北朝鮮・金正恩政権の「ミサイル」発射・「核開発再開」や尖閣・竹島問題をめぐって高まる軍事的な緊張。
政府やマスコミによって煽り立てられる中国や北朝鮮への危機意識。当然のように進められる米韓の合同軍事演習や米日での「迎撃」ミサイルの配備。「日米同盟の完全復活」をうたって「軍国日本」への道を突き進む安倍政権。
－－－こうした今の日本の現状について、私たちは、しっかり認識する必要があるのではないでしょうか。
私たちＰネットは、このかんの講演学習会において、自民党の「新憲法草案」の分析と批判（石村善治先生）、安倍政権と「新たなファシズム」についての考究（熊野直樹先生）をおこなってきました。このことにふまえて今回五月十一日に、山口大学教授の纐纈厚先生をお招きして、「戦争を拒否する憲法の力を、今こそ活かそう！ ー 加速する「軍国日本」への道 ー 」と題した講演学習会を開催します。
みなさん、ぜひ、ご参加下さい
時：２０１３年５月１１日（土） １４時～１６時
所：早良市民センター ３階 視聴覚室
（福岡市早良区百道２丁目２の１）
纐纈厚先生のプロフィール
１９５１年岐阜県生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程終了。現在山口大学副学長。専攻日本近現代史。
『侵略戦争 歴史事実と歴史認識』（ちくま新書）、『近代日本政軍関係の研究』（岩波書店）、など戦前史の著書と並び、『文民統制 自衛隊はどこへ行くのか』（岩波書店）『憲法九条と日本の臨戦体制』（凱風社）など、軍事化に警告を発する論文・著書多数。
最新刊に『領土問題と歴史認識‐なぜ、日中韓は手をつなげないのか‐』（「スペース伽耶」発行）
講演学習会のチラシです。ダウンロードしてください