続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「ビューティフル・デイ」(2017英/クロックワークス)

《『少年は残酷な弓を射る』のリン・ラムジー監督が、『ザ・マスター』の名優ホアキン・フェニックスを主演に迎えたクライムスリラー。行方不明者の捜索を請け負うスペシャリストで元軍人の孤独な男と、すべてを失った少女の物語を、研ぎ澄まされたスタイリッシュな映像美で描き出す。第70回カンヌ映画祭で男優賞と脚本賞のダブル受賞を果たした。》

主人公を演じたホアキン・フェニックスの髭面のむさ苦しさと行方不明の少女を演じた少女の透き通るような美しさが印象的で、起こっている出来事や過去のトラウマなど、部分的にしか見えなくてもどかしく思いながらも、生と死、夢と現実、優しさと残酷さなど、いろいろな意味で対照的なイメージが強烈でぞっとするような怖さの中にも美しさを感じてゾクゾク。

原題が“YOU WERE NEVER REALLY HERE”であることに納得した瞬間に邦題に繋がる終盤の演出も鳥肌ものだった。

あらすじ
元軍人で行方不明者の捜索を請け負うスペシャリストのジョー。州上院議員からの依頼で、ジョーはある組織に囚われた議員の娘ニーナを救い出す。彼女は感情が欠落しているかのように無反応だった。やがてふたりは、依頼主の父親が飛び降り自殺したことを知る。


原題 YOU WERE NEVER REALLY HERE

90分

PG12

監督
リン・ラムジー

キャスト
ホアキン・フェニックス
ジュディス・ロバーツ
エカテリーナ・サムソノフ
ジョン・ドーマン
アレックス・マネット
ダンテ・ペレイラ・オルソン
アレッサンドロ・ニヴォラ

T・ジョイPRINCE品川8 17:20~観客20人程/210席




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