続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「ドリーム・ホース」(2020英/ショウゲート)

《イギリス・ウェールズを舞台に、片田舎の小さなコミュニティで育てた競走馬が最高峰のレースに挑んだ実話をもとに描いたヒューマンドラマ。主人公ジャンを「ヘレディタリー 継承」のトニ・コレット、夫をドラマ「HOMELAND」のダミアン・ルイスが演じた。》

これは気持ち良い作品だったというか、主人公と動物たちとの距離が近い様子に一気に好感を持って寄り添うような気持ちになったのは、内容は全然違うけど「ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ」を観た時の、冒頭に感じた気持ちと似ているからかも。

そんな主人公の女性が、無気力な夫との味気ない日常からの馬に夢を託す過程に説得力があって、気がつけば応援していたというか、馬と映画の相性の良さはやっぱり抜群!

無謀とも言える妻の夢を否定もせずに手伝う夫との夫婦愛の話としても、なんの楽しみもない片田舎の人々が生きがいを見つけて少しずつ活気を取り戻していく村おこしの話としても楽しめた、無愛想に見えた父親の娘を思う気持ちにも涙。

これが実話に基づいているというからびっくり、実在の競走馬であるドリームアライアンスの活躍はまさに夢と希望の物語にふさわしくて、5台のカメラを駆使したという迫真のレースも見どころだった。

☆あらすじ☆
ウェールズの谷あいにある小さな村。無気力な夫と暮らすジャンは、パートと親の介護だけの単調な毎日に飽き飽きしていた。そんなある日、クラブで共同馬主の話を聞いた彼女は強く興味をもち、競走馬の飼育を決意。勝ったことはないが血統の良い牝馬を貯金をはたいて購入し、飼育資金を集めるため村の人々に馬主組合の結成を呼びかける。産まれた子馬は「ドリームアライアンス(夢の同盟)」と名付けられ、奇跡的にレースを勝ち進んで村の人々の人生にも変化をもたらしていく。
※映画.comより

キャスト
トニ・コレット
ダミアン・ルイス
オーウェン・ティール
ジョアンナ・ペイジ
ニコラス・ファレル
アラン・デビッド
シアン・フィリップス
リンダ・バロン
カール・ジョンソン
ステファン・ロードリ
アンソニー・オドネル
ディ・ボッチャー
ダレン・エバンス
リース・アプ・ウイリアム
ブライアン・ドハティ
アシェク・アクタル
ピーター・デイビソン

監督
ユーロス・リン

原題  Dream Horse

113分

G

ヒューマントラストシネマ有楽町2 16:40〜観客5割程/62席








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