今度は20cmドブソニアン望遠鏡で火星の衛星、フォボスとダイモスを撮影できました。
12月3日晴れ。火星の衛星2個、フォボス(11.3等)とダイモス(12.4等)の撮影チャンスを待っていました。
火星中接近後のフォボスとダイモス両方が火星から離れて撮影できる日が12/3です。
海王星の衛星と天王星の衛星の撮影で撮影ノウハウが判りましたので、火星の衛星も同様に行いました。
×200倍で火星を観察しても衛星は観えませんでした。
ASI290MC動画カメラに切り替えてパソコンモニターで観察しても衛星は確認できませんでした。
後でソフト現像処理してあぶり出すつもりです。露出を数通り変更して撮影しました。
深夜にソフト現像処理しました。
衛星2個、フォボスとダイモスが浮き出てきました。
ステラナビゲータ11ソフトで撮影日時のフォボスとダイモスの位置をチェックしました。その結果、写真と一致していることを確認しました。
火星の衛星、フォボスとダイモスの撮影に成功しました。動画カメラの威力は凄いですね。
撮影した写真3コマを添付します。(12/13写真③追加しました)
どうぞご覧下さい。
初めてハッキリ写ったフォボスとダイモスを撮影できました。
①火星の衛星、フォボスとダイモス
2022年12月3日20時11分~13分 露出0.1秒×100/200フレーム×3コマ
20cmドブソニアン望遠鏡 f1200㎜ ASI290MC IR/UVカットフィルター
GAIN350 動画撮影 RegiStax6+ステライメージ9 トリミング自宅 気温6℃
※キャプチャエリア544×548
②短露出で写った火星の衛星、フォボスとダイモス
2022年12月3日20時20分 露出35.6ms×100/200フレーム×3コマ
他データは①と同じ
③長露出の火星の衛星、フォボスとダイモス
2022年12月3日20時14分~15分 露出0.2秒×100/200フレーム×3コマ
他データは①と同じ