【改題】ひとり公論(IT公論)

アラフィフとなりIT土方卒業したのでタイトル変更しました
こちらはどちらかといえば再録中心

中ネタ集 「お荷物」の年輩SE

2017-05-03 20:08:49 | IT土方(業界体質を小声で批判してみる)
エンジニアライフのボツネタ


 それでいいんですか?いつまでしがみついて離れない気ですか?定年までですか?

 その状態は、たとえけっこう長時間労働していても実はぬるま湯なんですよね。けっこう居心地がよかったりする。

 要はスペシャリストを気取って本当に狭い範囲の仕事しかしない(実際は、他のことができない。融通がきかない。柔軟性がない)方がこの国のいたるところで生産性絶賛漸減中で、あまりに多すぎてダブついているということです。

 生産性が漸減するとは結局どういうことかというと、1.0人月の仕事をアサインしているのに、毎日20時21時まで職場にいるということです。

 それはなぜか?もっと早く帰れないのか?とマネージャーは問い、SEはのらりくらりと返します。突発的な依頼が多いだのなんだの。

 でもそれがパートナー会社の人間であれば、勤怠管理しない建前なので、やがてほっとかれます。なぜなら、SEが深夜まで自分のところのオフィスにいたところで、ちょっと光熱費はかかるかもしれないけれど、追加費用を払うこともないし、コストにはねないからです。

 でもすべてこみ込みで1.0人月なんですよ。160時間ぐらいで上がれる、というよりは「上げてほしい」ということなんです。

 もっとキツいいい方をするとその1.0人月を160時間で上げられない要員は、本来いらないはずなんです。

 いらないはずなのに「いないよりはまし」とアサインされてしまうこの業界。
 
 


 
  よく言われる物言いとして、アナタがいなくなっても会社はまわるんだよ、アナタは組織の歯車でしかないんだよ、っていうのがありますが、確かに、自分はその組織にとって必要不可欠な人間であるという大きなカンチガイをしている方々に冷や水を浴びせかけるには有効です(笑)。

 これは絶対的真理です。どんなベテランであっても、いちばんの稼ぎ頭であっても、たとえ社長であっても(創業社長のぞく)、その方がいなくなっても組織は「ふつーに」まわっていきます。

 あなたは、この世の中ではオンリーワンな存在ですが会社では歯車です。歯車として動くことを条件に給料をもらっています。

 自分が(ビジネス・シーンでも)オンリーワンな人間になりたいのであればその会社を飛び出す他ないのです。

 アナタ自身がいなくなったとしても、別にその組織は何にもかわらないのですから、定時後の数時間アナタが働かなかったことでその組織に対してなんら影響はありません。あるはずがないのです。
 




  マネージャーレベルは、各自がそれぞれのタスクを判断して、早めに仕事を切り上げてほしいのだけれど、

 生産性低下してる年輩SEは、マジメな話、仕事を終わらせることができない。まぁあたりまえですよね、生産性が低いのだから。

 生産性が低いから仕事にメリハリをつけることもできないし、どこで切って上がるのが効率的かも自身で判断できない。

 かと思うとある日は突然軽くキレて、大事なその日のうちに終わらせるべき仕事ほったらかして定時に帰る…

 周りに迷惑…

 行動がわけわからん。それが「お荷物」の年輩SE。
 
 

  物理的な場所についても、仕事から離れたほうがベターではあります。別に旅行にいけということではありません。

 職場から離れるというのではなく(それは当然のこととして)、PCやスマートフォンから離れるということです。あるいは電源をオフにする。

 PCって持って帰らなければいけないですかね?本当に。

 仕事用携帯って電源オフにしちゃいけないんですかね?本当に

 離れるべきは「仕事との通信手段」であって、職場と家は、近いほうがよいのは言わずもがな、です。

 あと、職場近くの居酒屋からも離れましょう(苦笑)。自分の会社の人間がうようよいるエリアからは離れたほうがよいです。


定時退社推奨日

2017-02-19 19:13:52 | IT土方(業界体質を小声で批判してみる)
2015
「定時退社推奨日!」とかつってさあ帰るぞ!とそそくさと職場を出ようとする人間に対して、まず女性を呼び止めると完全にハラスメントだしミョウな噂が広まるからしない、と。結局ターゲットになるのは若手男子社員。最近は定時後の説教はハラスメントすれすれだから
12-10 19:22

減ってきてるのは良いことだと思うんだけど、ニラみつける管理職が後を絶たない。定時には帰らせないぞっていう空気を醸成しようとしているクズ。自分の保身のために口は出さないがにらむ。あるいは翌朝若手が目にするよう、チクっとメールをうっておく。特に女性の管理職でそういうの多い。
12-10 19:22

企業の粉飾体質

2017-02-18 19:13:01 | IT土方(業界体質を小声で批判してみる)
2015
上がってくる数値だけみて、うちの会社の総労働時間下がってるなけっこうけっこう、とかいってるバカな経営層。。オマエの会社はずっと深夜もこうこうと電気ついてるぞ? なぜ現実を直視しねーんだ? 中間管理職が数値操作してる時点で会社として絶望的なような気もするが..
12-02 06:51

つまり部下が上司からゴリ押しで求められている数値のアウトプットは「漸減」しかないんだからそういう数値しか上がってこねーんだよ。そのおそろしさって、わかる? 自分が望む数値しか上がってこないという恐怖。現実の結果とは関係ねーんだよ。それが企業の粉飾体質。
12-02 06:51

閑話休題(2):ミレニアム前後の時代の寓話

2016-09-20 19:35:43 | IT土方(業界体質を小声で批判してみる)
http://el.jibun.atmarkit.co.jp/infra/2015/08/post-0e6d.html
今回のネタ、ノリにのって自分のブログの下書きに書きまくっていたのですが・・・

 なんだか天の声が降りてきて(笑)、この話はこちら(エンジニアライフさん)に投稿したほうがいいぞよ、とのことなので、こちらに投稿します。

 ただ、自分のブログ口調だとあまりに無礼なので(爆)いちおう「ですます調」に直しています。

 この話はあくまで、15年前ぐらい想定の寓話です・・・

 ◆

 フリーで仕事してる人間、もしくは、会社組織にはしていないが家族(奥さん)と二人三脚でやっているようなケースで…

会社組織にしたい!
もっと業務拡大したい!
「社長」としてふるまいたい!

 というのも、よーくわかるのです。名刺に代表取締役社長とか書いてあったらやっぱり相手も「おっ」となりますからねえ。

 それだけで商談が有利に進められたりしますし。

 それはそれで、いい。ビジネスマンとして健全な欲望だと思いますので、いいのですが…

 「で、どうすんの?」ってことなのです。



 エンジニアが起業して、どうするかって、最初は技術者的な夢を持つわけですよね。

 ありがちな…まぁたとえばヒット商品つくって一生ウハウハ、みたいな…

 まぁやがて「社会貢献」とか言い出しますけどね。「技術」でもって社会貢献。自分がウハウハだけでは後ろめたいんでしょうね。

 それも、それでいい。

 でもそれがいつのまにか「人身●買・ピン●ネ業」に「堕ちて」いくわけです。

 それは、よくない。とてもよくない。でもそういう会社とても多いです。

 ていうか、一時期そういう会社がほとんどでした。



 起業して最初は、気の合いそうな技術者を複数人契約社員とかで雇って、放牧して、自由に開発させておくのですが、そのうちモチベも下がってきて(なにせ「放牧」だし)、資金がショートしかかって、結局外に出しちゃうと。

 ヒット商品なぞ簡単には生まれませんからね。

 エンジニアに月50万払ってるのに対し、120万ぐらいで外に出すことができる。

 ただ外に出すだけで70万手元に残る。

 それがわかった時点で「こらやめられまへんわ」となっちゃうんですよね、「シャチョさん」って。

 ここが「器」なんですよ。「だってしょーがないじゃん!利益がほしいんだもーん」ってなもんで。



 外に出すのも、最初は「断腸の思いで」とかいってるんですよ。オーバーに。会社のためにひと肌脱いでくれ、と涙ながらに(苦笑)送り出す。

 で、昔も今もエンジニアを外に出す理由って、表向きは技術の習得、吸収なわけです。

 外の現場でもまれて、技術を習得して、自分の会社にフィードバックしてほしい、と。だから、外に出す。(と社長は自分に言い聞かせる)

 それがいつの間にか、自社に戻ってくる前提で外に出してるはずが、まったく空けることなく、複数の常駐先を渡り歩くことになる。

 創業メンバーがとある常駐先で揉まれて、スキルも上げて、そこまでは想定どおりなのですが、それを自社にフィードバックするのではなく、次はもっと単価が高いところに送り込む。

 5万給料を上げてやって、次は30万単価の高いところに放り込む。

 結局はそれの繰り返し。それが目的。

 自分の会社にフィードバックする時間もないし、フィードバックする要員もおらず、社長はいつの間にフィードバックの話なぞ忘れてしまう。

 それどころか、たまに先方の契約とタイミングがあわなくて、生え抜きが自社に1、2週間ぐらいいると(当然、やることもない)、社長はイライラしてくるんですよね。「こいつは利益を生んでない!」と。

 そのヒトは、会社に「帰ってきてくれた」にもかかわらず、です。



 いつの間に生え抜きを全員外に出してしまい、誰も会社にいなくなり、社長は「利益拡大」の御旗のもとにどうするか?

 その頃になるとソフト開発のことなぞまったく頭から消え失せて、右から左にヒトを流す術をおぼえちゃいます。

 つまり…最初っから、自社においておく可能性ゼロの、客先常駐前提の人間を、次々に雇う。

 そして、だんだんと薄利多売になってくる。つまり、エンジニアの質にこだわらなくなる。どころか、未経験歓迎!とか募集かけちゃったりして。

 ITド●タの人海戦術案件に送り込むための人柱。



 そして、会社に雇う理由も…これが私的にはホントによくないなあと思うのですが、プライムから「こういう人間いないか」といわれて、そこから動くのです。

 条件を書面(テキスト)でもらってそれをパートナー会社の営業に拡散したり、あるいは求人に出して、とにかくヒトをかき集める。

 「●●の開発経験2年以上、勤怠良好で常駐先でコミュニケーションがとれる方。残業は平均40時間程度あります。」判で押したように、こんな感じ。

 で、●●の開発経験1年ぐらいで、なんか暗そうな青年を雇って営業トークで無理やり案件に押し込む。「なかなか…条件に合う要員は埋まってまして『出てこない』ですねー」と。



 このやりかたの何が悪いのか?というと、もはや自社のWillはそこにないのです。

 たとえ、右から左に流してピ●ハネするのが目的だとしても、自分の会社に雇い入れるわけじゃないですか。にも関わらず、採用方針に自社のWillがない。上から横から、こういう人間がほしいといわれて、まんまの人間をかき集める。

 社長自身が、こういう人間がほしい、こういう人材を育てたい、っていうビジョン皆無。

 口癖は「どっかにいいヒトいない?」「△△社の××案件の単価がいいから出したいんだけどさ~」ってそこか! こういうトークで自分がビジネスビジネスしてると自分に酔ってしまう…

 そうこうしてるうちに見事、ピン●ネ専門会社の出来上がり~ そうなってしまってもしつこく、表向きは(HPとかには)「ソフトウエア開発等」とか謳って、スキルの高い技術者がいます!と宣伝していますが、スキルの高い技術者は物理的に会社にいない(笑)。

 HPの主要取引先のところには今をときめくプライムSIerが名を連ねていますが、それ、何次請けかでたまたまそこに常駐させてるだけですから。

 まぁウソじゃないと言い張るのであれば、ウソではないかもしれない。

会社から隔離してやれよ~

2016-09-07 19:59:02 | IT土方(業界体質を小声で批判してみる)
2015
VPNとかスマホでさ、24時間会社のメールチェックできるようになって「便利になった」っておかしいだろ!そんなの会社のドレイが激増しただけだろが!見かけ上の企業の勤務時間が減っていってるのだとしても騙されんな!夜間の自宅対応が勤怠に入ってるわけがねーだろが!
07-29 13:20

大事なのは会社の仕事から「完全に」隔離されることだ。それこそが「休暇」というのだ。見かけ上の勤務時間は長くてもいいんだ。PCも会社携帯も会社のロッカーにしまって帰れる。。そんなの当たり前だろうが。帰省とか旅行にまで「暗に」持っていくことを強制するんじゃねえよ管理職。
07-29 13:24

[重要]矛盾の話

2016-05-16 20:44:19 | IT土方(業界体質を小声で批判してみる)
http://blog.goo.ne.jp/strikegold/e/a610fec49c3043baae230b275cb4358a
世界に冠たる発明とかさ、そういうのって、最初は「凡人」どもに小馬鹿にされる確率は「100%」なわけさ。

でね、バカな役人とかアホな企業の経営層とかがね、そういう最初の荒唐無稽なアイディアの段階でつかまえとけ!とげきを飛ばす。

そういうヤツらって口ではいくらでも独創的なアイディアは大歓迎だ、どころか革新的破壊的アイディアまでウエルカムってポーズするよね。

。。バカだなあ、と。。オマエらホントに革命的なアイディア眼前に見せつけられたらどうすんの? 力いっぱい拒否するに決まってんだろ?

そしてね、そういう「凡人」どもが、「いいね!」と称賛する「独創的な」アイディアなんて凡人が賞賛してる時点で120%独創的じゃないんだっての!

しょせん、その程度なんだってことに、気づかないかね?

エンジニアが受動的な働きしかしていない

2016-04-11 20:29:55 | IT土方(業界体質を小声で批判してみる)
従来型のものづくりでは、まずプランナーがマーケティングをして、採算の合いそうなビジネスプランを描く。プランをプレゼンして評価されれば資金がやってくる。資金を獲得したら、自らのプランを実現してくれそうなシステムやサービスの開発会社に外注する(ほとんどの場合、プランナーは自分でモノをつくれない)。そうやって伝言ゲームが続いていく。しかし、このビジネスコンテスト的ルートからは、往々にして独創的なサービスが生まれていないように思う。他社も同じように統計とにらめっこして、採算の合いそうな机上の空論を考えるからだろうか。伝言ゲームの中で、どんどん初期の思いが薄まっていくからだろうか。多くの人が関与しすぎて、動きがあまりにも鈍く、スピードが遅いからだろうか。どれもありそうだが、最大の問題は、この順序のモノづくりでは、結局エンジニアが受動的な働きしかしていないことにあるように思う。先端技術の持つ破壊力や爆発力が活かされていないのだ。
この閉塞状況を打破するためには、まずエンジニアが受動的な職人ではなく能動的な発明家になることが必要である。

田中浩也「第三の産業革命」

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倒れたヤツにもはや無茶ぶりできない件

2016-02-02 19:48:32 | IT土方(業界体質を小声で批判してみる)
プロジェクトで火ぃ噴いてさ、途中でぶっ倒れるヤツが出てくるけど、そいつが復帰するとなんか遠慮するじゃん。そんなに無茶ぶりできないっていうか。でもそれってどうなの? ていうか倒れる前からそういうふうに腫れ物にさわるようにすべきだったんじゃねえの? とりあえず順繰りにぶっ倒れたらいいんじゃね? 踏ん張って毎日死んでるプロマネはどうなってもいいわけ? なんか間違ってるよなあ。ぶっ倒れるって自己管理ができてねえのか作業負荷が過剰なのか、グレーなところがあってね。7~8割方後者なんだが。

会社を糾弾せよ、だよなあ?

2015-07-26 19:35:37 | IT土方(業界体質を小声で批判してみる)
家庭を持つ既婚者男子がムダに勤務時間がなげー、ってのがもっと糾弾される世の中にならんかね。。

本人じゃなくてその人が勤めてる会社ね、糾弾されるべきは。だって企業の歯車になるより未来の国の宝を育てるほうが絶対に大事なミッションなんだから!

いちばん腹立つのは口先だけの定時退社奨励。本気で、組合員じゃない管理職がメンバーを追い出せよ!オマエが死ぬ気で組織の生産性あげてみなを早く帰すようにしてみろよ! メンバーの(人目にふれない)サービス残業に甘えてんじゃねえよ。

だから部長職以上の罰則、減給にすべきなんだよ。その部が遅くまで明かりが灯ってるかどうかが判断基準なんだ。見かけ上の勤怠管理じゃねえんだよ「リアル」は。

主体的に動くと、現場で忙殺される。

2015-07-17 20:07:17 | IT土方(業界体質を小声で批判してみる)
(20140302のメモ)

主体的に動くと、現場で忙殺される。
 →勉強はできない 机上のスキルを学ぶ時間はない。

現場で自分を磨くしかない、と覚悟するわけ

「走りながら勉強せよ」ハンパでもいいのよ。
 →それが、今のところは奏功している。

オレの「スキルがない」はもしかしたら謙遜かもしれないぞ?