《オペ室搭載の大型車両で事故や災害現場に駆けつける救命医療チーム(モバイル・エマージェンシー・ルーム=MER)の活躍を描いたテレビドラマ「TOKYO MER 走る緊急救命室」の劇場版第2作。主人公・喜多見役の鈴木亮平らおなじみのキャストに加え、南海MERのメンバー役で江口洋介、高杉真宙、生見愛瑠、宮澤エマ、島民たちを救うべく奔走する現地の漁師役で玉山鉄二が新たに出演。》
これはIMAXで観て大正解!
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2023年の4月に観た前作「劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室」も面白かったけど、舞台を南海の離島に移してさらにスケールアップというか、溶岩がまるで怪獣みたいに大暴れ、一難去ってまた一難の展開に息苦しいほどハラハラドキドキしながらも、こうなって欲しい!と思うこちらの期待を裏切らないところもこのシリーズの気持ち良いところ、東京MERの出番も鳥肌ものだった。
喜多見役の鈴木亮平さんが相変わらず頼りがいのある医師を熱演、他のキャストからも熱量が伝わってきて、大変な撮影だったと思うとスタッフ、キャスト全てにお疲れさまと言いたいというか、ネタバレになるので詳しくは言えないけど、賀来賢人くん演じる音羽の変化も見どころ、前作を観た時にも思ったけど音羽を主人公にしたスピンオフ作品が観たいかも!
噴火の様子があまりに生々しくて、カムチャツカ地震の余波での津波被害がひどかったら公開延期になったかも?と思うほどだったけど、とりあえず無事に公開されてなにより、ゴジラ映画顔負けの娯楽映画でもあるけど、離島医療についての問題提起になっているところも秀逸!
“この映画から影響を受けたバンドマンなりに弱さと向き合い強さを定義してみた”という、backnumberの主題歌も耳に心地よかった!
☆あらすじ☆
TOKYO MERの活躍が高く評価され全国主要都市に新たなMERが誕生するなか、沖縄・鹿児島では離島地域に対応できるMERの誘致活動が活発化する。指導スタッフとしてTOKYO MERのチーフドクター・喜多見と看護師の夏梅が派遣され、オペ室搭載の中型車両を乗せたフェリーで離島での事故や災害に対応する「南海 MER」の試験運用が始まるが、半年が過ぎても緊急出動要請はなく、廃止寸前に追い込まれていた。そんなある日、鹿児島県の諏訪之瀬島で火山が噴火し、ついに大規模医療事案への出動が決まる。島では想像をはるかに超える惨状が広がっており、噴煙のためヘリコプターによる救助はできず、海上自衛隊や海上保安庁の到着も数十分後だという。噴石が飛び交い溶岩が迫るなか、南海MERは島に取り残された79人の命を救うべく高難度のミッションに挑む。
※映画.comより
キャスト
鈴木亮平
賀来賢人
高杉真宙
生見愛瑠
宮澤エマ
菜々緒
中条あやみ
小手伸也
佐野勇斗
ジェシー
フォンチー
江口洋介
玉山鉄二
橋本さとし
渡辺真起子
鶴見辰吾
石田ゆり子
スタッフ
監督
松木彩
115分
G
T・ジョイPRINCE品川11(IMAX)18:00〜60人程/300席

