4月30日(火・祝)
丸山荘の電気は発電機とソーラーパネルで賄ってるらしい。前夜は土砂降りだったので当然ながらソーラーパネルでの発電はできず発電機のみ。御主人から夜8時には発電機を切りますからと言われ、夜8時を過ぎてしばらく経ったとき部屋は真っ暗闇になり、それとともに寝た。
翌朝4時、起きると雨は止んでいた。
バス停のある下津池まではコースタイム3時間半。念のため小屋の御主人に確認すると
「速い人で3時間、遅い人で4時間だね。でも昨夜の雨で林道が崩れてる可能性も考えられるからね・・・」と。
8時55分のバスに乗るために時間に余裕を見て5時に小屋を出た。

登山道は歩きやすくて順調に進んだ。これから下りて行くあろう方向の下界には雲海が広がっていた。

ほぼ1時間ちょうどで登山口に着いた。どうやら雨の心配はないみたいなので、レインウェアを脱いで、あとは林道を歩くのみだ。

幸い林道は崩れた所はなくて問題なく進むことができた。不思議なことに雲海の中の方が気温が低くて、標高が下がるごとに肌寒くなっていった。

おっ、下津池の集落が見えてきた! もうちょっとだー

8時、ようやく人工物に囲まれた下界にたどり着いた。いやあ疲れた。アスファルト歩きは登山とは違う疲れが出る。

丸山荘からバス停までちょうど3時間。


下山後は、バスとレンタカーを乗り継いで、保井野登山口に停めていたた車を回収した後、温泉で汗を流してから帰路に着いた。
帰りのフェリーに乗ることができたのは2便待たされた後の3便目。どうにかまだ “平成” のうちに自宅に戻り着いた。
3泊4日、50km超の石鎚山系縦走は、保井野登山口で出会った登山者から「ゴールデンルートだね」と言われたとおり素晴らしく、平成最後を締めくくるにふさわ思い出に残る登山になった。

自分が同行してたら明らかに足手まといになってたでしょう(笑)
四国独特の景色は楽しめたみたいで良かったです。
次の剣山系は同行させて下さい(笑)
お疲れ様でした!
雨に打たれたことも時間とともに忘れられない思い出に変わっていくことでしょう。
まだ縦走できるコースはたくさんあるようなので、また行きたいと思います。
そのときはぜひ一緒に!!