オリオン座のリゲル伴星を撮影しました。
2月4日快晴。日課の夕方のウォーキングに行きました。途中で風もなくきれいな星空でしたので、リゲル伴星と大犬座のシリウス伴星を撮影できると思い短縮コースに変更して帰宅しました。
すぐに20cmドブソニアン望遠鏡を庭へ出して撮影準備しました。
まず、リゲルを導入して×200倍で観察しました。リゲル伴星が主星の上側に観えました。約1年ぶりの観察です。
いつもの重星撮影と同様にコリメート撮影しました。試写してカメラモニターをチェックしますと、リゲル伴星が写っていました。それから連写撮影しました。
次にシリウスを導入して×200倍で観察しました。しかし、伴星が観えるか観えないかハッキリしません。
風のない晴れですが、シーイングが良くないようです。時々チラッと伴星が観える程度です。おかしいなと思いながら、試写してから連写撮影しました。後で良い画像だけ使おうと思いました。
翌日(2/5)、ソフト現像処理しました。リゲル伴星は何とか写って写真らしくなりましたが、シリウス伴星はたくさん撮影しても伴星がハッキリ写ったものがありませんでした。
折角撮影しても残念です。眼視観察してハッキリ観えない時は、写真撮影してもシリウス伴星の良い写真は撮れないことを思い知りました。
シリウス伴星は次回、再度撮影に挑戦です。(3月の撮影が一番きれいにハッキリ撮影できます)
撮影したリゲル伴星の写真を添付します。
リゲルは光度0.1-6.8等、角距離9.5秒です。
公転周期は2万4千~2万5千年らしいです。
オリオン座リゲル伴星
2020年2月4日20時43分16秒 露出1/8秒×2コマ
20㎝ドブソニアン望遠鏡 F6 アイピースNPL6㎜
35㎜ F4.5 トリミングISO3200 自宅 気温4℃