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続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「シチリアーノ 裏切りの美学」(2019伊=仏=ブラジル=独/アルバトロス・フィルム)

?《『愛の勝利を ムッソリーニを愛した女』の巨匠マルコ・ベロッキオ監督が、実話を基に映画化した人間ドラマ。80年代初頭、マフィアの全面戦争が激化する中、マフィアの固い掟を破って政府に寝返った男の姿を描く。出演は、『フォンターナ広場 イタリアの陰謀』のピエルフランチェスコ・ファヴィーノ、『輝ける青春』のルイジ・ロ・カーショら。》

その昔、「コーザ・ノストラ」という映画もあったけど、これはそのコーザ・ノストラという組織の掟に背いた男の話で、これが実話というのも迫力があったけど、最初のうちは人間関係がよく分からなくて、まさに血で血を洗う抗争劇の誰が誰やら分からないうちに話が進んでしまったけど、当時の刑務所内の様子や、異例の裁判劇にグイグイと引き込まれるうちに主人公ブシェッタの人間像が浮かび上がるところはさすが巨匠といわれるマルコ・ベロッキオ監督。

邦題からの印象とはだいぶ違う内容だったというか、これが美学というにはあまりにも生々しくて自分には美学とは思えなかったけど、80年代から始まるイタリアンマフィアの抗争ものというのも最近では珍して見応えがあった。

あらすじ
1980年代、シチリア島でマフィアの全面戦争が起こっていた。パレルモ派ブシェッタは抗争の果てに海外に逃れ、残された家族や部下はコルレオーネ派に次々に殺害された。ブラジルで逮捕されたブシェッタは、ファルコーネ判事から捜査協力を求められて……


145分

R15+

監督
マルコ・ベロッキオ

キャスト
ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ
マリア・フェルナンダ・カンディド
ファブリツィオ・フェラカーネ
ルイジ・ロ・カーショ
ファウスト・ルッソ・アレジ
ニコラ・カリ
ジョヴァンニ・カルカーニョ
ブルーノ・カリエッロ
アルベルト・ストルティ
ヴィンチェンツォ・ピロッタ
ゴフリード・ブルーノ
ガブリエーレ・チッチレッロ
パリデ・チッチレッロ
エリア・シルトン
アレッシオ・プラティコ
ピエール・ジョルジオ・ベロッキオ

ヒューマントラストシネマ有楽町2 18:10~ほぼ満席/62(31)席


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