さ」がスキル

イトイ新聞で糸井重里さんが繰り返し述べられているように、若いヒトたちが就職したり、仕事してゆく上でもっとも大事なスキルは「素直さ」なのだということに、現実の若いヒトたちの何パーセントが気付いているのだろうか。。

多くの「年寄り」（僕のような）は、若いうちは「素直さ」さえあれば技術なんかいらないんだよ、ぐらいに思っている、という事実を、若いヒトたちは知ってるのだろうか？
技術は後付けでどうとでもなる。

そしてその「素直さ」っていうのは、なかなか身につけることがムズカしいスキルである。特に、昨今の「ゆとり教育」を受けた若者では。。

皆が皆素直だったら、日本はもっと豊かになってるよね。。

たとえば、受信したメールの内容を見て、自分の都合のよいように判断する、というのが「素直じゃない」ということ。
まずは、相手の都合のよいように考えてみる。そうすると意図、真実が浮かび上がってくる。

別に、素直に従えといってるわけじゃないよ。素直な目線でみれば、世の中がもっとよく見えるよ、ということ。
なんでもかんでも自分の都合で、自分にひきつけて考えてるうちは世の中のことはわからない。

そして、世の中のことがわかったほうが仕事はしやすいし、生きやすい。