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創業日誌    

商人(あきんど)デビュー塾の受講をきっかけに、創業ネタを綴ります。

デパ地下価格は凄い!

2018年07月23日 18時36分32秒 | 起業ネタ

私の住んでいるところの近くの肉屋では鳥の唐揚げが約200円/100gで売っています。しかも、夜になるとそれが半額の約100円のセール価格になるのです。
ところが先日テレビで紹介されていたデパ地下の鳥の唐揚げは、約400円/100gもするのに飛ぶように売れているのです。なんとその量は1日に70〜100kgにもなるとのこと。
単純計算で、唐揚げだけで約40万円もの売り上げです。

また、あるお弁当屋さんは、一食2000円のお弁当が日に300個ほど売れているのだそうです。
こちらも単純計算で60万円もの売り上げです。

デパ地下に出店するにはテナント料や厳しい条件などがあって一概に比較はできないでしょうけど、
デパ地下の人気店はちょっとした町の飲食店では考えられないほどの売り上げなのですね。



事業プランは難しい!

2018年07月06日 03時29分49秒 | 商人デビュー塾

7月4日は商人デビュー塾の8回目、「中間事業プラン発表と助言」でした。

商人デビュー塾に参加しているメンバーがそれぞれ自分の起業プランを順番に発表し、それに対して他のメンバーが質問したり、竹内先生からのアドバイスを伺ったりするというものです。
ここで本来であればあらかじめ竹内先生から配られた「起業プランシート」に記入したものやパソコン画面などを使ってプレゼンテーションを行うことが想定されていたようですが、そこまでできた人はいませんでした。
しかし、すでに物販を開始している人や少なくともビジネスのコンセプトが固まっている人のプレゼンテーションは聞きごたえがありました。
ちなみに竹内先生のコメントですが、基本的には事業内容の良し悪しを判定するというものではなく、起業プランをプレゼンするにあたっての必要項目の不備や改善点についてのアドバイスがメインでした。それも、私も含めてシニアの人やすでに動き出している人のビジネスプランは多少難があっても良いところを探して褒めてモチベーションUPを図るようなコメントが多かったように感じました。
これに対して、今すぐにでも脱サラして起業しようという若い人に対しては、事業内容の詰めの甘さや、まだ企業人からの発想で考えていて起業人としての発想ができていないということを指摘し、「起業して失敗しないためにはあと2年は退職しないで勉強するべき」とアドバイスしていたのが印象的でした。
ところで私のビジネスプランですが、実はまだはっきりと「これがやりたい!」というほど確定しているわけではなかったのですが、候補のひとつを思いきって「これをやるつもり」というスタンスで発表しました。これに対して竹内先生のご講評では、ビジネスプランの内容に対しての評価は保留でしたが、「これがやりたいというシーズだけでなく、どんな層に受け入れれるかというニーズを調査するように」というご指摘をいただきました。これが瓢箪から駒となって実際のビジネスに結びついてうまく行けばいいのですが。



「先輩起業家の店舗ツアー」で らーめん 八か さんを訪問しました。

2018年07月02日 23時55分55秒 | 商人デビュー塾

商人デビュー熟の「先輩起業家の店舗ツアー」の二軒目は、川崎の産業道路沿い(川崎区昭和2-18-14)に、商人デビュー塾の先輩起業家の方がやっている、鶏ラーメンのお店「八か(ばちか)」さんを尋ねました。

「八か」さんは、先日客としてラーメンを食べに行ったのでひときわ興味深くお話を聞くことができました。
例えば、川崎界隈ではスープが豚骨ベースの家系ラーメンが多いので、差別化のためにスープを鶏ベースにし、さらに肉も焼豚ではなく蒸し鶏を使うなど、鶏にこだわったラーメンを出すようにしたとのこと。
さぞやこの鶏ラーメンにこだわりがあるのかと思いきや、もしもこの味が受けなかったらいつでも味を変えられるようにあえて看板には鶏の文字を入れないようにしているのだとか。
でも、私がこのラーメンを食べた感想としては、この味で十分「行列のできる名物ラーメン」になる可能性があると思いました。
八かさんにラーメンを食べに来た客の立場での感想としては、お店の外観はよくあるラーメン屋さんにしか見えず、どんなラーメンが食べられるのかわからないので損をしているのではないかと思います。
店内に飾ってある店主の妹さんが描かれたラーメンの絵は味があって良いのですが、店内にはいらないと見られません。
お店を物色している人に、どんなラーメンを提供しているか一目でわかるように、店先にはラーメンの写真と味のウンチクを掲げた方が良いのではないかと思いました。

「先輩起業家の店舗ツアー」で azzurro private salon さんを訪問しました。

2018年07月01日 23時55分55秒 | 商人デビュー塾

商人デビュー熟の「先輩起業家の店舗ツアー」に参加してきました。

まず、東急東横線・目黒線 新丸子駅近くの azzurro private salon さんを訪問しました。

一見小振りのお店ですが、お客様は一度に一人限定ですので、むしろ贅沢な広さでしょう。そして店内もとてもおしゃれな作りとなっています。
キャッチコピーは
「ここにしかない技術と時間と空間を、全てのお客様に。」
を掲げていて、その分価格は高め。しかも
「ご予約日から5日以内の ご変更 又は キャンセル は
ご予約内容の キャンセル料 100% 頂戴 致します」
と強気の設定です。これについて
「価格ではなく価値を提供していくサロンです。」
と説明しています。

それだけ azzurro さんは
「ここにしかない技術と時間と空間」
に自信があるということなのでしょう。
このビジネススタイルとそれを維持するための努力や、相手を引きつける話術について、商人デビュー塾の竹内幸次先生も絶賛でした。
さらに、
川崎の恵み と 自然の恵み 『かわさき名産品』 認定 プライベートヘアケアプロダクトシリーズ
を開発したり、地元商店街の活動に積極的に参加して地域に溶け込む努力を怠らないなどの姿勢も高く評価していました。
azzurro private salon さん、貴重な時間を割いていただきどうもありがとうございました。

明日と明後日、新橋烏森口の老舗割烹ゆうき家さんの皿洗いをします

2018年06月27日 23時45分00秒 | 商人デビュー塾

私は飲食店で勤めたことはないし、居酒屋にも滅多に行かないので、飲食店のオペレーションというものがよくわかりません。
そこで皿洗いの名目で6月28日(木)と6月29日(金)の二日間、新橋の海鮮割烹 居酒屋 ゆうき家さんの新橋店の厨房に入れさせていただき、
飲食店のオペレーションを見学させていただけることになりました。


ちなみに、ゆうき家さんは創業50年の老舗で、毎日築地で仕入れる新鮮な魚をリーズナブルな値段で提供することで人気です。
そして、ゆうき家さんは、新橋駅烏森口にある新橋店と、
駅から少し離れたところにある日比谷店の二店舗あるのですが、
そのうち新橋店が6月30日(土)よりしばらくの間お休みして、9月3日(月)から新装開店を予定しているとのことです。

素人がいきなり厨房に入って、邪魔者や足手まといにならないようにできるか心配です。
それどころか、お店のオーナーからは、お皿やコップを割って怪我でもしやしないかとさえ心配されているのですが。
しかし、本物の居酒屋の厨房に入れていただくまたとないチャンスですので頑張りたいと思います。
結果については明日以降のこのブログで報告します。

「これ『が』いい」と言ってもらえる仕事をしたい

2018年06月26日 23時45分47秒 | 商人デビュー塾

「とりあえずビール」
といわれることがよくありますね。

お昼を食べに行っても
「なにが食べたい?」
「俺はカツ丼でいいや」
というやりとりもよく聞きます。

しかしこれが、カツ丼が名物のお店に行ったとしたらどうでしょう?
「カツ丼でいい」
とは言わず
「(ここの)かつ丼が食べたい」
となるのではないでしょうか。

「〇〇『で』いい」

「〇〇『が』いい」
ではひと文字しか違いませんが、受けるニュアンスは大きく違います。

どんなビジネスをするにせよ
「これでいい」
ではなく
「これがいい」
と言っていただけるような仕事を心がけたいと思います。

シャクライさんのBook Cafe「ヨミヤスミ」でキーマカレー

2018年06月25日 23時13分36秒 | 商人デビュー塾

昨日は国分寺からの帰りに、週刊アスキーに連載している「カオスだもんね!」の編集者にして登場人物でもあるシャクライ こと 桜井俊宏さんのBook Cafe「ヨミヤスミ」に伺いました。
私は、週刊アスキーがEYECOMと言う名前だった頃から「カオスだもんね!」のファンでしたので、ぜひ来たいと思っていたのですが、ヨミヤスミのオープンから一年経ってやっと叶ったのでした。


「Book Cafe ヨミヤスミ」外観

店内はカウンターが5席とふたり用のテーブルがふたつの計9席。壁面いっぱいに本が並べられていました。
ヨミヤスミは、Book Cafeということで本を読むのが前提のカフェだからか、テーブル席の椅子は深く腰掛けるタイプでゆっくり本を読むのに最適で居心地が良いです。


「Book Cafe ヨミヤスミ」店内


本当は桜井さんこだわりのコーヒーにも興味があったのですが、ここに来る前に国分寺を散策したとき、暑かったこともあり色々飲んでいたのと、時間も遅くて長居もできないと思ったので飲み物は頼まず、夕食として日替わりカレーのキーマカレーだけを注文しました。これが思いのほか挽肉がたくさん入っていて美味しかったです。

私が伺った時には日曜日の閉店間際だったからか店内はすいていましたが、ヨミヤスミは9席しかありませんので、時間によってはすぐにいっぱいになってしまうのではないかと思います。一般的にBook Cafeは回転率が悪く、利益率はどうしても低くなってしまうようです。起業を目指す身としては、この規模のBook Cafeでどの程度収益が挙げられているのかがちょっと気になりました。
とはいえ、キーマカレーは私のオーダーで完売でしたし、スプーンカレーも4種類のトッピングの内メンチカツが売り切れでしたから、桜井さんの想定程度にはオーダーがあるのかもしれません。

日替わりカフェ「びより」の「りまくみ食堂」でランチ

2018年06月24日 23時59分59秒 | 商人デビュー塾

今日は国分寺のマンションの一階にある「カフェといろいろ びより」さんに伺いました。
ここは、は、カフェスペースを中心に、ワークショップスペース、ミニショップ、ギャラリー機能を備えていて、大きく次の3つのカテゴリーで運営しています。

1. 日替わり店主のいるカフェ
2. まいにちマルシェ
3. イベント・ワークショップ

日替り店主のいるカフェでは15グループのお店が毎月1〜2日程度ずつ交代で運営しています。
今日は、「りま」さんと「くみ」さんのふたりで運営している、その名も「りまくみ食堂」が営業していました。
そして、今日のランチのあっさり味のポークジンジャー定食、デザートとしてフワッフワのレモンシフォンケーキとフルーティーなホンジュラス産のコーヒーをいただきました。コーヒーの程よい酸味がレモンシフォンケーキとよくあって美味しかったです。

さて、この「カフェといろいろ びより」は明るくて清潔な感じのスペースで、「ワークショップ」や「イベント」も開催しているそうですが、何と言ってもユニークなのは毎月1〜2日程度だけお店を開くという「間借りカフェ」方式の営業ができる点です。
巷では「間借りカレー」とか「間借りラーメン」が話題になっていますが、ここはさらに開店のハードルが低いと言えるでしょう。
このため「本業は他にある人が、とりあえず毎月1〜2日程度お店を開いてオペレーションを習得したい」という目的には最適なのではないでしょうか?

Googleが広告に利用する要素を見る方法

2018年06月23日 23時23分23秒 | IT関連

私は普段、ブラウザとしてGoogle Chromeを利用しています。検索はもちろん、Google マップ、Google カレンダー、Google 翻訳などのサービスをシームレスに利用でき便利だからです。
ここで、Google Chromeを使っていて検索すると、忽ちブラウザが検索結果を反映した広告で埋めつくされます。これはこれで自分の知りたい情報がみられることがあるので便利ではあるのですが、一時的に知りたかっただけの情報や家族に頼まれて購入した商品、それに以前は興味があったがいまはもう興味が無い情報などに基付く広告が表示され続けたりすると鬱陶しいですね。
そして何よりGoogleが一体どこまで私の興味に関する情報をもっているのかちょっと知りたいと思っていました。

そんな折、商人デビュー熟講師の竹内幸次先生のブログを見ていたら【Googleが知っている自分の情報を知る方法】と言う記事が目に止まりました。

それによるとGoogle広告設定というページを見ることによってGoogleが自分について、どのような情報を知っているのかを知ることができると書いてありました。
そこで、早速見てみたら、私のGoogle アカウントに追加された個人情報、Google のサービスを利用している広告主から提供されるデータ、Google が推定した興味 / 関心などがずらっと表示されました。その内容を見ると自分でも思いもしなかったジャンルがあったりして自分にとっても興味深い内容でした。
また、これらの項目はカスタマイズも可能とのことなので、もう興味がないジャンルの広告が表示するされるようならここの項目を削除するなど編集して見ると良いかもしれませんね。

「アマゾン成長の秘密」は「パワポ禁止」

2018年06月22日 22時22分22秒 | 商人デビュー塾

NHK NEWS WEBに『失敗するなら早く! アマゾン成長の秘密』と題して、アマゾンの元幹部のブリテン・ラッド氏がどうしてアマゾンが拡大、成長できるのか?を語ったインタビューが載っています。

そこで最初のキーワードが「フェイル・ファースト = 失敗するなら早く」。そして次のキーワードが「パワーポイントは使うな」です。なぜパワーポイントを使ってはいけないのでしょうか?

パワーポイントは、グラフや写真を多用しキーワードを強調するため、見やすく、わかりやすいのが特徴で、プレゼンテーションでは当たり前のように使われています。しかしアマゾンではこのパワーポイントを一切使わず代わりに「▼商品やサービスの説明、▼販売やサービスの開始時期、▼顧客にどういうメリットがあるのか、▼なぜアマゾンが行うのか、といった点をプレスリリース風に纏めた資料」と「詳細な資金調達の方法など事業化に向けた具体的な内容が纏められた6ページメモ」を使うのだそうです。
どうしてパワポでなくプレスリリースかというと、ブリテン・ラッド氏によれば

「物事を簡潔に説明するパワーポイントは、都合のいいことだけを強調するので人をだますことができる。一方、プレスリリースは自分の考えをきちんと整理し、何を成し遂げたいか理解していなければ書くことができない。プレスリリースを書いたり読んだりすることは優れたアイデアを実現するために非常に有効だ」

ということなのだそうです。
つまり、アマゾンでは、新しいビジネスプランを、プレゼンテーションの上手下手ではなく、内容そのもので評価するためにリリースとメモを作成させているのですね。そしてこれによりアマゾン社員の思考力を鍛え強さにつなげているとのことでした。

ところでこれってよく考えると、私たちが起業の際に作成する事業計画書とほとんど同じ内容ですよね。
私も事業計画書を作成するときには、これらの事をしっかり説明出来るようにしなければいけないと思いました。

商人デビュー塾の先輩の「らーめん 八か(ばちか)」さんを尋ねました

2018年06月21日 23時59分59秒 | 商人デビュー塾

本日、川崎の産業道路沿い(川崎区昭和2-18-14)に、商人デビュー塾の先輩起業家の方がやっている、鶏ラーメンのお店「八か(ばちか)」さんを尋ねました。ここです

御主人はもともとラーメン屋さんに務めていて、商人デビュー塾に参加していた時からラーメン店を起業する事を目標にしていたそうです。とはいえ、すんなりラーメン店員からラーメン店主になったという訳ではなく、途中に他業種に勤めたりもしたとのことでした。また、開店にこぎつけるまでもっとも時間が掛かったのは店鋪探しとのことでした。
そのお店の作りはラーメン屋さんというより定食屋さんといった雰囲気。店内の配置は細長いテーブルといった方が良さげな、キッチンとは独立したカウンターが5席と4席のテーブルがひとつ。ちょっと変った配置です。注文は最近のラーメン店でよくある、食券機による前払方式です。
メニューは鶏しょうゆラーメンと鶏しおラーメンに各種トッピングとライス、それとビールやコーラなどのドリンクのみで、それ以外は炒飯どころか餃子もありません。まあ、ご主人一人でオペレーションしているので餃子の仕込までは手が回らないということなのかもしれませんが、その分、ラーメンの仕込みに注力しているということでしょうか。
そのラーメンですが、私は特製鶏しょうゆラーメンを注文しました。スープは、家系ラーメンのようなとんこつではなく鷄ベースであっさりしているのですが、とろっとしていて麺に良くからむ美味しいスープでした。麺は細麺なのですが少し硬めで太麺好きな私でも満足です。
そして御主人も「差別化ポイント」と自慢のチャーシューはなんと鶏肉。しかも蒸して作っているとのこと。これが味はしっかりとしみているししかもトロッと柔らかく、差別化ポイントというだけあって絶品でした。
ラーメンの評価については「らーめん 八か」で検索するとラーメン好きの方のレビューが読めますが、どのレビューも概ね好評ですね。

実はこの「らーめん 八か」さんも商人デビュー塾の先輩起業家の店舗ツアーが予定されています。しかも「先輩起業家の店舗ツアー」では、竹内先生のガイド付きです。その時八かさんから起業した時のお話しがもっと詳しく聞けると思いますので今からたのしみです。





川崎市は創業支援メニューが盛りだくさん

2018年06月21日 02時10分14秒 | 商人デビュー塾

今回の商人デビュー塾は、「川崎市及び商店街への出店の魅力及び支援メニューの紹介」と題して様々な支援期間の方が融資や店舗の斡旋、企業家のオーデションなどの紹介と各機関の方との個別相談会でした。というわけで今回は武内先生はお休みです。

ここで、川崎市の創業支援メニュでは、女性・若者・シニア向けの支援制度が紹介されていましたが、中でも女性企業家向けの支援プログラムがたくさんあって、ここに力が入っている印象でした。

さて、起業するときには、まず事業計画書を作製しますね。もちろん融資を受けるためには必須です。しかしひとりで書いているとなかなかうまくまとまらなかったり、売上目標の設定や運用費用の見積もりで悩んでしまいます。今日の相談会でこの辺りをどうしたらいいか伺ったところ、最初から完璧な事業計画書が書けなくても、書きかけの事業計画書をもって相談にくればアドバイスやコンサルティングをしていただけるとのことでした。
一人で考えているといつまでも悩んでしまって先へ進めないことも、相談する人がいて話を聴いてもらいながら考えを進めるとすんなりまとまる事もありますから、事業計画書作製のときにはぜひ相談に行きたいと思います。

とはいえ、今日お話しして下さった方によれば、そうして相談にきた方で事業計画書を書き上げることができたのは3割程度とのことでした。起業してから事業がうまくいく確率は?といったことに目がいきますが、それ以前に起業しようとして、しかしそこまでたどり着けない方がたくさんいるということなのですね。

小売はつらいよ

2018年06月20日 08時41分14秒 | 商人デビュー塾

商人デビュー塾の内容の続きです。

小売業を始めるためには、売るものを仕入れないといけないわけですが、単純に仕入れて売るのではなく、材料を仕入れて商品に加工して売るようにしましょうというお話でした。
その理由のひとつとして、単純に仕入れて売るだけだと仕入れ値の上昇がたちまち大幅な収入減につながってしまうということがあげられていました。
例えば売値が100円としたとき、仕入値が70円の場合、粗利は30円です。ここで、もしも仕入れ値が10円上がって80円になったとします。しかし仕入値が上がったからといってなかなか売価は上げられませんよね。そこでその場合でも売り値を上げずに100円で売り続けたとすると、粗利は20円に減ってしまいます。
つまりこの例では仕入れ値が14パーセント増えると粗利は33パーセント減ってしまい、その結果、同じ粗利を確保するためには、販売数を50パーセントも増やさないといけないのですね。
計算式は小学生でもできる簡単なものですが、こうしてあらためて明確に示されると小売業の厳しさがよくわかります。

レジ待ちの列にも商機あり

2018年06月18日 22時15分49秒 | 商人デビュー塾

比較的大きなコンビニではレジが複数あることもめずらしくありませんね。
従来は、レジごとに列ができていてどのレジに並ぶと一番早く支払いが済むかなと見定めたりしていましたが、思惑がはずれて、前の人の支払いが思いの外時間がかかったりして、こんなことなら隣ののレジに並んでいればよかったと思うことも少なくありません。

そこで、最近ではレジ待ちのお客様を一列に並ばせて、先頭の人から空いたレジへ誘導するようにしているところも増えてきました。
これならレジごとに並ぶ方式と違って、どのレジの列に並ぶかによって並んだ順番と支払う順番が入れかわるということがなくていいなと思っていました。つまり、私は、お客様から上記のような不満が出ないようにするためだけに行なっていると思っていたわけです。

ところが、商人デビュー塾の竹内先生によれば、この方式によりレジ待ちの列をレジごとにわかれていたものを全体を一列にして列を長くすることによって、レジ待ちの間にいろいろな陳列棚の前を通らせることになって、お客様が目についた商品を手にとって衝動買いを増やす効果があるとのことでした。

レジの近くにはガムやちょっとしたお菓子などを置いてレジ待ちの間につい手を伸ばして買ってしまうようにしているのは知っていましたが、それを店内の通常の商品棚にまで拡張していたのですね。
レジ待ちの順番を不公平のないようにしつつ販売増も狙っていたとは気づきませんでした。

人もビジネスも個性が大切

2018年06月17日 03時29分14秒 | 商人デビュー塾

今日は商人デビュー塾の5回目、「小売・サービス業の特徴の整理・把握と成功事例の紹介」でした。

今回も内容が盛りだくさんで話についていくのが大変です。
さて、まずどんな業種を選ぶといいかですが、事業所数の多い業種は、それだけニーズがあると考えられます。しかし、逆に競合他社が多いとも言えます。その中で生き残っていくためには、いかに他社にない個性を打ち出しているかが重要とのことでした。

ここで特に注意すべき点としては、価格の安さを特徴としてはいけないということでした。むしろ価格は高いがそれだけの価値を提供すること、そしてその差別化ポイントによってお客様にどんなメリットがあるのかを明確にしてアッピールすることが大切というお話でした。
というわけで、顧客層設定を明確にして、その人たちに喜ばれるような個性を打ち出なければいけません。
先日教わったアイデア発想法を活用して頑張りたいと思います。