さてさて本日2本目ですがこちらはちょっと微妙だったかも
内容は…“国家繁栄のために1000人に1人の若者が政府により強制的に殺される《国家繁栄維持法》が施行されている架空の世界を舞台にした異色のヒューマン・ドラマ”というものですが、タイトルの“イキガミ”って、てっきり“死神”と対応する言葉かと思っていたら、“逝き紙”のことだったんですね。
その“イキガミ”の配達員の気持ちの揺れが観客と呼応する形になっていて、設定的にも面白かったんですが、エピソードが多過ぎたのではと思いました。
せっかくなら、エピソードひとつにして、シリーズ化してもよかったかも、って、なんでもシリーズ化すればいいというものでもありませんが。
私が一番ウルっとしたのは“メジャーデビューを夢見るストリートミュージシャン”の話でした、“最愛の妹のために角膜移植を決断する青年”の話もよかったけど、ひとつに絞って後日談とかあってもよかったような気もして…。
ともあれ、戦争の時代には赤紙があったことを考えると、設定的には“日本によく似たとある国の物語”にしても、有り得なくもないわけで、今の日本の平和さを見直すきっかけになるかもですね
シネマメディアージュ9 20:10~観客30人程/193席
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