本格的な冬近し

　病院の母の様子を見に出掛けました。冬の日を背中に背負い長い影を踏みながら歩きました。二三日前まで赤や黄色に彩られた美しい錦を纏っていた山が、今朝方からの強い風にすっかり葉を落としてしまい、茶色の冬山に変わってしまいました。いよいよ厳しい冬が近づいてきました。看護師さんが、今朝はちらちら雪が舞ってましたよ。いつもの年より少し遅いですがねといわれていました。