20cmドブソニアン望遠鏡で口径10cmに絞ってもハッキリ写ったシリウス伴星を載せました。
2月21日曇り。先日(2/18)にシリウス伴星実験撮影で筒先を口径10cmに絞って撮影した写真を伴星の写りが良くならないかと思って、再度ソフト現像処理してみました。
ソフト現像処理をいろいろ実施しました。シリウス主星の周りのエアリーディスク(回折リング)が目立たないよう処理していきますと、伴星が単独の点像として浮き出てきました。
写真の上が北になるよう角度補正して、点像の位置角と角距離をチェックして伴星であることを確認しました。
ソフト現像処理でエアリーディスク(回折リング)が見えなくなるよう処理を加えますと、判りにくかった伴星がハッキリ確認できました。
ソフト現像処理をいろいろ試行錯誤してやってみることですね。
ソフト現像処理で浮き出てきたシリウス伴星の写真を添付します。
口径10cmに絞ってもシリウス伴星がハッキリ写っています。
どうぞご覧ください。
口径10㎝に絞ってもハッキリ写ったシリウス伴星
2022年2月18日20時22分~23分
露出35.2ms×250/500フレーム×4コマ
20㎝ドブソニアン望遠鏡 f1200㎜(口径10㎝に絞る)
ASI290MC IR/UVカットフィルター GAIN350 動画撮影
RegiStax6+ステライメージ9 トリミング自宅 気温5℃
※キャプチャエリア544×548、伴星の位置角と角距離チェック済