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日々草

近況はTwitter(@nakawatch)で
ななさん2023.1.26永眠

猫のひたい

2007-05-19 23:19:20 | 


猫は頭を撫でられると喜びますが、動かないものにおでこを押しつけるのも好きらしい。
セルフなでなで?

先日参加したWPPDの撮影会で撮った写真がギャラリーに展示されました。私のは上段左から2番目です。すてきな写真がたくさんありますのでピンホールカメラに関心のあるかたは是非。ただしかな~り重いページなのでおひまなときにでも。
嬉しいことに、ピンホール写真撮りたい!と思ってくれたおともだちが結構いらっしゃるようです。熱が冷めないうちにとっとと入手してさっさと組み立てて撮っちゃいなさいね、きみたち(えらそう)。


猫も意外と思いやる

2007-05-05 15:41:55 | 


猫と暮らす人には経験がおありかもしれませんが、彼らは人の変調に敏感です。
ななは猫一倍素っ気ないようですが、ときには慈愛に満ちた看護猫的行動にでたりもするのです。
なな1歳の盛夏、私は病に倒れ1週間自宅でほぼ寝たきりになったことがあったのですが、クソ暑い最中一緒にベッドに潜り込んで人にしがみついてくるななに驚愕。前日まで涼しいところを選んでひとりで寝ていたのに、これはどうしたことでしょう。ときおり暑さに耐えかねるのかベッドから這い出しては床に倒れて「ふ~・・・」と息をつくのですが、繰り返し添い寝にやってくるわけです。
快気後には通常通り、好きな場所で寝るようになりました。
その後も生理痛で寝込んでいれば腹に乗ってくるし、インフルエンザにかかったときには枕許に待機して、水飲みやトイレに付き添う始末。この場合も症状が軽減してくると構ってくれなくなります。
当然「私を心配してくれているんだ・・・いい子だなあ」と感動するわけですが、一方で「弱った動物の近くをうろうろする肉食獣の本能だろうか」と考えたりもするのです。どうなんでしょう。

のがれもの

2007-02-27 20:21:01 | 


掃除機をかけようと窓を開けると、網戸も一緒に開いてしまった。その一瞬の隙をついてなながベランダへ!
部屋は6階だからもし落ちたらひとたまりもないし、隣室のベランダへつながっているので普段ななを出すことはないのだ。



「母さま、雪ないね」
そうだねえ。今年はベランダの避難ばしごのまわりの雪かきもしなかったし、雨樋の排水口にはった氷にお湯をかけて融かしたりもしなかったねえ・・・。



「おんだんかだね。ごろごろ」
そうだねえ・・・ってそれはやめて~!三毛猫が灰色猫になっちゃう~!!



強制丸洗いです。
「やだも~またぬらされた~」



「なんだかつかれちゃった」
母さまも疲れましたよななさん。

茶虎の仔猫と1週間

2007-02-19 19:24:14 | 


犬との思い出を書いたので猫との思い出も。

学生時代、友人の家に遊びに行く途中小学生数名が歩道にかたまっていた。私は通り過ぎようとしたが連れの友人Yがどうしたの、と彼らに声をかける。彼らは猫、と答える。みると彼らは薄茶色の仔猫を囲んでいるのだった。当時猫には人並み程度の関心しかなかった私は面倒にまきこまれるぞと警戒して先を急ごうとしたが、Yは見過ごさなかった。ほかの仔猫はいないかと歩道脇の草叢にわけいっていく。しばらくして同じ毛色の仔猫をぶらさげてきた。近くにちくわが転がっていたという。どうやら捨て猫らしい。
小学生にはどうしようもないだろう。私たちがなんとかするから大丈夫だよとかなんとかYが彼らにいう。「私たち」のなかには私も含まれるのだろうかと傍観していたつもりの私は妙に不安になる。これから訪問する友人Nが動物病院に勤務しているのでまあ相談してみようというY。なんだきみも人任せか。
仔猫を連れてN宅へ。Nは、自分の病院では保護猫預かり等はしていないのでなんとも、と困り顔。彼女はウサギを飼っているので自宅で預かることもできない。保護に積極的だったYもペット禁止アパート住まいで飼うのは無理だし、その場にいたもうひとりの友人Hは猫アレルギー。
不安的中。結局私にお鉢がまわってきてしまった。まだ仔猫だし、2匹だけだし、里親探しを他のメンバーが行うというのでしぶしぶだったが預かることにした。我が家とてペット禁止だが大家は市外に住んでいるし、隣家との音も伝わりにくいし、上階の部屋は無人だし、短期間なら大丈夫だろう。
Nが昔ウサギ用に買って使わなくなった籠をくれたので仔猫をいれて帰宅。



仔猫たちの思い出箇条書き
■段ボール箱で寝床とトイレをつくった。2匹でもトイレはひとつでいいときいたのでひとつだけにした。しかし大きい子はすぐトイレを憶えたのにちいさい子は全然だめ。カントリー調のお気に入り棚の足許で排尿。棚の足がカビてぼろっちくなる。もうひとつトイレをつくってやったら憶えた。専用のが欲しかったらしい。
■ちいさい子の具合が悪くなる。ぐったりして動かない。死んでしまうのではとおろおろ。綿棒で水を飲ませる。復活。寒いだろうと室温をやたらに上げたから脱水症状?私のばか。
■Yや研究室の友人が猫缶や猫ミルクを提供してくれる。猫たちは器に手を突っこんで猫缶を食べ、汚れた手のまま部屋中歩きまわる。雑巾持って追いかける。部屋が猫缶くさくなる。
■粉ミルクはあまり好まないようだ。液状の猫ミルク(缶入り)を買ってきてやったら大喜び。
■台所にたつと足許に集合する。
■夜寝るときはNにもらった籠に2匹まとめていれておく。今考えるとちょっとかわいそう。反省。
■顔の広いHが学内で里親希望者をみつける。預かってから1週間。講義後に譲渡するので大学に連れていく。研究室で待機。研究室の友人Sが大きい子を机に座らせてなにやら唱えると舟を漕ぎ始める。Sの超能力発覚。友人Iの膝でちいさい子がおもらし。ごめんよI。

1匹は先住猫さんのいる家にいってすぐ仲良しになったらしい。もう1匹はもらわれた酪農家のお母さんにべったりで、農作業中もウエストポーチにいれられて過ごしたそうな。どっちがどっちにもらわれたかは忘れた。

もう12年も前の話だ。今も元気ならじいさん猫かばあさん猫だ。実は性別調べるのも忘れました。